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レアル・マドリードの最新情報を現地メディアから日本語で

MARCA2026年8月21日 19:46

モウリーニョ、開幕前記者会見42分──「キャプテンたちはまだ少し守りに入っている」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督が、リーガ開幕戦(エスパニョール戦)前日に42分・20問に及ぶ記者会見を行い、チームの現状、スタッフ編成、選手評価など多岐にわたるテーマについて語った。 ✅「プレッシャーではなくアドレナリン」 「プレッシャーとは呼ばない。アドレナリンだ。それを求めているし、感じなくなったら何かがおかしい。でも今日は感じていない。やってきた仕事に自信がある。選手たちの野心とメンタリティを信頼している。明日飛行機に乗り込む時、3ポイントを持って帰れると確信しているはずだ」。 ✅負傷者情報 今節の欠場者はエンドリッキのみ(軽微な筋肉系のトラブル)。チュアメニは全体練習に合流しており、「今日、明日、日曜日と練習を積んでコンディションを上げていく」と説明した。ミリタオ、ロドリゴ、フェルラン・メンディは長期離脱が続いている。 ✅「ディオマンデの言葉は全員に当てはまる」 「モウのためなら命を懸ける」というディオマンデの発言についてはこう語った。「あれは表現だ。言葉通りに受け取る必要はない。自分もグループとマドリーのために命を懸けるつもりだ。ディオマンデが私の名前を使ったのは、グループとクラブへのコミットメントを表したかったからだと思う。言葉は簡単に出るが、彼の言葉は私が実際に全員に見ていることと違わない。みんな非常に献身的で、正しいことをしたいという意志が強い」。 ✅「昨季の問題は白紙。バルベルデとチュアメニが証明してくれた」 「多くの情報を持って来た。正直に言えば。でも白紙から始めると決めた。チュアメニが来た最初の日から観察していたが、話す必要がなかった。フェデリコ・バルベルデとチュアメニが、自分たちとは話す必要がなく、和解を持ち込む必要もないことを見せてくれた。平和と普通の状態が戻っていた。何も起きなかったかのようだ」。 ✅「成功はトロフィーで測られる」 「成功した季節というのには様々な見方がある。でも結局のところ、重要なのは結果だ。クラブを大きくし、構造を整え、10年後に備える仕事も重要。でも結果がすべてを決める。4つのコンペティションがある。トロフィーなしでシーズンを終えることは成功とは言えない」。 ✅カンテラ選手をベンチ入り 「明日のベンチにはマリオ・リバス、セステーロ、アレクシス・シリアの3人のカンテラ選手が入る。ミリタオ、ロドリゴ、フェルラン・メンディの長期離脱で枠が空いている。20〜22人で仕事をするのが好きだ。カンテラの選手たちがその枠を埋め、よく働いてくれている。毎回同じ顔ぶれにはしない。ラ・ファブリカの子たちを動機付けたいし、扉は開いていると伝えたい」。 ✅「キャプテンたちはまだ私を観察中」 「みんなに満足している。キャプテンたちは私を知ろうとしている段階だ。言葉ではなく、観察と分析によって私を知ってほしい。毎朝8時にスタッフミーティングがある。前体制から引き続いたスタッフが、前とは違う一体感があると言っている。キャプテンたちはまだ困難な局面でキャプテンシーを発揮する機会がなかった。その時が来れば分かる。今は良い協力関係がある。グループもキャプテンたちの観察・静観の期間を支えてくれている」。 ✅「コミットメントは交渉できない」 「チームになること、正しく働くこと、そして交渉できないものを交渉しようとしないことが必要だ。コミットメントは毎分・毎試合、100%でなければならない。明日は多くの選手にとって初めての挫折の瞬間になる。スタメンに選ばれる者、ベンチに座る者がいる。その挫折を個人としてもチームとしても消化できなければならない。決断を難しくしてほしい。11人でしか始められない。誰かが挫折に飲み込まれてレベルを落とせば、決断は簡単になる。そうはなってほしくない」。 ✅スタッフ編成とケディラ起用 「新しいクラブに入るたびに難しい決断がある。変更は最小限にしたい。クラブ内の人物を1人入れるのが好きで、今回はケディラを選んだ。シャビ・アロンソはトップ監督、アルベロアも同じ、グラネロはビジネスマンになっている。ケディラは明日でも来ると言ってくれた。フィールドで日々成長している。分析スタッフは7人いたが、自分が連れてきたのは1人だけで、残りはそのまま残した。リョピスとヌーノの交代は心苦しかった。ただ以前から一緒に仕事をしている人物がほしかった。ピントゥスとシルバがこの環境に合うと判断した」。 ✅「ロドリがいなくても問題ない」 ロドリ・エルナンデスを獲得できなかったことについては「欠陥ではない。ケーキの上のイチゴのようなものだったかもしれないが、チュアメニ、バルベルデ、ベルナルド・シウバ、中盤のポジションで起用できるアルダがいる。問題はない」と断言した。 ✅「ヴィニシウスは勝ちたいという気持ちが明確だ」 「なぜ以前問題があったのか分からない。私が見るのは勝ちたいという気持ちだ。私が何を求めているかも分かっている。契約合意前のすべての小さな会話は『改善しよう、また勝とう、幸せになろう』という方向で終わっていた」。 ✅「先発メンバーは伏せない」 「先発の11人は選手たちにはもう伝えてある。隠すのは私の仕事ではない。2〜3時間後には情報が届くかもしれない(笑)。理想の11人を固定したくない。常に競争の扉を開いておきたい。1シーズンは長い。3試合連続の密なスケジュールもあれば、代表ウイークというバカンスもある。プレス、ブロック、複数システムへの対応──準備はできている」。

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MARCA2026年8月21日 06:07

マドリーとバルサ、慎重な滑り出し──専門家「今の状態はせいぜい30〜40%」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。今週末にリーガ第2節でリーガデビューを飾るレアル・マドリードとバルセロナ。W杯を戦い抜いた多くのスター選手を抱える両クラブの「本当の実力」は、今の時点ではまだ発揮されていない──。MARCAがコンディション管理の専門家に現状を聞いた。 ✅「バルサ40%、マドリーは20〜30%」 取材に応じたのはカスティージャ=ラ・マンチャ大学教授で、現在はUDラス・パルマスのスポーツサイエンティストを務めるホセ・ルイス・フェリペ・エルナンデス氏。レアル・バリャドリードやCDヌマンシアなど複数のスペインクラブでも負荷管理と故障予防に携わってきたエリートフットボール分野の第一人者だ。 「3月〜4月にCLのピークを迎える頃と比べると、今の段階では大幅にパフォーマンスが落ちる。バルサはチームの核とプレースタイルをある程度維持しているので40%ほどだが、監督交代でダイナミクスが変わっているマドリーは20〜30%と見ている」。 W杯は7月19日に終わり、リーガは8月15日に開幕。W杯に出場し準々決勝以降まで残った選手と、W杯に参加しなかった選手では「まったく別の話」だとフェリペ氏は言う。 ✅「ヴィニシウスを第1節・第2節にフル稼働させることは無理」 W杯に出場しなかった選手でも夏休み4〜5週間+プレシーズン4〜5週間で計10週間。W杯組はその時間すら満足に取れていない。「10週間分のコンディションを一気に取り戻すことはできない。リーグ自体がプレシーズンの延長のようなものになる。だから第1節・第2節でヴィニシウスが本来の姿を見せることは期待しないでほしい」。 「スタッフは皆このことを分かっている。ただ、第1節・第2節で結果が出なければ監督はベンチを見渡す。そこにヴィニシウス、ロドリ、エムバペのような選手がいれば、何かが頭をよぎるのは理解できる」。 目安は「第6〜7節」。それまでは我慢が必要だとフェリペ氏は強調した。 ✅「頭の疲労が最もきつい」 W杯の消耗は身体的なものだけではない。「今の選手たちに最もダメージを与えているのはメンタル面だ。1ヵ月以上自宅を離れ、チームメート・スケジュール・ルーティンが変わり、家族も近くにいない。その状態でスポーツ最高の舞台を戦う。エリートアスリートであっても、それは普通じゃない」。40度の猛暑、連日の移動、「負けたら終わり」のトーナメントを1ヵ月間──。「選手は適応力の塊だが、それでもW杯は特別な重荷を背負わせる」。 重要なのは、「プレーできるから使う」という誘惑に監督が打ち勝てるかどうかだ。「8〜9月に1試合落とすのと、4〜5月に落とすのと、どちらがいいか?今は練習量を減らして休養を増やした方が長い目でプラスになる。少ない方が多い(less is more)──それが私の答えだ」。 ✅「注目選手」:ディオマンデとベリンガム、ロドリとペドリ マドリーで特に注意が必要な選手として挙げたのは、まずヤン・ディオマンデ。「爆発的な動きを繰り返すタイプで、そこへ新国・新クラブへの適応、莫大な移籍金のプレッシャーが重なる。若い選手にとってこれだけの変化が同時に起きるのは相当なことだ。数値を細かく管理すべき選手だ」。もう1人はジュード・ベリンガム。「往復の動きが多く、高強度アクションが膨大。回復に時間がかかるタイプだと見ている」。 一方でエムバペについては「不思議なくらい蓄積しない選手。今シーズンも昨シーズンもフランス代表でW杯まで戦ったのに、もう100%に見える。競争心の塊だ」と別格の評価を下した。 バルサ側では2人。ロドリ・エルナンデスは移籍したばかりで通常のプレシーズンも踏めていない。「落ち着いて環境に慣れさせることが大事。高強度アクションは多くないが、チームに戦術的な秩序をもたらすブスケツ型の選手。ラミンのように繰り返しスプリントするわけではないが、とにかく焦らせないことだ」。ペドリは故障しやすい体質から慎重な管理が必要で「W杯で857分を費やした。今こそリスクを取らず少しずつ動かしていくべき選手だ」と述べた。 ✅データが中小クラブの武器に フェリペ氏はGPS、筋力プラットフォーム、睡眠・安静時心拍数モニタリングなど最新技術の重要性も強調。「これなしで現代のエリートフットボールは生き残れない」。さらに「エムバペのスプリントやラミンのドリブルを持たないクラブがデータを使って彼らを無力化しようとしている。だから今はもう100点超えの圧勝リーガなんてない。誰でも大クラブの顔に泥を塗ることができる」と語り、情報の民主化がリーガの競争力を底上げしていると指摘した。 マドリーとバルサが今週末にピッチへ送り込むのは、まだ「途中経過」の姿だ。本当の姿は4〜5月に解禁される──そのことを念頭に置いて、今節の結果を判断する必要がある。

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MARCA2026年8月21日 06:04

コナテ「最初にもらったユニフォームはマドリーのものだった」──入団会見で夢と覚悟を語る

スペイン紙『MARCA』が伝えた。レアル・マドリードに加入したDFイブラヒマ・コナテが、フロレンティーノ・ペレス会長とピリが同席した歓迎セレモニーと契約署名を終え、クラブの公式メディアに対してインタビューを行った。 ✅「最初のユニフォームはマドリーだった」 「これは自分にとって非常に特別な瞬間です。マドリーのユニフォームは私が最初に手にしたものでした。兄がプレゼントしてくれたんです。子どもの頃からこの素晴らしいクラブでプレーすることを夢見ていました。そして今、その夢が叶います」。英語と流暢なスペイン語を交えながら語ったパリ出身のCBは、ラ・リーガ開幕のわずか数時間前というタイミングで記者会見に臨んだ。 ✅「マドリーは常に最高を求める。その覚悟はある」 野心をあらわにしながらも、白いユニフォームを着ることの重みも十分に承知している。「このクラブが常に最大の野望を持っていることは知っています。マドリーに来る者は皆それを分かっています。このエスクードのために、ピッチの内外で全力を尽くす覚悟はできています。全てを捧げることを誓います」。 ✅「パリでマドリーに敗れた。今度は自分の歴史を刻む」 CLタイトルへの強い思いも語った。「決勝の舞台は一度しか経験していません。2022年、パリです。あの試合ではレアル・マドリードが優勝しました。また別の決勝を。今度はこのクラブで自分の歴史を書き、多くのタイトルを獲得し、チームが勝ち続けることに貢献したい。アラ・マドリー!」と締めくくった。 かつてリヴァプールの一員としてあの夜のパリで黒星を喫したコナテが、今度は白いユニフォームをまとって新たな歴史を刻もうとしている。

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AS2026年8月21日 00:37

モウリーニョ「エムバペは成層圏レベル」──シャルケ戦でも圧巻、通算86ゴールの男が「本番」へ

スペイン紙『AS』が伝えた。「良い選手、とても良い選手、そして"とてもとてもとても"良い選手だけがいる」──プレシーズン最後の親善試合(シャルケ戦)後、ジョゼ・モウリーニョが自チームについて下した分類だ。その最上位カテゴリーにエムバペが入ることは間違いない。 ✅「笑ってしまうほど上手い──成層圏レベルだ」 エル・チリンギートとのインタビューでモウリーニョはこう語った。「エムバペは信じられない。練習中に時々笑ってしまう。あまりに上手すぎる。成層圏レベルだ」。 さらにバカンス明けのエムバペの姿勢を絶賛した。「彼が今後どうなるか、すべてを考えると……8月14日に合流できるところを12日に来た。なぜ12日に来たかといえば、最低限のコンディションでシャルケ戦に出たかったから。全員と同じ練習の強度で取り組み、難しいトレーニングでも向上しようという意欲を持っていた。すでに流れに乗っている他の選手たちのリズムに飛び込むのは簡単ではないが、同じコミットメントを示した」。 ✅新加入組で唯一のスタメン だからこそエムバペは、ゲルゼンキルヒェン(シャルケのホームスタジアム)での開幕前最後の試合で、わずか6日間の練習しかこなしていないにもかかわらず、新加入選手の中で唯一スタメンを飾った。ククレジャ、ベリンガム、ディオマンデはベンチスタートだった。モウリーニョはハーフタイムで交代させたが──無理をさせる必要はない──それでも45分間は圧巻だった。ボンディ出身の英雄は今シーズン初ゴールを叩き込み、さらに2度の決定機も作り出した。 ✅W杯直後でも衰えない得点感覚──マドリー通算86ゴール エムバペはバカンス前と変わらぬ好調のままピッチに戻った。わずか1ヶ月前、W杯で10ゴールを挙げてゴールデンブーツを受賞し、W杯史上最多得点記録も更新した。そしてピッチに戻っても同じだった──合流からわずか6分以内に今季初ゴールを決めた。レアル・マドリードでの通算は86ゴール(1年目44ゴール+昨シーズン42ゴール)。 ✅夢のスカッドで「本番」へ モウリーニョの手元には今季、まさに夢のスカッドが揃っている。毎シーズン20ゴールを安定して積み上げるヴィニシウス・ジュニオール、W杯で最高の姿を見せたベリンガム、新戦力ディオマンデへの期待、ギュレルのアシスト、バルベルデの豪快なシュート……そしてほぼ確実に40ゴールをもたらすエムバペ。「本番」が始まる。「良い、とても良い、とてもとてもとても良い選手たち」の準備は整った。

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AS2026年8月20日 22:17

マスタントゥオーノ「マドリーでは簡単ではなかった」──フィオレンティーナ加入会見

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーから1年間の期限付き移籍でフィオレンティーナに加入したアルゼンチン人MFフランコ・マスタントゥオーノが記者会見を行い、マドリー時代の率直な感想と新天地への意気込みを語った。 ✅「フィオレンティーナのプロジェクトに惹かれた」 「フィオレンティーナを選んだのは、非常に興味深い成長中のプロジェクトを提示してくれたから。自分のキャリアにとっても、このタイプのクラブに来ることは重要だと思った。決断に満足している。イタリアのサッカーは世界でも重要で、この国でプレーしたいとずっと思っていた。フィレンツェに着くと、ファンが本当に温かく迎えてくれた。空港での歓迎は素晴らしかった。責任というよりも、仲間とともにフィオレンティーナを頂点に返り咲かせるためのコミットメントだと感じている」。 ✅リーベル・プレート、マドリーとの2つの特別な経験 「リーベル・プレートとレアル・マドリードという2つの偉大なクラブでプレーできたことは本当に光栄だった。プレッシャーは好きだ。あれほど威圧感のあるスタジアムでプレーした経験は、これからのキャリアでも必ず力になる」。 ✅「マドリーでの会話は友好的だった。でも簡単ではなかった」 移籍の経緯についてはこう語った。「マドリーと話した時、会話は友好的で温かいものだった。クラブを離れる決断をした。多くのオファーがあり、関心を示してくれた全ての人に感謝している。ただフィオレンティーナと監督の話を聞いた時、プロジェクトに強く引きつけられ、発表の1週間前に決断した。マドリーでは全員にとって難しいシーズンだった。簡単ではなかった。でもそういう経験は常に学びと成長につながる。ここに来ることはリベンジではなく、自分がどんな選手かを証明する機会だ」。 ✅同胞ニコ・パスとの再会 セリエAではコモで活躍するアルゼンチン代表の同僚ニコ・パスとも再会する。「ニコとは直接話していないが、代表で一緒にプレーした。コモでの活躍はずっと追っていた。素晴らしい選手だ。ただ誰かと比べるつもりはない。チームのために戦い、目標を達成することだけを考えている」。 ✅チームメートへの印象 フィオレンティーナの選手たちについては「アッタ、モイーズ・キーン、グドムンドソンには驚かされた。非常に高いレベルだ」と評価。また「フィオレンティーナにとって最大のアルゼンチン人といえばバティストゥータだ。伝説の存在だが、自分もこのクラブの歴史の一部になりたい」と締めくくった。

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AS2026年8月20日 21:25

開幕前夜のヴィニシウス──縁起の地コルネジャで「最高の自分」を取り戻せるか

スペイン紙『AS』が伝えた。プレシーズンで精彩を欠いたヴィニシウスにとって、リーガ開幕戦の舞台は好相性のRCDEスタジアム(コルネジャ-エル・プラット)だ。 ✅プレシーズンは低調 契約交渉が長引き、2032年までの契約延長が合意されてからプレシーズンに合流したヴィニシウス。フェレンツバーロシュ戦(1-2)では45分出場したが動きが重く精度を欠いた。モウリーニョは「正常だ。今はフィジカルのトレーニングを大量に積んでいる。次の試合ではよくなる、さらに次ではもっとよくなる」とフォロー。続くデポルティーボ戦(70分)では多少改善されたが本来のキレには程遠かった。最終プレシーズンのシャルケ戦でも相手ディフェンダーを抜けたのは1度のみ。それでも終盤にカレーラスへのバックヒールパスを通し、エスピのゴールを演出した。 ✅コルネジャは「お気に入りの地」 しかしRCDEスタジアムはヴィニシウスにとって特別な場所だ。通算6試合で5ゴール3アシスト。チームはヴィニシウスが絡むと必ず勝っている。 昨シーズン第34節、タイトル争いで崖っぷちに立たされたマドリーがエスパニョールに乗り込んだ試合が最大の見せ場だった。0-0のまま膠着しかけた展開を、ヴィニシウスの2発で一気に解決した。1点目はゴンサロとのワンツーから、GKドミトロヴィッチの飛び出しを見てポストに沿って流し込む冷静なフィニッシュ。2点目は芸術点満点──ベリンガムとのワンツー(ベリンガムはかかとで返した)から、アウトサイドで一発、エスパニョールのゴール隅へ突き刺した。 22-23シーズンにも同じ地でチュアメニのアシストから先制ゴールを決めたクロスショットを持つ。 ✅光と影、そしてファンとの和解 今夏の最大のニュースはやはり契約延長(2032年まで)で、これによりエムバペに次ぐチーム内2番目の高給取りとなった。W杯ではブラジル代表の大黒柱として活躍したが、チームはノルウェーに敗退。休暇を経てバルデベバスに戻り、新たな気持ちでシーズンに臨む。 ただし2シーズン連続で大きなタイトルを獲れず自身のパフォーマンスも低迷した結果、昨シーズンはベルナベウでブーイングを受ける場面もあった。ヴィニシウス自身はこう語っている。「ファンにはブーイングする権利がある。このクラブのために進化し続け、働き続ける。クラブは私に全てを与えてくれた」。 プレシーズンで本来の輝きを見せられていないだけに、縁起のいい地での開幕戦は「最高の自分」への再出発にこれ以上ない舞台だ。

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MARCA2026年8月20日 20:47

マドリーの22歳MFマヌエル・アンヘル、アルメリア移籍が急接近──保有権50%で600万ユーロ

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのカンテラ出身MF、マヌエル・アンヘル(通称・マミ)のアルメリアへの移籍交渉が大きく前進している。 複数クラブからオファーを受けていた中、最も条件が近づいているのがアルメリアだ。MARCAの取材によると、マドリーは保有権の50%を600万ユーロで譲渡する条件を提示。アルメリアはこの枠組みを前向きに検討しており、ガルシア・ピミエンタ監督のもとでプリメーラ・ディビシオン復帰を目指すクラブにとって、マミは「最高の補強」と評価されている。 ✅モウリーニョの構想外、カスティジャ卒業のタイミングも マミはモウリーニョの構想外であることが明確となっており、本人もクラブもカスティジャ(マドリーBチーム)の段階は終わったと判断している。1部昇格を狙うクラブへの完全移籍を優先していたことから、アルメリアは条件を満たす最良の行き先となった。 ✅プロフィール マヌエル・アンヘル・モラン・イバニェス(通称マミ)は2004年3月15日生まれ、セビージャ近郊のアルバイダ・デル・アルハラフェ出身。2012年から6年間セビージャの下部組織で育ち、2018年にバルデベバスへ移籍してマドリーのカデーテBに加入。着実にカテゴリーを上げ、昨シーズンはトップチームで公式戦7試合に出場した。コパ・デル・レイでアルバセテ戦にてデビュー、CLではマンチェスター・シティ戦に2試合出場、リーガではセルタ、エルチェ、マジョルカ、ベティス戦に先発した。

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El País2026年8月20日 18:18

マドリーはこの夏、選手ではなくモウリーニョを買った

スペイン紙『エル・パイス』が伝えた。マドリーはこの夏、総額2億2500万ユーロで6選手を獲得した。しかし2年間の低迷を経た今夏の補強が「革命」かと問われれば、答えは否だ。 ✅史上最高額になりうるディオマンデ、異例の30歳ダンフリース ヤン・ディオマンデは固定費1億2500万ユーロ+変動費で最大1億4000万ユーロとなり、クラブ史上最高額の可能性を持つ。デンゼル・ダンフリースは2000万ユーロで加入したが、30歳という年齢はここ数年若手獲得に特化していたマドリーには異例の選択だ。 最も「異例」なのはベルナルド・シウバ(32歳)かもしれない。マンチェスター・シティとの契約満了という市場の好機を掴んだ形だが、直近15年で最年長の加入選手だ(2023年のホセル・マト33歳、2010年のリカルド・カルバーリョ32歳に次ぐ)。他の新加入はマルク・ククレジャ、イブラヒマ・コナテ、カルロス・エスピの3人。 ✅疑問は変わらない 2億2500万ユーロを使っても、開幕2週間前に漂う疑問は2年前と変わらない。 ヴィニシウスとエムバペはようやく連携できるのか。両者は守備にもっと貢献できるのか。2シーズン居場所を見つけられていないベリンガムは超攻撃的な編成の中で機能するのか。リーガで待ち受ける多くのブロック守備を崩せるのか。そして何より──アンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルベロアの誰もが得られなかった「全員のコミットメント」をモウリーニョは引き出せるのか。 ✅中盤の根本的な問題は未解決 ベルナルド・シウバの獲得はチームの最大の弱点──「中盤からゲームを作れない」問題──への唯一の対処だ。それ以外、クラブは攻撃陣の主要なピース(ヴィニシウス、エムバペ、ベリンガム)には手を入れず、守備的MFのプロフィールも変えなかった。ロドリ・エルナンデスも、他の誰も獲得しなかった。カマヴィンガ、チュアメニ、バルベルデ、ベリンガムという「フィジカル重視路線」は継続されている。チュアメニとバルベルデは昨シーズン更衣室の大きな危機を引き起こした当事者だ。 モウリーニョは公の場での初発言でこう述べた。「昨年は多くの人が失敗した。選手や監督だけじゃない。内部の人間も失敗した」。そしてこう続けた。「チームには勝ちたいという意欲が強くある。常識を受け入れられる状態だ。全員がもっとチームにならなければならない」。2年間の低迷の核心にあった「コミットメントの欠如」を指した言葉だ。 ✅ヴィニシウスの残留と記者会見なし ヴィニシウスの契約延長交渉は長らく膠着していた。残り1年契約に近づく中でアーセナルが強い関心を示したが、マドリーはヴィニシウスへの投資を貫き、合意に達した。なお今夏の新加入選手は一人も記者会見を行っていない──その理由についてクラブからの説明はない。 ✅大きな解決策の名前はモウリーニョ 守備の補強とディオマンデの獲得は目を引くが、チームを崖っぷちに追い込んだ根本的な問題への直接の答えにはなっていない。2年間で4人目の監督となるモウリーニョこそが、マドリーが今夏最も大きく賭けた「補強」だ。開幕戦は土曜夜、エスパニョールのホームでのアウェー戦(日本時間・日曜4時30分)。

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MARCA2026年8月20日 18:02

マドリー、ブランド価値2,400億円で3年連続クラブ世界一──バルサ2位、アーセナルが急伸

スペイン紙『MARCA』が伝えた。ブランド評価会社【ブランドファイナンス】が発表した「Football 50 2026」レポートによると、レアル・マドリードが3年連続でサッカークラブのブランド価値・ブランド力世界1位の座を維持した。 ✅マドリーのブランド価値は2,400億円、前年比25%増 マドリーのブランド価値は24億ユーロ(約3,900億円)で、前年比25%増。ブランド力スコアは100点満点中95.8点で、分析対象となった281クラブの中で最高値を記録した。ブランドファイナンスはその要因として、クラブの国際的リーチ、ファンベース、歴史、主力選手の存在感、スポーツ上の威信を商業的魅力に転換する能力を挙げている。 バルセロナは前年比15%増でブランド価値約20億ユーロ(約3,250億円)に成長し、2位を維持。2年以上ぶりとなったスポティファイ・カンプ・ノウへの帰還と2年連続ラ・リーガ制覇が成長を後押ししたとされる。 ✅急伸したアーセナルが3位へ 最大の躍進を遂げたのはアーセナルだ。前年比28%増で15億ユーロ(約2,450億円)に到達し、5つ順位を上げて3位に浮上。22年ぶりのプレミアリーグ制覇とCL決勝進出が評価された。バイエルン・ミュンヘンは前年比21%増で同じく15億ユーロで4位、PSGが5位。マンチェスター・シティ(6位)、リヴァプール(7位)、マンチェスター・ユナイテッド(8位)、チェルシー(9位)、ボルシア・ドルトムント(10位)がトップ10を形成する。 ✅上位50クラブ合計は過去最高 上位50クラブのブランド価値総額は239億ユーロ(約3兆9,000億円)に達し、この分類が始まった15年前以来最大の年間増加幅を記録。そのうちトップ10クラブだけで149億ユーロを占め、全体の3分の2近くに相当する。 ✅スペイン勢はアトレティコも躍進 2大クラブ以外でもスペイン勢は存在感を示した。アトレティコ・マドリードが前年比22%増で世界11位に浮上。ベティスも5つ順位を上げ33位(前年比14%増)、アスレティック・クラブが39位、ビジャレアルが45位、レアル・ソシエダが50位にランクインした。 ✅ラ・リーガはプレミアリーグに次ぐ2位 リーグ単位でもラ・リーガはブランド力世界2位を維持。プレミアリーグに次いでブンデスリーガ・セリエA・リーグ・アンを上回った。ブランドファイナンスは、スペインフットボールの次の課題としてマドリーとバルサの国際的知名度を活用して他クラブやラ・リーガ全体の価値を底上げすることを挙げた。特に2030年W杯(スペイン・ポルトガル・モロッコ+アルゼンチン・パラグアイ・ウルグアイ共催)を見据えた取り組みが重要だとしている。

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The Athletic2026年8月20日 16:01

トレント・アレクサンダー=アーノルド、モウリーニョのもとで迎える重要な2年目

英メディア『The Athletic』が伝えた。W杯でイングランドがベスト4進出を果たした裏で、トレント・アレクサンダー=アーノルド(27歳)はマドリーでモウリーニョとともに新シーズンの準備を進めていた。 トーマス・トゥヘルのW杯メンバーから外れたトレントだが、これは屈辱的なシーズン1年目の評価の反映でもある。一方でこの夏、長いオフで心身を充電し、モウリーニョ体制のもとで再出発を図っている。 ✅混戦だった1年目 1年目は筋肉系の怪我を2度経験し、全大会合計30試合の出場にとどまった。しかしシーズン後半、1月にシャビ・アロンソが解任されアルバロ・アルベロアが就任すると、元主将カルバハルを抑えてファーストチョイスに定着。ベンフィカ、マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン相手のCLノックアウトラウンド全試合に先発した。 全大会でアシスト5本も記録。3月のアトレティコとのダービーではヴィニシウスの決勝点、CL準々決勝バイエルン第1戦では0-2から2-1とした局面でエムバペのゴールをアシスト。アリアンツ・アレーナでの第2戦でもエムバペへの精密なスルーパスでノイアーのビッグセーブを引き出した。 批判を浴びた場面もあった。3月上旬のセルタ・ビーゴ戦でマークが外れて同点ゴールを許したシーン、またアトレティコとのダービーではトレーニングに20分遅刻したことで先発から外された。しかしその後の選手・スタッフへの謝罪と処分の受け入れは内部から高く評価されている。 あるコーチングスタッフは「世界クラスのボールコントロール、パス、シュート、そして加速力があり絶対的に素晴らしい選手だが、時々集中が切れることがある」と評した。「彼はゲームを分析するタイプの選手で、スカッドの中でサッカーを楽しんでいる5〜6人の一人だ」とも語っている。 ✅モウリーニョのプランとは モウリーニョはプロジェクト始動の5月の段階からクラブに右SBの補強を要請した。左サイドはマルク・ククレジャを獲得して1番手を明確にしたが、右サイドはトレントをファーストチョイスとしつつ、それを補完できる選手の獲得を希望していた。 クラブ関係者によると、モウリーニョは「非常に重要な選手になる。右SBとしての立場からさまざまな役割を担える高い汎用性を持つプロフィールで、中盤で数的優位を作れる」と見ている。これはプレシーズンですでに表れている。 メインプランではないものの、モウリーニョはリヴァプール時代と同様にトレントをMFとして試すことにも前向きだ。ヴィニシウス、エムバペ、そしてRBライプツィヒから最大1億4000万ユーロで加入した19歳のヤン・ディオマンデのスピードと攻撃力を生かすため、トレントの視野と長短のパスを最大限に活用したい考えだ。 関係者はトレントについて「ピッチ外でも非常に真摯に取り組み、野心的な選手だが、マドリーに来てからは控えめで恥ずかしがり屋な面もある」と語っている。 ✅ダンフリースの役割は 7月にインテルから2500万ユーロのリリース条項行使で加入したデンゼル・ダンフリース(30歳)は、トレントの競争相手として獲得された。76キャップを持つオランダ代表レギュラーで、2023年と2025年のCL決勝にも先発した実績を持ち、SBとウイングバックの両方をこなせる汎用性も魅力だ。 モウリーニョ寄りの関係者によると、監督はトレントのプロフィールに近い選手をより好むとされているが、ダンフリースにも相当な出場機会が与えられる見込みで、今週土曜のエスパニョール戦(リーガ開幕)で先発を飾る可能性も十分にある。 ✅選手サイドから見た現状 トレントの陣営に近い関係者によれば、モウリーニョのもとでの日々を楽しんでおり、63歳の指揮官に印象を残そうとあらゆる努力をしているという。この夏は長い休暇中もスペシャリストと個別トレーニングを積み、7月中旬からの合流後はキャリアでアンフィールドでブレイクして以来最長のプレシーズンを過ごしている。 昨夏は感情的なリヴァプール退団直後にクラブW杯に投じられたが、今夏はじっくり準備できた。マドリーが自分を獲得した理由を証明する舞台は整っている。

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AS2026年8月20日 12:59

ディ・ステファノからクリスティアーノまで──マドリー史上最も痛烈な別れ12選

スペイン紙『AS』が伝えた。百年を超えるマドリーの歴史の中で、クラブを去った伝説たちの「別れの瞬間」を振り返る。 ✅アルフレッド・ディ・ステファノ(1964年) 最も衝撃的な別れは、クラブの象徴そのものだった。1953年に加入したディ・ステファノは11年間白いシャツを着続けたが、1964年夏にウィーンでCL決勝をインテルに1-3で落とした後、ミゲル・ムニョス監督と激しく対立。コパ・デル・レイのアトレティコ戦で、監督は理由も告げずディ・ステファノをメンバーから外した。激怒した彼にベルナベウ会長は監督を支持。最終的にディ・ステファノはエスパニョールへ移籍した。後年、フロレンティーノ・ペレスが名誉会長として彼を呼び戻す。 ✅パコ・ヘント(1971年) 欧州カップを6度制した唯一の選手も、去り際は静かではなかった。1971年の欧州カップウィナーズカップ決勝でチェルシーに敗れた後、ベルナベウ会長は若返りを決断。GMのライムンド・サポルタから電話を受けたヘントは「アルフレッドのことを思い出した」と語った。「ユース監督にならないか、給与は今と同じだ」と告げられ、そのまま選手生活に幕を下ろした。「チームの選手はユニフォーム姿、私はスーツ姿でいた。そうして去った」。 ✅アマンシオ(1976年) 前半のCL5連覇世代と、後に続く「イェイェ世代」をつなぐ存在だったアマンシオは、1976年に引退。最後のCLの試合はミュンヘンで、退場という苦い幕切れだった。選手としての別れを告げたが、その後コーチングスタッフに加わった。 ✅マヌエル・ベラスケス(1977年) マドリード生まれのベラスケスはサンティアゴ・ベルナベウ会長とたびたびぶつかった。1971年の欧州カップウィナーズカップ決勝後、友人ペドロ・デ・フェリペを庇って会長と正面衝突。それでも会長は実力を認め1977年まで在籍させた。しかし自分の契約更新がないことを知ったのは廊下での偶然だった。チームメートのパウル・ブライトナーが移籍交渉のため来訪し、別れ際にベラスケスが「また会おう」と言うと、ブライトナーが返した。「もちろん、2ヶ月後に君の引退記念試合で」。こうして1977年8月、マドリー対アイントラハト・ブラウンシュヴァイクの引退試合が行われた。 ✅エミリオ・ブトラゲーニョ(1995年) 「エル・ブイトレ=ハゲワシ」の愛称を持つブトラゲーニョは1995年5月18日、ラモン・メンドーサ会長とともに記者会見に臨み「マドリーを去ることが最善」と告げた。1994年夏にバルダーノが就任し、さらに若きラウールが台頭したことで出場機会は12試合・1ゴールに激減。それでもリーガ優勝で締めくくり、若きトッティ擁するローマとの引退試合も行われた。その後メキシコのセラヤで現役を終え、現在はマドリーの機関関係ディレクターを務める。 ✅プレドラグ・ミヤトヴィッチ(1999年) 32年ぶりのCL制覇を決定付けた男が、わずか3年で去った。1996年に移籍金12億5000万ペセタで加入し、リーガ・CL・スーペルコパ・インターコンチネンタルを制覇。しかし1999年、ジョン・トシャック監督の構想外と知るや、フィオレンティーナへの移籍を承諾。残り3年の契約があったにもかかわらず。去り際の言葉は刺さる一言だった。「去るのは、必要とされていないから」。 ✅フェルナンド・レドンド(2000年) オールド・トラッフォードの伝説のバックヒールアシストでCL準決勝を制した立役者が、翌夏に放出された。フロレンティーノ・ペレスが会長に就任し、ルイス・フィーゴ獲得の資金捻出のため、ACミランが提示した18億円(約18M€)でレドンドを売却。1994年から6年間、アルゼンチン風の独特な個性でチームを牽引した男が去った。「フィーゴに使う資金のために売られた」とレドンドは語った。マドリーはスターを手放してスターを得たが、更衣室でのリーダーシップという財産を失った。 ✅フェルナンド・イエロ(2003年) 2002-03シーズン、アスレティック戦でリーガ優勝を決めた翌日、主将イエロの放出が発表された。優勝後の更衣室でバルダーノとのトラブル、選手たちによるファン・報道陣へのすっぽかし、セレモニーへの遅刻騒動など混乱が続いた。翌日の取締役会の長い会議の末、イエロはクラブを去った。 ✅ビセンテ・デル・ボスケ(2003年) 1999年にトシャック後任として就任したデル・ボスケは、パリでバレンシアを3-0で下し「第8のCL」を制覇。2つのリーガ、2つのCL、インターコンチネンタルなど多くのタイトルを積み上げた。しかしリーガ優勝の翌日、更新なしを通告された。バルダーノは「方針転換の時」と語った。後任のカルロス・ケイロスのマドリーはコパ決勝敗退・CLでモナコに敗退・リーグ最終5連敗という惨状に終わった。 ✅ラウール・ゴンサレス(2010年) 「ラウール・マドリー」と呼ばれた時代を作った男は16年間・700試合超・300ゴールを経て、シャルケへと旅立った。ペジェグリーニ政権でスタメンを失い始め、最後のゴールはデビューの地と同じラ・ロマレーダだった。33歳でドイツへ渡り、カタール、アメリカでさらに7年プレーした。 ✅イケル・カシージャス(2015年) 16年間ゴールを守り続けたカシージャスの別れは、二段階に渡った。まず単独の記者会見でポルトガル移籍を発表。しかし翌日、フロレンティーノ会長が「本人が望んだ演出だ、彼が望んで去った」と説明する事態になり、改めてベルナベウでトロフィーを抱えた「第二の別れ」が行われた。モウリーニョとの確執、ディエゴ・ロペスやケイラー・ナバスに正GKの座を明け渡した末の退場。その後心筋梗塞を乗り越え現役を終えた彼は、今フロレンティーノの顧問として復帰しようとしている。 ✅クリスティアーノ・ロナウド(2018年) CL3連覇の喜びもつかの間、クリスティアーノが冷や水を浴びせた。「マドリーにいられて良かった……」。9年間・438試合・450ゴールという歴代最多記録を作った最高得点者が、ロシアW杯中の7月にユヴェントスへ去った(移籍金約100M€超)。理由は報酬をめぐるクラブとの軋轢──バルセロナがメッシを優遇していると感じていた。彼の離脱後、1年間で監督が3人交代するという混乱が続いた。しかし時は過ぎ、今やフロレンティーノとの関係は修復されたという。

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MARCA2026年8月20日 09:22

モウリーニョ「ここにいた時、何かを嗅いでいた」──ネグレイラ事件に皮肉込みで言及

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョがエル・チリンギートのインタビューで、バルセロナの「ネグレイラ事件」について皮肉たっぷりに語った。 ✅ネグレイラ事件とは ネグレイラ事件とは、バルセロナがスペイン審判技術委員会(CTA)の副委員長ホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏に対し、2001年から2018年にかけて計730万ユーロ(約12億円)を支払っていたとされるスキャンダル。審判への影響力行使を目的とした不正と見なされており、スペインの司法が捜査を進めている。 ✅モウリーニョ「名前は知らなかった。でも何かを嗅いでいた」 モウリーニョはこの件を問われ、こう答えた。「ネグレイラ事件は司法の問題だ。司法が何を言うか待とう。私はマドリーにいた頃、何か奇妙なものを感じていた。名前も知らなかった、ネグレイラが誰かも知らなかった。ただ奇妙だった。数年後に、奇妙ではなかったと分かった──今、私が唯一奇妙に思うのは司法だ。イタリアではカルチョポリで同じことをやった」。 当時マドリー監督だったモウリーニョは、審判の判定を繰り返し問題視していた人物。「何かを嗅いでいた」という言葉には、長年抱いてきた疑念が裏付けられたという思いが滲んでいる。 ✅その他の発言 ディオマンデについては「誰も要求していない。速くて攻撃的で両サイドを使えるウイングは簡単に見つからない。120か80かは私の問題じゃない」と改めて語り、ベルナルド・シウバについては「ペップの選手。中盤の選手だが10番も右サイドも何でもできる」と称えた。 モドリッチ・クロースの後継者については「ルカのような選手は一人、トニのような選手も一人だ。ギュレルが好きだ。10番で始まってより深い位置で終わる、モドリッチやベルナルドと同じ進化を辿ると思う」。 ラミン・ヤマルについては「欲しくない。素晴らしい選手、19か20歳で欧州王者・世界王者は普通ではない。でも誰のためにもスペースは開けない。今いる選手たちが私の選手たちで、彼らが最高だ」。

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AS2026年8月20日 08:39

モウリーニョ、エル・チリンギート第2部──移籍・選手評価・復帰の真相「ディオマンデの値段は私の問題じゃない」

スペイン紙『AS』が伝えた。スペインの人気番組『エル・チリンギート』の司会を務めるジョゼップ・ペドレロル氏が、マドリーのモウリーニョ監督へのインタビュー第2部を放送した。移籍、選手評価、フロレンティーノ・ペレス会長との関係まで、率直な言葉が続いた。 ✅ディオマンデ──「80か120か、私の問題じゃない」 「(ディオマンデを)自分から要求したのか」という質問に、モウリーニョはこう答えた。「私は誰も要求していない。誰も要求せずに来て、スカッドをしっかり分析し、何が必要かを考えた。前シーズンに何が起きたかも、お前たち(エル・チリンギート)がリスボンに届けてくれたおかげで分かっていた。知っているふりをせず、クラブが何を考えているかを聞きたかった。すると考え方が驚くほど一致していた」。 「ダンフリースやコナテは、正直SNSを爆発させるタイプの補強ではないかもしれないが、必要だった。その流れの中で、速くて攻撃的で両サイドを務められるウイング(ディオマンデのようなプロフィール)は簡単に見つからない。若くて伸びしろがあり、マドリーで長年やっていける。そういう選択肢が来た時、80か120か40か20かは分析しない。選手のプロフィールとチームへの貢献を分析して、"イエス、欲しい"と言った。80か120か……それは私の問題じゃない」。 ✅ベルナルド・シウバ──「ずっと愛してきた選手」 「グアルディオラの選手だと思う。ペップが惚れ込んだ選手で、ペップが選手に惚れ込むというのは大きな意味がある──彼は常に世界最高の選手たちと仕事をしてきたのだから」。 「すべてをもたらしてくれる。問題が少なく安定してくれれば、今の私の中では中盤の選手だが、トップ下、右サイド、インサイドに入るプレー、何でもできる。とてつもなく高い知性を持っていて、ずっと愛してきた選手だ。アトレティコやバルサが欲しがっていたからではない。隣の家が悲しむために奪うのではなく、ベルナルドはマドリーのレベルだという確信があった」。 ✅クロース&モドリッチ──「ルカもトニも唯一無二」 「クロースとモドリッチを失ったマドリーは、試合を操れる選手がいなくなったと言われる」という指摘に、モウリーニョは短く答えた。「ルカのような選手は一人だけ。トニのような選手も一人だけ」。 ✅ギュレル──「モドリッチのように進化する」 「ギュレルが好きだ。モドリッチやベルナルド・シウバと似たことが起きると思う。ある位置で始まって別の位置で終わる。10番で始まって、8番、6番で終わる。アルダはゲームへの理解と進化の中で、その方向へ向かっていくと思う」。 ✅ラミン・ヤマルは欲しいか? 「欲しくない。間違いなく偉大な選手で、あの年齢で欧州王者・世界王者になるのは普通ではない。ただ私たちはトップのスカッドを持っている。誰のためにもスペースは開けない。今は私の選手たちがいる。私の選手たちが最高だ」。 ✅バルサとフリックについて 「好きか?」と聞かれ、「そうだ、好きだ。非常に良い仕事。フリック、デコ、そしてもちろん選手たち、好きだ」と素直に評価した。 ✅なぜ今回の復帰は違うのか 「最初は噂があって、それから接触するのが普通だが、今回は逆だった。噂があって、その後に接触があった。マドリーから電話が来た時、私が選手たちにマドリーから初めて電話が来た時に感じてほしいと思う感覚と同じものを私自身が感じた。マドリーから電話が来た時、迷いはなかった。簡単だった──行きたいと思った」。 「今回の復帰はより深い。トレブルを制した後に来たのではなく、何も勝っていない状態で来た。私を知っているから来てくれと言われた。何をもたらせるかを知っているから。トレブルで来たのではなく、私を知っているから来た。それはもっと深いものだ。非常に嬉しい」。

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AS2026年8月20日 06:58

「飢えたマドリー」

スペイン紙『AS』が伝えた。2026-27シーズンのマドリーは特別な状況の中でスタートを切る。過去2シーズン、主要タイトルを一つも獲得できなかった──これはちょうど2010年以来のことだ。その時と同様、モウリーニョが指揮を執るべく呼び寄せられた。2014年から2024年にかけてCLを6度制するという黄金期を経てもなお、マドリーは勝つことを忘れたかのように見えた。 プレシーズンは6戦5勝1分と好調。特に圧巻だったのは直近のシャルケ戦。相手のホーム満員の中、0-3で完勝。シャルケのムスリッチ監督はこう評した。「相手のミスを確実に仕留めてくる。それができるチームだ。モウリーニョの影響が100%出ている。彼は生粋の勝負師だ。この戦力を持つマドリーには、まさに必要な存在だ」。 クルトワも休暇明けにこう語った。「今は非常にやる気がある。個人的にもタイトルを獲りたい。チームにとっても、ファンにとっても、クラブにとっても、また勝つことが大切だ」。 ✅26人中11人がCL未経験 マドリーの目標が何かは明白だ。リーガもコパも目指すが、CLこそが真の基準だ。そしてこのチームには興味深い事情がある。26人の選手のうち11人がCLを制したことがない。ほぼ半分だ。 その11人はアセンシオ、ホイセン、コナテ、ククレジャ、カレーラス、ダンフリース、ティアゴ・ピタルチ、エンドリッキ、エムバペ、エスピ、ディオマンデ。今夏の6人の新加入選手のうち実に5人が含まれており、CL経験があるのはベルナルド・シウバのみだ。 一方、CL複数回制覇経験者はクルトワ、ルニン、ミリタオ、リュディガー、メンディ、カマヴィンガ、バルベルデ、ヴィニシウス、ロドリゴ(いずれも2回)。1回経験者はトレント、ベリンガム、チュアメニ、ギュレル、ベルナルド・シウバ、ブラヒムだ。 かつてこのチームには、歴史上CL6回制覇という偉業を成し遂げた5人のうち4人が在籍していた。ナチョ、カルバハル、クロース、モドリッチの4人だ(残る1人はヘント)。また5回制覇のベンゼマ、マルセロ、カゼミーロ、クリスティアーノ・ロナウド、イスコ、4回制覇のセルヒオ・ラモス、ヴァラン、ルーカス・バスケスも去った。マドリーはそのリーダーシップを失い、取り戻さなければならない。ただクラブは、CL制覇経験者を獲り直すよりも、「マドリーで初めてビッグイヤーを掲げる」ことへの強いモチベーションを持った選手を集める戦略を続けている。 ✅モウリーニョも「2010年以来」 ベンチも同じく飢えを抱えている。モウリーニョは1期目の就任時、ポルトとインテル(ベルナベウでバイエルンを撃破)でCLを制した直後に赴任した。しかし現実として、CLの優勝は2010年のインテル以降、16年間遠ざかっている。主要リーグタイトルも2014-15シーズン、チェルシー(第2次政権)でのプレミアリーグ制覇が最後だ。 その後の主なタイトルはマンチェスター・ユナイテッドでの2016-17ヨーロッパリーグ、そしてローマでの2021-22コンファレンスリーグ。この最後のタイトルでモウリーニョは3つの欧州大陸タイトルすべてを制覇するという偉業を達成した。しかしマドリーではCLが「すべてかゼロか」だ。1期目は準決勝を超えられなかったと批判されてもいる。今度こそのリベンジも、モウリーニョ自身の使命だ。そしてモウリーニョも、飢えている。

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AS2026年8月20日 06:48

エマ・モドリッチ、マドリー女子カデーテに加入──父ルカに続く白いユニフォーム

スペイン紙『AS』が伝えた。ルカ・モドリッチの娘、エマ・モドリッチ(2013年4月、マドリード生まれ、13歳)がマドリーの女子育成組織「ラ・ファブリカ」に加入し、カデーテチームへの合流を果たした。 前所属はACミランのアカデミー。父ルカが長年纏ったマドリーの白いユニフォームを、今度は娘が着ることになった。すでにシウダー・レアル・マドリードの練習施設Campo 10で初練習に参加し、モビリティワーク、パス回し、ボールキープの練習などをこなした。今季のカデーテチームはマドリード自治州カデーテ1部リーグを戦う予定で、エクトル・ブエノ監督(2022-23シーズンからコーチとして在籍)が指揮を執る。 ✅マドリードCFFからミラン、そしてマドリーへ エマはアレビン(U-12)年代まで、マドリードCFF(欧州最大規模の女子育成組織を持つクラブで、マドリーと連携関係にある)でプレーしていた。マドリーが女子のカンテラを持つのはカデーテ以上のカテゴリーからのため、幼い頃はマドリードCFFに在籍。その後ACミランの育成組織へ移り、直近の所属先となっていた。 エマは幼い頃からマドリーのタイトル獲得を間近で経験してきた。父ルカがCLやリーガを制するたびに、幼い姿で優勝セレモニーのピッチを駆け回る様子がたびたび話題になった。 ✅ラウールの娘・マリアに続く伝統 マドリーの女子カンテラには同じく伝説選手の娘がいる。ラウール・ゴンサレスの娘、マリア・ゴンサレスは2022年にカデーテで加入し、現在はフベニール(U-19)でプレー中だ。昨季は47ゴールという驚異的な数字を記録。直近の上海フューチャースターズトーナメントでもマンチェスター・シティ戦でゴールを決めた。かつて父から子へと受け継がれてきたマドリーへの思いが、今や娘たちの世代へと引き継がれている。

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The Athletic2026年8月19日 20:38

モウリーニョ「ヴィニシウスの側に立つ」──人種差別問題に初言及、ひっそりとした復帰の舞台裏も判明

英メディア『The Athletic』が伝えた。エル・チリンギートのインタビューでモウリーニョが今季初めてメディアの前に立ち、ヴィニシウスへの人種差別問題について公に言及した。また、異例の低調な復帰の舞台裏も明らかになった。 ✅2月のプレスティアーニ事件をめぐって 今年2月のマドリー対ベンフィカ(当時モウリーニョが指揮)のCL戦で、ヴィニシウスへの差別的発言疑惑が浮上し試合が一時中断された。アルゼンチン代表のジャンルカ・プレスティアーニが人種差別発言をしたとされたが、本人はこれを否定。UEFAとFIFAの調査の結果、人種差別ではなく同性愛嫌悪的な暴言を認め、両組織から出場停止処分を受けた。当時モウリーニョはヴィニシウスが事態を引き起こしたと示唆する発言をしており、ヴィニシウス陣営の反発を招いた。 今回のインタビューでモウリーニョはこう語った。「答えはシンプルだ。プレスティアーニは私の選手だった。それだけだ。20人が来ようと私はプレスティアーニの側に立つ。今ヴィニシウスは私がどちら側にいるか分かっている。先日のシャルケ戦でPKを流されたとき、私はピッチの中央まで出て彼のために戦っていた。人々は──審判も含めて──彼への接し方を学ばなければならない。一方にはPKを与えて、ヴィニシウスには与えない、それは許されない」。一方で釘も刺した。「チームメートとゴールを祝うのと、相手サポーターの前でやるのは別物だ。バランスが必要だ」 The Athleticの取材によると、ヴィニシウスに近い関係者は「二人の見解は異なるが、監督就任後の話し合いを経て関係は良好だ」と語っている。ヴィニシウスはアーセナルからの強い関心があったにもかかわらず今月契約を延長した。 ✅就任式も会見もなかった理由 モウリーニョの復帰は異例の静けさに包まれている。50年以上続くマドリーの新監督発表式の伝統は今回行われず、記者会見もなかった。この方針は、GMホセ・アンヘル・サンチェス、スカウト部門長フニ・カラファト、エージェントのジョルジュ・メンデスとモウリーニョがマドリード市内のサント・マウロホテルで会合を開いて決定したものだ。移籍市場が活発だったこと、W杯決勝が控えていたことが主な理由だったという。 クラブの考え方も変わりつつある。SNS公式チャンネルの合計フォロワー数は約5億人(CIESフットボール・オブザーバトリーによると世界最多のクラブ)に達しており、従来型の発表イベントを経ずに直接ファンへ届けられると判断した。今夏加入した6選手──ダンフリース、コナテ、ククレジャ、ベルナルド・シウバ、ディオマンデ、エスピ──にも個別の就任式はなく、ヴィニシウスの契約延長発表式もなかった。 モウリーニョは金曜日に今季初の公式記者会見に臨む。エスパニョール戦(土曜)を前にした前日会見として、より突っ込んだ質問が飛ぶことになりそうだ。

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MARCA2026年8月19日 20:19

地震・バスで一夜・コーナーから直接ゴール──マドリー加入15歳のガリシア人リマが刻んだ初ゴール

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのフベニールB(U-18相当)は先週末、グラナダ県のマラセナという街へ遠征した。現地では「マラセナ・シウダー・トーナメント」が開催され、UDマラセナ、グラナダCF、アルエンディン・バロンピエとともにプレシーズンの一戦を戦った。 ところがマラセナは、8月14日夕方から続く地震の影響を受けていた地域の一つだった。揺れの中でもトーナメントは予定通り実施され、マドリーはUDマラセナとの準決勝を制して決勝進出を果たした。 ✅ホテルではなくバスの中で一夜を 問題は8月15日の決勝(対グラナダCFフベニールA)前夜に起きた。地震への不安から、マドリーのスタッフはホテルでの宿泊を取りやめる決断を下した。建物の中で夜を過ごすリスクを避け、選手・スタッフ全員がバスの中で一晩を明かした。 ✅翌朝、コーナーから直接ゴール そんな異例の夜を乗り越えた翌日の決勝で、珍しい場面が生まれた。コーナーキックから直接ゴールを決める「オリンピックゴール」だ。このゴールを記録したのが、ガリシア出身の15歳、ラウル・リマ(2010年12月3日生まれ)。スペイン北西部ガリシア地方の海岸地帯「コスタ・ダ・モルテ」のムシア出身で、スペインU-16代表にも名を連ねる左利きのサイドアタッカーだ。 リマはデポルティーボ・デ・ラ・コルーニャのカンテラから今夏マドリーに加入したばかり。プレシーズンの大半をフベニールAの練習に参加しながら過ごしており、年齢的にはカデーテA(U-16)カテゴリーの選手ながら格上の相手と堂々と渡り合っている。 この先制ゴールが試合を動かし、マドリーは2-1で決勝を制した。2点目はオマルが決めた。地震、バスでの一夜、そしてコーナーから直接ゴール──15歳のラウル・リマが生涯忘れられない週末を過ごした。

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MARCA2026年8月19日 20:15

マドリーの移籍市場は事実上終了──「アクシデント」が起きない限り追加補強なし

スペイン紙『MARCA』が伝えた。移籍市場の締め切り(8月31日)まで2週間を切った中、マドリーは市場を「95%終わった」と見なしている。残りの5%は事実上、保険として残しているに過ぎない。予期せぬ主力の怪我や想定外の退団という「アクシデント」が起きた場合のみ、動く可能性がある。 ✅満足のいく夏 クラブは今夏の市場に十分満足している。会長選挙の日程と重なりスタートは早かったが、モウリーニョ就任発表を皮切りに移籍の流れはスムーズだった。ヤン・ディオマンデの獲得だけはマドリーとライプツィヒの交渉の過程で遅延したが、その他はドラマなしで完結。6選手の加入に加え、エンドリッキの復帰もあり、ファーストチーム周辺のスタッフも刷新された。第一の成果はすでに表れており、日々のトレーニング環境の雰囲気が顕著に改善されているという。 ロドリ問題もマドリーの計画を大きく狂わせることはなかった。スビメンディ獲得の可能性も報じられたが、クラブは一貫して否定した。 ✅「アクシデント」が起きるとすれば中盤 注意が必要なのは中盤だ。プレミアリーグのクラブが今夏を通じてチュアメニとカマヴィンガに接触していたとされる。どちらかが退団するようであれば、それが「アクシデント」となり市場が再び動く可能性がある。英国クラブには資金力があり、説得力もある。ただしフェデ・バルベルデにも以前オファーがあったが、ウルグアイ代表MFは最初から退団の可能性を全否定している。 ✅モウリーニョも「終わっている」 クラブとモウリーニョの立場は一致している。エル・チリンギートのインタビューでモウリーニョはこう語った。「追加補強がないとは言えない、市場は開いている。だが直接聞かれれば──私にとって市場は終わっている」。次の試合は今週土曜のエスパニョール戦(ホームのコルネジャ、バルセロナ近郊の都市)だ。8月31日まで、「アクシデント」がない限り補強はないとみられる。

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AS2026年8月19日 18:49

「マドリーで働くのではなく、マドリーのために働く」──その言葉に込めた覚悟

スペイン紙『AS』副編集長トマス・ロンセロのコラムが伝えた。 モウリーニョはポルト、インテルでCLを制し、チェルシーで2度プレミアリーグを獲った革命家の本質を今も持ち続けている。マドリーでは、グアルディオラのバルサという難攻不落に見えた壁に立ち向かった。「戦士」たちを束ねてメスタージャ(コパ・デル・レイ決勝の舞台)で忘れられない一戦を制し、100ポイント・121ゴールという「記録のリーガ」で頂点に立った。あの圧力に屈したグアルディオラがバルサを去った。しかしモウリーニョにはCLが届かなかった──ポルトガルの港町セトゥーバル出身のこの指揮官は、欧州の大舞台で3度夢破れた後、マドリーを去っている。 今のモウリーニョはより成熟し、より思慮深く、よりアナリティカルだ。ただ本質は変わらない。だからこそ、「マドリーで働くのではなく、マドリーのために働く」という言葉に力を込める。このニュアンスは重要だ。彼のキャリアはすでに完成している。ベンチの伝説として歴史に刻まれた名前だ。しかしマドリーの偉大な欧州の夜々の不屈の精神を取り戻すことができれば、このクラブを常に定義してきた遺伝子を甦らせたことになる。 モウリーニョはタイトルへの道を取り戻すためにやってきた。勝つために来た──大文字で。キャプテン、バルベルデがトロフィーを掲げる姿を見られなければ、他の何をもってしても満足しないだろう。

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The Athletic2026年8月19日 17:40

シャビ・アロンソを生んだバスクの「ドリームチーム」──イラオラ、アルテタと砂浜で育った伝説の育成クラブ

英メディア『The Athletic』が伝えた。チェルシーのシャビ・アロンソ、アーセナルのミケル・アルテタ、リヴァプールのアンドニ・イラオラ。今季プレミアリーグで最も注目される監督3人の名前が、スペイン北部の一つの小さなクラブの壁に飾られている。バスク地方サン・セバスティアン(スペイン北部の美しい港湾都市)にあるアンティグオコKEだ。 クラブの事務所は、ラ・コンチャ湾(サン・セバスティアンを代表する半円形の入り江)からわずか数百メートル、8階建てのアパートの陰にひっそりと構えている。入り口を見つけるのも容易ではないが、扉を開けると、スペイン(いや、現代スポーツ全体)でも最も信じがたい統計の数々が出迎える。長年コーチを務めるロベルト・モンティエルは言う。「今、プレミアリーグにはアンティグオコ出身の監督が3人いる。今夏の時点でプレミアリーグに残った英国人監督は3人だったが、我々の教え子3人は最高峰のクラブにいる」 これまでにトップリーグへ巣立った選手は40人を超える。ユースの試合には毎回200人近い観客が集まるが、驚くべきことにそのうち約50人がプロクラブのスカウトだという。 ✅「サン・セバスティアンにはもう一人のメッシがいる」と噂された9歳のアルテタ 壁にはシャビ・アロンソが2005年CL決勝(対ミラン)でリヴァプール在籍時に履いたスパイクが飾られている。「不安のにおいがする」という冗談つきで。あの試合でリヴァプールは前半0-3から逆転し、PK戦を制した。ミケル・アルテタのスパイクもガラスケースに収められ、博物館のように展示されている。 クラブ会長のエドルタ・サレギは語る。「私は当時、U-9チームを指導していた。ある選手の父親が近づいてきて、『学校にすごいやつがいる、あの子は怪物だ』と言ってきた。多くの親が口々に同じことを言う。見に行ったのがミケル・アルテタだった。彼は群を抜いていた。9歳で、普通じゃないプレーをしていた」 元選手でのちにセンターバックを務めたアルバロ・パラも当時を振り返る。バルサファンだったはずのアルテタは、FIFAのゲームをするとき常にアーセナルを選んでいたという。そしてパラが最も印象深い話として語るのが、クラスメートのエピソードだ。「ミケルのクラスにダウン症の子がいた。サッカーをすると、ミケルは相手チーム全員を抜いてゴール前まで行ける。でも彼はそこで止まって、パスを出す。その子がゴールを決めるために」 ✅「当時のシャビは小柄で、あまり上手くなかった」 イラオラは1982年6月生まれ。アルテタは同年3月生まれで、出生地はわずか10キロ離れている。シャビ・アロンソはひとつ上の学年で、将来アスレティック・クラブとスペイン代表でFWとなるアリツ・アドゥリスと同学年だった。4人が同じアンティグオコのチームに並んでいたこともあった。 パラは当時のシャビについてこう語る。「ベニドルム(スペイン東部の地中海リゾート都市)のトーナメントで、全員が違うポジションでプレーする試合があった。アドゥリスがGK、シャビがFW、イラオラが左MFに入った。毎試合負け続けて、主催者に怒られた。『リーグ優勝したチームがなんてザマだ』と。元のポジションに戻したら、決勝でシャビがハーフウェイライン付近から決勝ゴールを決めて優勝した」 シャビは当時「小柄で、あまり上手くなかった」とクラブ内では評されていた。U-17決勝では、会長自らベンチに置いた。「兄のミケル・アロンソのほうが才能があると思っていた。だがシャビは17歳で急成長し、中盤を制圧するようになった」 ✅「波が来ても、砂の上でやり続けた」──ラ・コンチャ浜の特訓 3人の出発点は、クラブ近くのラ・コンチャ浜だ。カンタブリア海(スペイン北部に面するビスケー湾)から吹き付ける冷たい風の中、携帯式ゴールを設置し、潮が引いた砂浜でボールを蹴った。「砂浜は体力的な負荷が高い。それが選手の性格を作る。コーナーキックを蹴ろうとした瞬間に波が来ることもある」とサレギ。モンティエルも言う。「水たまりがあっても、向き合うしかない。湿った砂を乗り越えるしかない」 U-14世代は、砂浜からほど近いベリオ競技場(アンティグオコのホームグラウンド)横の砂利グラウンドでも練習した。モンティエルはイラオラについてこう語る。「年上のチームと戦うリーグで戦い、多くの試合を1-0で制していた。ある日、こんな練習をした。アンドニにボールを預け、3人が反則なしで奪いにいく。全力で当たれ、と。1分経っても誰も取れなかった。私は言った。『残り5分でしなければならないのはこれだ。ここに神に与えられた才能を持つ選手がいる。やることは一つ──彼にボールを渡せ』」 ✅イラオラを右SBに変えたバルベルデの慧眼 イラオラはサン・セバスティアン郊外の小さな町ウスルビル出身の一人っ子で、「とても内気で物静かな少年だった」とパラは言う。アンティグオコでは右ウィングを務めていたが、アスレティック・クラブに入団するとエルネスト・バルベルデが彼を右SBに転向させた。最初は戸惑ったイラオラに、バルベルデはこう言った。「お前はスペインで最高の右SBになれる」 ✅「マドリーよりも有名」──ラ・マシアをも上回る可能性 パラはアンティグオコをこう評する。「今のスペインで最も有名なアカデミーだ。バルサのラ・マシアの次に。マドリーよりは確実に上。輩出率ではバルサをも上回るかもしれない」。実際、過去のトーナメントではレアル・ソシエダに5-0、マドリーに4点を奪ったこともある。チェルシー、アーセナル、リヴァプールの監督3人に加え、アーセナルMFのマルティン・スビメンディもアンティグオコの出身だとサレギは目を輝かせながら語る。 グリースマンを巡るエピソードも興味深い。サレギがマンチェスター・シティの元SDチキ・ベギリスタインの家に招かれた際、「今のマドリーから誰を獲りたいか」と問われた。「アントワーヌ・グリースマン。ソシエダに若い選手がいる、まだ知られていないが素晴らしい。彼を獲れ、と言った」。しかしシティは動かなかった。「後日、チキに言ったんだ。『どうだ?私の言うことを聞かないから』と」 ✅3人が結んだ共通点 「とにかく静かで、成績優秀で、しっかりした頭を持った3人だった」とサレギ。アルテタはバルサに引き抜かれ、アロンソはソシエダでプロデビューを飾った後、リヴァプール、マドリー、バイエルンと渡り歩きキャリアを築いた。イラオラはアスレティック・クラブの主力として長くプレーし、MLS(ニューヨーク・シティFC)で現役を終えた後、アンティグオコに戻って育成コーチを務めた。 「イラオラはいわゆる典型的なフットボーラーではない」とパラは言う。「派手な車にも着飾ることにも興味がない。自分の人生があって、サッカーはその仕事。それだけだ」。あの砂利グラウンドは今や人工芝に変わり、スタンドも整備された。アスレティック・クラブとは2030年まで提携協定を結んでいる。そしてアンティグオコの壁には今日も、シャビ・アロンソの「不安のにおいがする」スパイクが、チェルシーの青を纏った監督の未来を見つめるように飾られている。

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MARCA2026年8月19日 15:32

モウリーニョ、早くも「最初の警告」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョはバルデベバスに来て1か月以上が経ち、キャプテンたちと面談し、ほぼ全選手と個別に話してきた。仕事の文化と相互リスペクトの土台を着々と築きつつある。 タイミングを見計らったように、8月11日にNetflixで彼に関するドキュメンタリーが公開された。そこに映るモウリーニョ──長所も過ちも含めて──は、彼がバルデベバスで取り戻そうとしているチーム運営の哲学をそのまま映し出している。特に示唆に富むのが、当時のキャプテン、イケル・カシージャスとのやり取りだ。最初の面談でカシージャスが求めてきたのは休暇の日程、練習時間の調整、合宿の在り方についてだったという。「すぐに、彼らが甘やかされていると気づいた」とモウリーニョはドキュメンタリーで語っている。 ✅悪習を根から断つ このエピソードは、現在のモウリーニョが持つある執念と重なる。特権には限界があること、そして監督と選手の関係は双方向の責任が伴うものだということ、チーム全員がその構造を理解する必要がある。昨季噴出した内部問題の繰り返しを避け、長年に積み重なった悪習を根から断ち切る。それが今季の最優先課題だ。 モウリーニョは誰よりも早くバルデベバスに到着する。これは規律の問題だけではない。早朝から選手一人ひとりの様子を観察するためだ。誰が早く来るか、誰が遅刻するか、誰が集中しているか、誰が疲れや気の緩みを見せているか。練習が始まる前から、モウリーニョはすでにチームの状態を把握しようとしている。午前中は朝食、新聞、分析、戦術調整、セッションの最終確認と続く。そしてピッチに出ると、最も見慣れた顔のモウリーニョが現れる──全ての練習に執拗なまでにこだわり、あらゆる仕草に目を光らせ、一つのディテールも見逃さない。 ✅「私はあなたたちの一人だ」 就任式ではフロレンティーノ・ペレス会長や名誉会長ホセ・マルティネス・ピリの前でこう語った。「私はあなたたちの一人だ、ずっとそうだった」。マドリーへの復帰を「使命」と表現し、仕事・責任・野心に基づく文化の再構築を誓った。ドキュメンタリーは限界を失ったチームに何が起きるかを示し、就任式はモウリーニョが今のチームに何を求めるかを明らかにした。バルデベバスのメッセージはシンプルだ。仕事、リスペクト、責任──そして甘えは一切なし。

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AS2026年8月19日 08:45

モウリーニョ「エムバペは練習で笑わせてくれる、次元が違う」──エル・チリンギート詳報

スペイン紙『AS』が伝えた。スペインの人気番組『エル・チリンギート』でのモウリーニョのインタビューを詳報。ベルナベウでブーイングを受けたエムバペとベリンガムへの見解など、様々なテーマが語られた。 自身の変化については「同じDNAを持っている。自分を隠したり、ありのままを捨てたりはできない。ただずっと成熟して、感情的にならず、より冷静になった。常に失敗から学んでいるが、後悔はしない。過ぎたことへの後悔は何の役にも立たない。経験を重ねれば重ねるほどデジャブが増え、質が高まる」と語った。 チームの状態については「勝利への強い意欲を持つチームに出会えた。攻撃的な自分を見せる必要はまだなかった──選手たちが私をその自分から守ってくれている」とし、求めるのは常識的なことばかりだと言う。「練習の1時間前に来ること、栄養士管理の下での朝食、毎日のジム通い──これはすべて当たり前のことだ」 ✅エムバペは「次元が違う」 最も注目を集めたのはエムバペについての発言だ。「エムバペは信じられないほどすごい。練習で時々笑わせてくれる──良すぎるから。次元が違う」と絶賛した。昨季については「アルベロアもシャビ・アロンソも割を食った。勝敗は常に複合的な要因によるもの。一人だけに責任を押し付けたり、称賛したりするのは私には合わない」と語った。 重要なのはエムバペが合流を2日早めてきたことだという。「8月14日に来ればいい選手が12日に来た。その理由は最低限の状態でシャルケ戦に出たいから。それが全てを物語っている。その後も全員と同じ意識、同じ向上心でトレーニングしている」 ✅「マドリーのために働くのが好き」 「マドリーで働くのが好きというより、マドリーのために働くのが好きだ」という言葉も印象的だった。ベルナベウでブーイングを受けたエムバペとベリンガムについては「みんながもっとチームとして一丸にならなければならない。だが二人のW杯での数字は信じられない。ベリンガムも素晴らしかった、そしてエムバペはW杯で歴史を作った」と語った。

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MARCA2026年8月19日 08:03

モウリーニョ「ロドリの疑念が私にも疑念を生んだ」──エル・チリンギート全発言、エムバペ・ヴィニシウスにも言及

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョがレアル・マドリード監督として初めてメディアの前に座った。スペインの人気番組『エル・チリンギート』の司会を務めるジョゼップ・ペドレロル氏とのインタビューで、自身の変化、マドリーへの思い、エムバペ、ロドリ不加入、ヴィニシウスの契約延長など幅広いテーマを語った。 約束の羅列でも目標の宣言でもなく、感情と責任感から語り始めた。「マドリーへの愛情と、マドリーが求める責任感と、まだ何も勝っていない子供のような夢を持ってきた。持てるものすべてを持ってきた。20年前のように何かを約束するというのは……そういう話はしない。夢があるかと聞かれれば──夢はある」 ✅「同じDNAを持ちながら、より成熟した」 「変わった部分はとても多い。同じDNAは持っている。自分を隠したり、ありのままでいることをやめたりはできない。ただずっと成熟して、感情的にならず、より冷静になった。常に失敗から学んでいるが、後悔はしない。過ぎたことへの後悔は何の役にも立たない。経験を重ねれば重ねるほどデジャブが増え、質が高まる」。目に残るアザについては「カスティージャの若い選手ラコスタに強烈なシュートを浴びて、ちょうどメガネをかけていたところに当たったんだ。でもそれが理由で先日の試合の招集から外したわけじゃないよ」とユーモアを交えた。 チームの状態については「勝利への強い意欲を持つチームに出会えた。攻撃的な自分を見せる必要はまだなかった──選手たちが私をその自分から守ってくれている」とし、求めるのは当たり前のことばかりだと言う。「練習の1時間前に来ること、栄養士管理の下での朝食、毎日のジム通い──これはすべて当たり前のことだ」 ✅エムバペは「次元が違う」 「エムバペは信じられないほどすごい。練習で時々笑わせてくれる──良すぎるから。次元が違う」と絶賛した。昨季については「アルベロアもシャビ・アロンソも割を食った。勝敗は常に複合的な要因によるもの。一人だけに責任を押し付けたり、称賛したりするのは私には合わない。去年は多くの人が失敗した」と語り、今後への期待を込めてこう続けた。「8月14日に来ればいい選手が12日に来た──それだけで十分だ」 ✅「ロドリの疑念が私にも疑念を生んだ」 移籍市場については「追加補強があるかは言えないが、直接聞かれれば──私の中では終わっている」と明言。ロドリについては「ロドリは必要ない。解決策はある、質の高い選手がいる。私は手持ちの選手を成長させる力があると思っている」と語った。一方で交渉の経緯も明かした。「2度ほど話した。マドリーは非常に良いオファーを出した。シティとの直接交渉はなかったが、クラブはロドリに重要なオファーを提示した」。しかしロドリが迷い続けたことで状況が変わった。「ロドリが疑念を持った。そのロドリの疑念が私にも疑念を生んだ。マドリーは二度考えるような選手を置けるクラブではない」。バルサへの移籍がマドリーの敗北かと問われると「勝利はピッチで決まる。タイトルで決まる。そこに勝敗がある」と一蹴した。 ✅ヴィニシウスの契約延長と人種差別問題 ヴィニシウスの契約延長に自分が影響したかを問われると「私のおかげ?違う。ヴィニシウスはマドリーに恋している。私はただ言った──『ヴィニ、どこに行きたいんだ?ブラジルとマドリーにいたが、マドリーを離れるとどういうものかは分かっているはずだ、それだけの価値はない』と」。チームが成長する姿を見て自ら決断したのだという。 プレスティアーニへの人種差別的行為の際、モウリーニョがプレスティアーニ側についたことへのヴィニシウスの不満については「答えは単純だ。プレスティアーニは私の選手だった。それだけだ。議論の余地はない。20人の選手が来ても同じだ。今ヴィニシウスは私がどちら側にいるかを知っている。先日ペナルティを笛で流されたとき、私はピッチの真ん中で彼のために戦っていた」と語った。審判の対応にも苦言を呈した。「人々は彼への接し方を学ばなければならない──審判も含めて。一方の選手にはペナルティを与えて、ヴィニシウスには与えない。一方を守って、ヴィニシウスは守らない。尊重されていない」。一方でヴィニシウスへのひとこともあった。「自分のファンとともにゴールを祝うのと、相手サポーターの前でやるのは別物だ」

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The Athletic2026年8月19日 07:35

マドリーを出し抜いたバルサのロドリ獲得劇──発端は結婚式、秘密の昼食、7650万ユーロの舞台裏

英メディア『The Athletic』が伝えた。バルセロナが最大7650万ユーロ(基本6000万ユーロ+アドオン)でロドリをマンチェスター・シティから獲得した舞台裏が明らかになった。この移籍の発端は一つの結婚式だった。 7月下旬、W杯優勝と大会MVPを手にしたばかりのロドリはコスタ・ブラバ(バルセロナから北へ約2時間、カタルーニャ地方の地中海沿岸リゾート地帯)で休暇中だった。旧友の結婚式に出席するためだ。その旧友こそ、バルサの選手サービス部門責任者ダニ・コディナ。彼はシティでも同様のポジションを務めており、ロドリとは旧知の仲だった。 ✅秘密の昼食 休暇中のある日、ロドリは「絶対に目立たない場所で」という条件で昼食の場を手配してもらった。向かったのはベグル(コスタ・ブラバ沿岸の小さな観光の町)の地元密着型レストラン「Can Pitu」。ほどなくバルサのスポーツディレクター、デコが入店した。報道陣に気づかれることなく、二人の極秘面談は成立した。 当時、業界筋はロドリをマドリー加入確実とみていた。マドリー関係者の間には「合意は時間の問題」という空気さえあった。しかしマドリーはシティとまだ一度も接触していなかった。7月25日のコディナの結婚式では、ロドリがバルサの歌を歌い踊る様子が参加者の間で噂になり、後日SNSでも拡散した。 ✅ベルナルドの教訓 バルサはベルナルド・シウバ問題で痛い経験をしていた。口頭合意と思っていたポルトガル代表MFをマドリーに持っていかれた一件だ。ロドリ獲得ではデコが徹底的に情報を秘匿し、関与者を最小限に絞って進めた。8月5日、デコはマドリーへ飛んで2度目の重要会談を行った。翌6日、The Athleticがバルサのロドリ獲得交渉を報道。同日マドリーはライプツィヒからヤン・ディオマンデを最大1億4000万ユーロで獲得したと発表した。 ✅ロドリがバルサを選んだ理由 ロドリの決断に最も影響したのはプレースタイルの適合性だという。シティやスペイン代表で慣れ親しんだスタイルに近い。フリック監督も複数回直接ロドリと話し、若い主力が多いチームに経験とリーダーシップをもたらせると確信していた。マドリーはW杯前はロドリを視野に入れておらず──体力・年齢への懸念、チュアメニとの契約延長済み、政治的背景など複数の要因があった。しかしW杯でのパフォーマンスが全てを変えた。クロースとモドリッチが去って以来空き続けているポジションに、これ以上の適任者はいなかった。 ✅交渉の経緯 バルサの1回目の提案は約4500万ユーロ+アドオン(シティ拒否)、2回目は6000万ユーロ(シティ拒否)。最終的に基本6000万ユーロ、最大7650万ユーロで合意に達した。「バルサでプレーすることは夢だった。チームメートのほとんどはすでに知り合いだし、今は仕事に集中したい」とロドリは語った。

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AS2026年8月19日 07:12

ロドリ、「史上最高のクラブ」を辞退──本人が認めたマドリーの偉大さ、それでもバルサを選んだ理由

スペイン紙『AS』副編集長のコラムが伝えた。ロドリのマドリー加入の可能性に、多くのマドリディスタと同じく大いに期待していた。W杯MVPにして「2つ星スペイン」の英雄。モウリーニョのもとで夢の陣容を完成させる最後のピースになるはずだった。しかし交渉の末にロドリはバルサを選んだ。 マドリーは先に交渉を行い、ロドリも年俸1500万ユーロ・ネット4年間という条件に同意していたという。だがグアルディオラ(シティ時代に大きな影響力を持つ)、ラポルタ、フリック、デコらと話した末にマドリーを辞退する決断を下した。「辞退」と表現するのは、ロドリ自身がラジオ番組でこう語っているからだ。「マドリーが史上最高かつ最多タイトルのクラブであることは誰もが知っている」──自らそう認めたクラブを断ったことになる。 ✅バルサを選んだ理由への疑問 ロドリはバルサを選んだ理由として「価値観」を挙げた。だがその言葉は腑に落ちない。17年にわたるネグレイラ審判買収疑惑や、2年前に財政難の中で選手を登録するため、クラブ資産を水増し計上したとされる問題について言及はなかったと指摘する。プレッシャーの低い環境を選んだとも言えるが、マドリーではリーガの引き分け一つで危機論が起きる。その「狂気にも近い要求の高さ」こそが15回のCL優勝を生んできた原動力だ。バルサはCLから遠ざかって11年になる。 それでもスペイン代表のロドリは別格だ。W杯を制した背番号16として、代表ユニフォームを着た彼への称賛は揺るがない。次の欧州選手権でもその活躍を信じて疑わない。だが所属クラブという意味では、彼は「より楽な道」を選んだ。かつてラ・マシア出身でないとして評価されずパリへ去ったフェラン・トーレスの例が、カン・ノウの現実を物語っている。

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AS2026年8月19日 07:02

プジョル「モウリーニョで、マドリーはより強くなれる」──ロドリ加入のバルサ、ヤマルへの警告も

スペイン紙『AS』が伝えた。バルセロナの元主将カルレス・プジョルが、モウリーニョのマドリー復帰について「彼の加入でマドリーはより強くなれる」と語った。一方でバルサも「もう一つのリーガを取りにいく」という強い気持ちで新シーズンを迎えると強調した。 ESPNが主催した国際メディア向けビデオ通話で、プジョルはモウリーニョについてこう述べた。「バルサのカンテラにいたころ彼と出会い、トップチームに昇格してからも見てきた。当時から彼のサッカーへの理解の深さは際立っていた。マドリーに来たとき、私たちはとても強かった。グアルディオラとモウリーニョ、メッシとクリスティアーノ、あの時代の二つの偉大なチームのライバル関係は忘れられない」 ✅ロドリ加入を絶賛 「世界最高のMFの一人。W杯で直接見たが、非常に気に入っている。チームにバランスをもたらし、バルサのスタイルに完璧にフィットする。シティでグアルディオラとともに証明済みだ。バルサの中盤が格段に強くなる」とロドリ加入を歓迎。フリックの高い守備ラインについても「好きなスタイルだが、ボールへの全員のプレスが伴わなければ大きな問題を招く」と評価した。 ✅ブスケツ、メッシ、ヤマルへ ブスケツのバルサカンテラ指導者復帰には「もう少し時間がかかると思っていたが、彼は運命付けられている。戦術的にも、経験という意味でも大きな力になれる」と期待を示した。W杯中に父を亡くしたメッシには「レオ、勇気を。プライベートでも伝えた。愛している人みんなが一緒にいる」と言葉を贈り、「39歳でのあのパフォーマンスは信じられない。アルゼンチンが決勝まで行けたのは彼のおかげだ。私にとって史上最高の選手だ」と称えた。ラミン・ヤマルには「W杯やタイトルを獲ったが、まだ改善を続けなければならない。さらにタイトルを積み重ねていくために成長し続けることが大切だ」と釘を刺した。

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MARCA2026年8月19日 06:40

「マドリーに飢えが戻ってきた」──モウリーニョが語る選手の熱量、フロレンティーノ時代最高の陣容との評価も

スペイン紙『MARCA』が伝えた。ロドリがマドリーのオファーを断ってバルサを選んだという誤算はあった。しかしクラブ内は新シーズンへの最大限の楽観主義に満ちている。2シーズン(特に25-26)の失望──タイトルだけでなく、1年足らずで3度の監督交代という混乱した姿──を経て、バルデベバスにはタイトルへの飢えが戻ってきた。 その背景にあるのは、6選手の新加入(総額2億2500万ユーロ)、エンドリッキの回復、そしてモウリーニョの復帰だ。プレシーズン最終戦のシャルケ戦後、指揮官はこう語った。「ファンも私も会長も興奮している。しかし選手たちが興奮していなければ意味がない。彼らはそれを行動で示してくれている。些細なことだが大切なことがある──合流日が決まっているのに早く来る選手がいる。最終日に来た選手も、それまでに個別でしっかりと準備を積んでいた。チームになりつつある。連帯感があり、一体となって機能している。個々の選手について言えば、良い選手か、それともとびきり良い選手かのどちらかだ」 ✅意識改革と市場の成功 フットボール面だけでなく、クラブ関係者が強調するのはチームの雰囲気の劇的な変化だ。モウリーニョはグループを再び日常業務の中心に置き直し、主力選手を含め全員が自然にその流れを受け入れているという。移籍市場の評価も高い。即戦力と経験を重視した方針に転換し、ベルナルドやククレジャのような選手が加わった。総額2億2500万ユーロの投資にもかかわらず、12人のカンテラ出身選手の売却により純投資額はわずか2500万ユーロに抑えられた。 ✅フロレンティーノ時代最高の陣容との評価 全ポジションを質の高い選手で最低2枚確保した今季の陣容を、バルデベバスのある関係者はフロレンティーノ・ペレスの2度の会長任期を通じて最高の陣容の一つと評価している──才能だけでなく、とりわけ選手層の厚さで。その中にまだほとんど見せていないディオマンデが加わっているのだから、期待は高まるばかりだ。「ボールは正直だ。入れば潤滑油、入らなければ糊になる」とモウリーニョ。土曜日のエスパニョール戦から、後戻りはない。

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The Athletic2026年8月18日 22:08

マドリー史上最高額CB、今季こそブレイクの予感──ハウセンの昨季の苦難とモウリーニョ再会の意味

英メディア『The Athletic』が伝えた。ディーン・ハウセンはレアル・マドリード史上最高額のCBだ。2025年5月にボーンマスから移籍金5800万ユーロで加入し、2019年のミリタオ(5000万ユーロ)の記録を塗り替えた。今夏にはアラバがフリーで退団し、かねてから憧れていたセルヒオ・ラモスの象徴的な4番を受け継いだ。しかしマドリーではまだベストを見せられていない──だからこそ21歳の今季こそブレイクの年になれる可能性がある。 ✅昨季の苦難 クラブW杯では好スタートを切り、シャビ・アロンソ体制にも馴染むように見えたが、9月のアトレティコ戦で5-2の大敗を喫すると経験の浅さが露呈した。ミリタオの長期離脱も痛手で、冬には自身も大腿部の怪我を連続3度経験しスタメンを失った。自信も揺らぎ、以前は精度よく決まっていたパスが乱れ、守備の凡ミスも増えた。1月のアロンソ解任と混乱の中、ベンフィカ戦後のラージョ・バジェカーノ戦でブーイングを浴びたハウセンは「ベルナベウの要求の高さが示している。ファンは私に可能性を感じてくれている」と語った。マンチェスター・シティとのCLラウンド16では5-1の圧勝に貢献しハーランドを封じたが、バイエルン戦の第2レグにはメンバー外となった。 ✅W杯落選と充電期間 🇳🇱オランダから🇪🇸スペインに代表を変えてデ・ラ・フエンテ監督に好印象を与えていたが、繰り返す負傷離脱が響き、アトレティコのマルク・プビルに枠を奪われた。「優勝おめでとう、一人の🇪🇸スペイン人として応援していた」とSNSに書いたハウセン。W杯期間中は生まれ育った南部スペインのマルベーリャで個別トレーニングを積み、プレシーズンに最良の状態で合流した。 ✅モウリーニョとの再会が追い風 2024年1月のローマ期限付き移籍でハウセンの才能を開花させたのがモウリーニョだった。その後プレミアリーグへの道が開き、マドリー入りにつながった。コーチングスタッフとの良好な関係は続いており、シャルケ戦のCKからのヘッドゴールも高く評価されている。リュディガーが1年契約延長したが、コナテとのCBコンビが正スタメンとして期待されている。集中力の改善を求められた時期(昨年10月にThe Athleticが報道)を経て、今季こそ完全な定着を果たせる予感がある。

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AS2026年8月18日 21:48

「戦争から栄光へ」──🇺🇦ウクライナ人GKヴォロシン、ゲルゼンキルヒェンでマドリー初デビュー

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョはこのプレシーズンを通じてカンテラ選手たちを特別にケアしてきた。シャルケとの最終戦では、まだトップチームでデビューしていなかったある選手に出場機会を贈った。身長202cmの巨大なGK、イリヤ・ヴォロシン(19)だ。ゲルゼンキルヒェンのフェルティンス・アレーナで後半終盤に出場し、同じ🇺🇦ウクライナ出身のルニンに代わってピッチに立った。生涯忘れられない瞬間だ。そこに至るまでの道のりは、他の選手より遥かに険しかった。 ヴォロシンは2024年1月、ラージョ・マハダオンダ(スペイン3部)からマドリーに加入。移籍金は7万ユーロだったが、クラブ内での昇格目標に応じて最大120万ユーロに達する可能性がある。17歳(当時)のGKに対するマドリーの信頼の大きさを示す数字だ。今季はハビ・ナバーロのカスティージャ昇格に伴い、フベニールA(U-19)の正GKを務める予定だ。モウリーニョの目にも、すでに留まっているようだ。 ✅ドニプロからゲルゼンキルヒェンへ サマル生まれのヴォロシンは2022年まで🇺🇦ウクライナのドニプロで暮らしていた。爆撃が始まって2カ月後、母をウクライナに残して一人で国を出た。スペインのノベルダにたどり着き、そこでサッカーを再開した。🇺🇦ウクライナのユース代表として招集される中、当時ラージョ・マハダオンダ(スペイン3部)に在籍していたロマン・ゾズリャと接点ができた。ベティス、アルバセテ、フエンラブラダなどでのプレー経験を持つ同胞の元プロ選手が橋渡し役となり、ヴォロシンはラージョ・マハダオンダ(スペイン3部)へ。そしてマドリーへ。マドリーから、ゲルゼンキルヒェンへ。

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AS2026年8月18日 21:46

「モウリーニョが残したヒント」──4-2-3-1は確定、残る謎はダブル・ピボーテとCBの組み合わせ

スペイン紙『AS』が伝えた。実験は終わった。モウリーニョ自身が言う「本番」「本物」が始まる。6試合で5勝1分のプレシーズン無敗、デポルティーボとシャルケ戦での連続完封で243分間無失点という状態でエスパニョール戦を迎える。右肩上がりの内容ではあるが、カードはまだ全部見せていない。6人がシャルケ戦でようやく数分出場しただけで、別の6人はいまも負傷中だ。6試合が残した確信と疑問をまとめる。 ✅確定した形:4-2-3-1 最も明確になったのはフォーメーションだ。4-2-3-1はもはや確定と見てよい。ディオマンデ、ベリンガム、ヴィニシウス、エムバペという4枚の攻撃の柱を最もうまくはめ込める形として機能する。ただし4人がそろってピッチに立ったことはまだない。ヴィニシウスが最初に復帰して3試合出場したが、他の3人は最終週に合流してシャルケ戦のみ。25分間だけエムバペ不在でエスピがCFに入り、3トップが共存した。 ✅最大の謎:ダブル・ピボーテの組み合わせ チュアメニ、バルベルデ、ベルナルド・シウバが2枠を争い、カマヴィンガが控える。カマヴィンガはW杯不参加ゆえに最多出場(4試合)となったが、それは状況の産物だ。デポルティーボ戦ではカマヴィンガ+ベルナルド、シャルケ戦ではバルベルデ+ベルナルドの組み合わせが機能した。チュアメニは大腿部の過負荷で未出場、ティアゴも左膝の負傷でプレシーズンを通じて出場できなかった。開幕スタメンの最後のピースだ。 ✅SBとCBの状況 右SBはトレント(241分)とダンフリース(239分)が競合。両者がともにピッチに立つと、トレントが右SB、ダンフリースがウイング役を担う形だった。左SBはW杯優勝🇪🇸スペイン代表のククレジャが出遅れてシャルケ戦で29分のみ、カレーラスがプレシーズン最多の322分出場でアピールした。CBはミリタオが国際Aマッチウィーク明け、ラウール・アセンシオが9月の復帰見込みで、リュディガー・ハウセン・コナテの3人が2枠を争う。 ✅攻撃は4人固定 クルトワのゴールは揺るがない。前線の4人(ディオマンデ・ベリンガム・ヴィニシウス・エムバペ)も固定だ。10番役では6試合連続先発のギュレルがアシスト2本(レガネス戦でのバルベルデへのアシストとゲルゼンキルヒェンでのハウセンへのアシスト)を記録し輝いた。ベリンガム本来のトップ下のポジションで資質を発揮し、モウリーニョのシステムにはベリンガムが出ていない時間にギュレルが活きる専用の役割が用意されている。右ウイングはブラヒムがポジションを確立しつつある。エムバペ合流まで先発を張ったエンドリッキはフィオレンティーナ戦で得点したが、今後は出場機会を分け合う形になる。エスピはプレシーズン最大のサプライズとして開幕を迎える。

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