Latest News

最新ニュース

レアル・マドリードの最新情報を現地メディアから日本語で

AS2026年8月20日 12:59

ディ・ステファノからクリスティアーノまで──マドリー史上最も痛烈な別れ12選

スペイン紙『AS』が伝えた。百年を超えるマドリーの歴史の中で、クラブを去った伝説たちの「別れの瞬間」を振り返る。 ✅アルフレッド・ディ・ステファノ(1964年) 最も衝撃的な別れは、クラブの象徴そのものだった。1953年に加入したディ・ステファノは11年間白いシャツを着続けたが、1964年夏にウィーンでCL決勝をインテルに1-3で落とした後、ミゲル・ムニョス監督と激しく対立。コパ・デル・レイのアトレティコ戦で、監督は理由も告げずディ・ステファノをメンバーから外した。激怒した彼にベルナベウ会長は監督を支持。最終的にディ・ステファノはエスパニョールへ移籍した。後年、フロレンティーノ・ペレスが名誉会長として彼を呼び戻す。 ✅パコ・ヘント(1971年) 欧州カップを6度制した唯一の選手も、去り際は静かではなかった。1971年の欧州カップウィナーズカップ決勝でチェルシーに敗れた後、ベルナベウ会長は若返りを決断。GMのライムンド・サポルタから電話を受けたヘントは「アルフレッドのことを思い出した」と語った。「ユース監督にならないか、給与は今と同じだ」と告げられ、そのまま選手生活に幕を下ろした。「チームの選手はユニフォーム姿、私はスーツ姿でいた。そうして去った」。 ✅アマンシオ(1976年) 前半のCL5連覇世代と、後に続く「イェイェ世代」をつなぐ存在だったアマンシオは、1976年に引退。最後のCLの試合はミュンヘンで、退場という苦い幕切れだった。選手としての別れを告げたが、その後コーチングスタッフに加わった。 ✅マヌエル・ベラスケス(1977年) マドリード生まれのベラスケスはサンティアゴ・ベルナベウ会長とたびたびぶつかった。1971年の欧州カップウィナーズカップ決勝後、友人ペドロ・デ・フェリペを庇って会長と正面衝突。それでも会長は実力を認め1977年まで在籍させた。しかし自分の契約更新がないことを知ったのは廊下での偶然だった。チームメートのパウル・ブライトナーが移籍交渉のため来訪し、別れ際にベラスケスが「また会おう」と言うと、ブライトナーが返した。「もちろん、2ヶ月後に君の引退記念試合で」。こうして1977年8月、マドリー対アイントラハト・ブラウンシュヴァイクの引退試合が行われた。 ✅エミリオ・ブトラゲーニョ(1995年) 「エル・ブイトレ=ハゲワシ」の愛称を持つブトラゲーニョは1995年5月18日、ラモン・メンドーサ会長とともに記者会見に臨み「マドリーを去ることが最善」と告げた。1994年夏にバルダーノが就任し、さらに若きラウールが台頭したことで出場機会は12試合・1ゴールに激減。それでもリーガ優勝で締めくくり、若きトッティ擁するローマとの引退試合も行われた。その後メキシコのセラヤで現役を終え、現在はマドリーの機関関係ディレクターを務める。 ✅プレドラグ・ミヤトヴィッチ(1999年) 32年ぶりのCL制覇を決定付けた男が、わずか3年で去った。1996年に移籍金12億5000万ペセタで加入し、リーガ・CL・スーペルコパ・インターコンチネンタルを制覇。しかし1999年、ジョン・トシャック監督の構想外と知るや、フィオレンティーナへの移籍を承諾。残り3年の契約があったにもかかわらず。去り際の言葉は刺さる一言だった。「去るのは、必要とされていないから」。 ✅フェルナンド・レドンド(2000年) オールド・トラッフォードの伝説のバックヒールアシストでCL準決勝を制した立役者が、翌夏に放出された。フロレンティーノ・ペレスが会長に就任し、ルイス・フィーゴ獲得の資金捻出のため、ACミランが提示した18億円(約18M€)でレドンドを売却。1994年から6年間、アルゼンチン風の独特な個性でチームを牽引した男が去った。「フィーゴに使う資金のために売られた」とレドンドは語った。マドリーはスターを手放してスターを得たが、更衣室でのリーダーシップという財産を失った。 ✅フェルナンド・イエロ(2003年) 2002-03シーズン、アスレティック戦でリーガ優勝を決めた翌日、主将イエロの放出が発表された。優勝後の更衣室でバルダーノとのトラブル、選手たちによるファン・報道陣へのすっぽかし、セレモニーへの遅刻騒動など混乱が続いた。翌日の取締役会の長い会議の末、イエロはクラブを去った。 ✅ビセンテ・デル・ボスケ(2003年) 1999年にトシャック後任として就任したデル・ボスケは、パリでバレンシアを3-0で下し「第8のCL」を制覇。2つのリーガ、2つのCL、インターコンチネンタルなど多くのタイトルを積み上げた。しかしリーガ優勝の翌日、更新なしを通告された。バルダーノは「方針転換の時」と語った。後任のカルロス・ケイロスのマドリーはコパ決勝敗退・CLでモナコに敗退・リーグ最終5連敗という惨状に終わった。 ✅ラウール・ゴンサレス(2010年) 「ラウール・マドリー」と呼ばれた時代を作った男は16年間・700試合超・300ゴールを経て、シャルケへと旅立った。ペジェグリーニ政権でスタメンを失い始め、最後のゴールはデビューの地と同じラ・ロマレーダだった。33歳でドイツへ渡り、カタール、アメリカでさらに7年プレーした。 ✅イケル・カシージャス(2015年) 16年間ゴールを守り続けたカシージャスの別れは、二段階に渡った。まず単独の記者会見でポルトガル移籍を発表。しかし翌日、フロレンティーノ会長が「本人が望んだ演出だ、彼が望んで去った」と説明する事態になり、改めてベルナベウでトロフィーを抱えた「第二の別れ」が行われた。モウリーニョとの確執、ディエゴ・ロペスやケイラー・ナバスに正GKの座を明け渡した末の退場。その後心筋梗塞を乗り越え現役を終えた彼は、今フロレンティーノの顧問として復帰しようとしている。 ✅クリスティアーノ・ロナウド(2018年) CL3連覇の喜びもつかの間、クリスティアーノが冷や水を浴びせた。「マドリーにいられて良かった……」。9年間・438試合・450ゴールという歴代最多記録を作った最高得点者が、ロシアW杯中の7月にユヴェントスへ去った(移籍金約100M€超)。理由は報酬をめぐるクラブとの軋轢──バルセロナがメッシを優遇していると感じていた。彼の離脱後、1年間で監督が3人交代するという混乱が続いた。しかし時は過ぎ、今やフロレンティーノとの関係は修復されたという。

続きを読む →
AS2026年8月20日 08:39

モウリーニョ、エル・チリンギート第2部──移籍・選手評価・復帰の真相「ディオマンデの値段は私の問題じゃない」

スペイン紙『AS』が伝えた。スペインの人気番組『エル・チリンギート』の司会を務めるジョゼップ・ペドレロル氏が、マドリーのモウリーニョ監督へのインタビュー第2部を放送した。移籍、選手評価、フロレンティーノ・ペレス会長との関係まで、率直な言葉が続いた。 ✅ディオマンデ──「80か120か、私の問題じゃない」 「(ディオマンデを)自分から要求したのか」という質問に、モウリーニョはこう答えた。「私は誰も要求していない。誰も要求せずに来て、スカッドをしっかり分析し、何が必要かを考えた。前シーズンに何が起きたかも、お前たち(エル・チリンギート)がリスボンに届けてくれたおかげで分かっていた。知っているふりをせず、クラブが何を考えているかを聞きたかった。すると考え方が驚くほど一致していた」。 「ダンフリースやコナテは、正直SNSを爆発させるタイプの補強ではないかもしれないが、必要だった。その流れの中で、速くて攻撃的で両サイドを務められるウイング(ディオマンデのようなプロフィール)は簡単に見つからない。若くて伸びしろがあり、マドリーで長年やっていける。そういう選択肢が来た時、80か120か40か20かは分析しない。選手のプロフィールとチームへの貢献を分析して、"イエス、欲しい"と言った。80か120か……それは私の問題じゃない」。 ✅ベルナルド・シウバ──「ずっと愛してきた選手」 「グアルディオラの選手だと思う。ペップが惚れ込んだ選手で、ペップが選手に惚れ込むというのは大きな意味がある──彼は常に世界最高の選手たちと仕事をしてきたのだから」。 「すべてをもたらしてくれる。問題が少なく安定してくれれば、今の私の中では中盤の選手だが、トップ下、右サイド、インサイドに入るプレー、何でもできる。とてつもなく高い知性を持っていて、ずっと愛してきた選手だ。アトレティコやバルサが欲しがっていたからではない。隣の家が悲しむために奪うのではなく、ベルナルドはマドリーのレベルだという確信があった」。 ✅クロース&モドリッチ──「ルカもトニも唯一無二」 「クロースとモドリッチを失ったマドリーは、試合を操れる選手がいなくなったと言われる」という指摘に、モウリーニョは短く答えた。「ルカのような選手は一人だけ。トニのような選手も一人だけ」。 ✅ギュレル──「モドリッチのように進化する」 「ギュレルが好きだ。モドリッチやベルナルド・シウバと似たことが起きると思う。ある位置で始まって別の位置で終わる。10番で始まって、8番、6番で終わる。アルダはゲームへの理解と進化の中で、その方向へ向かっていくと思う」。 ✅ラミン・ヤマルは欲しいか? 「欲しくない。間違いなく偉大な選手で、あの年齢で欧州王者・世界王者になるのは普通ではない。ただ私たちはトップのスカッドを持っている。誰のためにもスペースは開けない。今は私の選手たちがいる。私の選手たちが最高だ」。 ✅バルサとフリックについて 「好きか?」と聞かれ、「そうだ、好きだ。非常に良い仕事。フリック、デコ、そしてもちろん選手たち、好きだ」と素直に評価した。 ✅なぜ今回の復帰は違うのか 「最初は噂があって、それから接触するのが普通だが、今回は逆だった。噂があって、その後に接触があった。マドリーから電話が来た時、私が選手たちにマドリーから初めて電話が来た時に感じてほしいと思う感覚と同じものを私自身が感じた。マドリーから電話が来た時、迷いはなかった。簡単だった──行きたいと思った」。 「今回の復帰はより深い。トレブルを制した後に来たのではなく、何も勝っていない状態で来た。私を知っているから来てくれと言われた。何をもたらせるかを知っているから。トレブルで来たのではなく、私を知っているから来た。それはもっと深いものだ。非常に嬉しい」。

続きを読む →
AS2026年8月20日 06:58

「飢えたマドリー」

スペイン紙『AS』が伝えた。2026-27シーズンのマドリーは特別な状況の中でスタートを切る。過去2シーズン、主要タイトルを一つも獲得できなかった──これはちょうど2010年以来のことだ。その時と同様、モウリーニョが指揮を執るべく呼び寄せられた。2014年から2024年にかけてCLを6度制するという黄金期を経てもなお、マドリーは勝つことを忘れたかのように見えた。 プレシーズンは6戦5勝1分と好調。特に圧巻だったのは直近のシャルケ戦。相手のホーム満員の中、0-3で完勝。シャルケのムスリッチ監督はこう評した。「相手のミスを確実に仕留めてくる。それができるチームだ。モウリーニョの影響が100%出ている。彼は生粋の勝負師だ。この戦力を持つマドリーには、まさに必要な存在だ」。 クルトワも休暇明けにこう語った。「今は非常にやる気がある。個人的にもタイトルを獲りたい。チームにとっても、ファンにとっても、クラブにとっても、また勝つことが大切だ」。 ✅26人中11人がCL未経験 マドリーの目標が何かは明白だ。リーガもコパも目指すが、CLこそが真の基準だ。そしてこのチームには興味深い事情がある。26人の選手のうち11人がCLを制したことがない。ほぼ半分だ。 その11人はアセンシオ、ホイセン、コナテ、ククレジャ、カレーラス、ダンフリース、ティアゴ・ピタルチ、エンドリッキ、エムバペ、エスピ、ディオマンデ。今夏の6人の新加入選手のうち実に5人が含まれており、CL経験があるのはベルナルド・シウバのみだ。 一方、CL複数回制覇経験者はクルトワ、ルニン、ミリタオ、リュディガー、メンディ、カマヴィンガ、バルベルデ、ヴィニシウス、ロドリゴ(いずれも2回)。1回経験者はトレント、ベリンガム、チュアメニ、ギュレル、ベルナルド・シウバ、ブラヒムだ。 かつてこのチームには、歴史上CL6回制覇という偉業を成し遂げた5人のうち4人が在籍していた。ナチョ、カルバハル、クロース、モドリッチの4人だ(残る1人はヘント)。また5回制覇のベンゼマ、マルセロ、カゼミーロ、クリスティアーノ・ロナウド、イスコ、4回制覇のセルヒオ・ラモス、ヴァラン、ルーカス・バスケスも去った。マドリーはそのリーダーシップを失い、取り戻さなければならない。ただクラブは、CL制覇経験者を獲り直すよりも、「マドリーで初めてビッグイヤーを掲げる」ことへの強いモチベーションを持った選手を集める戦略を続けている。 ✅モウリーニョも「2010年以来」 ベンチも同じく飢えを抱えている。モウリーニョは1期目の就任時、ポルトとインテル(ベルナベウでバイエルンを撃破)でCLを制した直後に赴任した。しかし現実として、CLの優勝は2010年のインテル以降、16年間遠ざかっている。主要リーグタイトルも2014-15シーズン、チェルシー(第2次政権)でのプレミアリーグ制覇が最後だ。 その後の主なタイトルはマンチェスター・ユナイテッドでの2016-17ヨーロッパリーグ、そしてローマでの2021-22コンファレンスリーグ。この最後のタイトルでモウリーニョは3つの欧州大陸タイトルすべてを制覇するという偉業を達成した。しかしマドリーではCLが「すべてかゼロか」だ。1期目は準決勝を超えられなかったと批判されてもいる。今度こそのリベンジも、モウリーニョ自身の使命だ。そしてモウリーニョも、飢えている。

続きを読む →
AS2026年8月20日 06:48

エマ・モドリッチ、マドリー女子カデーテに加入──父ルカに続く白いユニフォーム

スペイン紙『AS』が伝えた。ルカ・モドリッチの娘、エマ・モドリッチ(2013年4月、マドリード生まれ、13歳)がマドリーの女子育成組織「ラ・ファブリカ」に加入し、カデーテチームへの合流を果たした。 前所属はACミランのアカデミー。父ルカが長年纏ったマドリーの白いユニフォームを、今度は娘が着ることになった。すでにシウダー・レアル・マドリードの練習施設Campo 10で初練習に参加し、モビリティワーク、パス回し、ボールキープの練習などをこなした。今季のカデーテチームはマドリード自治州カデーテ1部リーグを戦う予定で、エクトル・ブエノ監督(2022-23シーズンからコーチとして在籍)が指揮を執る。 ✅マドリードCFFからミラン、そしてマドリーへ エマはアレビン(U-12)年代まで、マドリードCFF(欧州最大規模の女子育成組織を持つクラブで、マドリーと連携関係にある)でプレーしていた。マドリーが女子のカンテラを持つのはカデーテ以上のカテゴリーからのため、幼い頃はマドリードCFFに在籍。その後ACミランの育成組織へ移り、直近の所属先となっていた。 エマは幼い頃からマドリーのタイトル獲得を間近で経験してきた。父ルカがCLやリーガを制するたびに、幼い姿で優勝セレモニーのピッチを駆け回る様子がたびたび話題になった。 ✅ラウールの娘・マリアに続く伝統 マドリーの女子カンテラには同じく伝説選手の娘がいる。ラウール・ゴンサレスの娘、マリア・ゴンサレスは2022年にカデーテで加入し、現在はフベニール(U-19)でプレー中だ。昨季は47ゴールという驚異的な数字を記録。直近の上海フューチャースターズトーナメントでもマンチェスター・シティ戦でゴールを決めた。かつて父から子へと受け継がれてきたマドリーへの思いが、今や娘たちの世代へと引き継がれている。

続きを読む →
AS2026年8月19日 18:49

「マドリーで働くのではなく、マドリーのために働く」──その言葉に込めた覚悟

スペイン紙『AS』副編集長トマス・ロンセロのコラムが伝えた。 モウリーニョはポルト、インテルでCLを制し、チェルシーで2度プレミアリーグを獲った革命家の本質を今も持ち続けている。マドリーでは、グアルディオラのバルサという難攻不落に見えた壁に立ち向かった。「戦士」たちを束ねてメスタージャ(コパ・デル・レイ決勝の舞台)で忘れられない一戦を制し、100ポイント・121ゴールという「記録のリーガ」で頂点に立った。あの圧力に屈したグアルディオラがバルサを去った。しかしモウリーニョにはCLが届かなかった──ポルトガルの港町セトゥーバル出身のこの指揮官は、欧州の大舞台で3度夢破れた後、マドリーを去っている。 今のモウリーニョはより成熟し、より思慮深く、よりアナリティカルだ。ただ本質は変わらない。だからこそ、「マドリーで働くのではなく、マドリーのために働く」という言葉に力を込める。このニュアンスは重要だ。彼のキャリアはすでに完成している。ベンチの伝説として歴史に刻まれた名前だ。しかしマドリーの偉大な欧州の夜々の不屈の精神を取り戻すことができれば、このクラブを常に定義してきた遺伝子を甦らせたことになる。 モウリーニョはタイトルへの道を取り戻すためにやってきた。勝つために来た──大文字で。キャプテン、バルベルデがトロフィーを掲げる姿を見られなければ、他の何をもってしても満足しないだろう。

続きを読む →
AS2026年8月19日 08:45

モウリーニョ「エムバペは練習で笑わせてくれる、次元が違う」──エル・チリンギート詳報

スペイン紙『AS』が伝えた。スペインの人気番組『エル・チリンギート』でのモウリーニョのインタビューを詳報。ベルナベウでブーイングを受けたエムバペとベリンガムへの見解など、様々なテーマが語られた。 自身の変化については「同じDNAを持っている。自分を隠したり、ありのままを捨てたりはできない。ただずっと成熟して、感情的にならず、より冷静になった。常に失敗から学んでいるが、後悔はしない。過ぎたことへの後悔は何の役にも立たない。経験を重ねれば重ねるほどデジャブが増え、質が高まる」と語った。 チームの状態については「勝利への強い意欲を持つチームに出会えた。攻撃的な自分を見せる必要はまだなかった──選手たちが私をその自分から守ってくれている」とし、求めるのは常識的なことばかりだと言う。「練習の1時間前に来ること、栄養士管理の下での朝食、毎日のジム通い──これはすべて当たり前のことだ」 ✅エムバペは「次元が違う」 最も注目を集めたのはエムバペについての発言だ。「エムバペは信じられないほどすごい。練習で時々笑わせてくれる──良すぎるから。次元が違う」と絶賛した。昨季については「アルベロアもシャビ・アロンソも割を食った。勝敗は常に複合的な要因によるもの。一人だけに責任を押し付けたり、称賛したりするのは私には合わない」と語った。 重要なのはエムバペが合流を2日早めてきたことだという。「8月14日に来ればいい選手が12日に来た。その理由は最低限の状態でシャルケ戦に出たいから。それが全てを物語っている。その後も全員と同じ意識、同じ向上心でトレーニングしている」 ✅「マドリーのために働くのが好き」 「マドリーで働くのが好きというより、マドリーのために働くのが好きだ」という言葉も印象的だった。ベルナベウでブーイングを受けたエムバペとベリンガムについては「みんながもっとチームとして一丸にならなければならない。だが二人のW杯での数字は信じられない。ベリンガムも素晴らしかった、そしてエムバペはW杯で歴史を作った」と語った。

続きを読む →
AS2026年8月19日 07:12

ロドリ、「史上最高のクラブ」を辞退──本人が認めたマドリーの偉大さ、それでもバルサを選んだ理由

スペイン紙『AS』副編集長のコラムが伝えた。ロドリのマドリー加入の可能性に、多くのマドリディスタと同じく大いに期待していた。W杯MVPにして「2つ星スペイン」の英雄。モウリーニョのもとで夢の陣容を完成させる最後のピースになるはずだった。しかし交渉の末にロドリはバルサを選んだ。 マドリーは先に交渉を行い、ロドリも年俸1500万ユーロ・ネット4年間という条件に同意していたという。だがグアルディオラ(シティ時代に大きな影響力を持つ)、ラポルタ、フリック、デコらと話した末にマドリーを辞退する決断を下した。「辞退」と表現するのは、ロドリ自身がラジオ番組でこう語っているからだ。「マドリーが史上最高かつ最多タイトルのクラブであることは誰もが知っている」──自らそう認めたクラブを断ったことになる。 ✅バルサを選んだ理由への疑問 ロドリはバルサを選んだ理由として「価値観」を挙げた。だがその言葉は腑に落ちない。17年にわたるネグレイラ審判買収疑惑や、2年前に財政難の中で選手を登録するため、クラブ資産を水増し計上したとされる問題について言及はなかったと指摘する。プレッシャーの低い環境を選んだとも言えるが、マドリーではリーガの引き分け一つで危機論が起きる。その「狂気にも近い要求の高さ」こそが15回のCL優勝を生んできた原動力だ。バルサはCLから遠ざかって11年になる。 それでもスペイン代表のロドリは別格だ。W杯を制した背番号16として、代表ユニフォームを着た彼への称賛は揺るがない。次の欧州選手権でもその活躍を信じて疑わない。だが所属クラブという意味では、彼は「より楽な道」を選んだ。かつてラ・マシア出身でないとして評価されずパリへ去ったフェラン・トーレスの例が、カン・ノウの現実を物語っている。

続きを読む →
AS2026年8月19日 07:02

プジョル「モウリーニョで、マドリーはより強くなれる」──ロドリ加入のバルサ、ヤマルへの警告も

スペイン紙『AS』が伝えた。バルセロナの元主将カルレス・プジョルが、モウリーニョのマドリー復帰について「彼の加入でマドリーはより強くなれる」と語った。一方でバルサも「もう一つのリーガを取りにいく」という強い気持ちで新シーズンを迎えると強調した。 ESPNが主催した国際メディア向けビデオ通話で、プジョルはモウリーニョについてこう述べた。「バルサのカンテラにいたころ彼と出会い、トップチームに昇格してからも見てきた。当時から彼のサッカーへの理解の深さは際立っていた。マドリーに来たとき、私たちはとても強かった。グアルディオラとモウリーニョ、メッシとクリスティアーノ、あの時代の二つの偉大なチームのライバル関係は忘れられない」 ✅ロドリ加入を絶賛 「世界最高のMFの一人。W杯で直接見たが、非常に気に入っている。チームにバランスをもたらし、バルサのスタイルに完璧にフィットする。シティでグアルディオラとともに証明済みだ。バルサの中盤が格段に強くなる」とロドリ加入を歓迎。フリックの高い守備ラインについても「好きなスタイルだが、ボールへの全員のプレスが伴わなければ大きな問題を招く」と評価した。 ✅ブスケツ、メッシ、ヤマルへ ブスケツのバルサカンテラ指導者復帰には「もう少し時間がかかると思っていたが、彼は運命付けられている。戦術的にも、経験という意味でも大きな力になれる」と期待を示した。W杯中に父を亡くしたメッシには「レオ、勇気を。プライベートでも伝えた。愛している人みんなが一緒にいる」と言葉を贈り、「39歳でのあのパフォーマンスは信じられない。アルゼンチンが決勝まで行けたのは彼のおかげだ。私にとって史上最高の選手だ」と称えた。ラミン・ヤマルには「W杯やタイトルを獲ったが、まだ改善を続けなければならない。さらにタイトルを積み重ねていくために成長し続けることが大切だ」と釘を刺した。

続きを読む →
AS2026年8月18日 21:48

「戦争から栄光へ」──🇺🇦ウクライナ人GKヴォロシン、ゲルゼンキルヒェンでマドリー初デビュー

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョはこのプレシーズンを通じてカンテラ選手たちを特別にケアしてきた。シャルケとの最終戦では、まだトップチームでデビューしていなかったある選手に出場機会を贈った。身長202cmの巨大なGK、イリヤ・ヴォロシン(19)だ。ゲルゼンキルヒェンのフェルティンス・アレーナで後半終盤に出場し、同じ🇺🇦ウクライナ出身のルニンに代わってピッチに立った。生涯忘れられない瞬間だ。そこに至るまでの道のりは、他の選手より遥かに険しかった。 ヴォロシンは2024年1月、ラージョ・マハダオンダ(スペイン3部)からマドリーに加入。移籍金は7万ユーロだったが、クラブ内での昇格目標に応じて最大120万ユーロに達する可能性がある。17歳(当時)のGKに対するマドリーの信頼の大きさを示す数字だ。今季はハビ・ナバーロのカスティージャ昇格に伴い、フベニールA(U-19)の正GKを務める予定だ。モウリーニョの目にも、すでに留まっているようだ。 ✅ドニプロからゲルゼンキルヒェンへ サマル生まれのヴォロシンは2022年まで🇺🇦ウクライナのドニプロで暮らしていた。爆撃が始まって2カ月後、母をウクライナに残して一人で国を出た。スペインのノベルダにたどり着き、そこでサッカーを再開した。🇺🇦ウクライナのユース代表として招集される中、当時ラージョ・マハダオンダ(スペイン3部)に在籍していたロマン・ゾズリャと接点ができた。ベティス、アルバセテ、フエンラブラダなどでのプレー経験を持つ同胞の元プロ選手が橋渡し役となり、ヴォロシンはラージョ・マハダオンダ(スペイン3部)へ。そしてマドリーへ。マドリーから、ゲルゼンキルヒェンへ。

続きを読む →
AS2026年8月18日 21:46

「モウリーニョが残したヒント」──4-2-3-1は確定、残る謎はダブル・ピボーテとCBの組み合わせ

スペイン紙『AS』が伝えた。実験は終わった。モウリーニョ自身が言う「本番」「本物」が始まる。6試合で5勝1分のプレシーズン無敗、デポルティーボとシャルケ戦での連続完封で243分間無失点という状態でエスパニョール戦を迎える。右肩上がりの内容ではあるが、カードはまだ全部見せていない。6人がシャルケ戦でようやく数分出場しただけで、別の6人はいまも負傷中だ。6試合が残した確信と疑問をまとめる。 ✅確定した形:4-2-3-1 最も明確になったのはフォーメーションだ。4-2-3-1はもはや確定と見てよい。ディオマンデ、ベリンガム、ヴィニシウス、エムバペという4枚の攻撃の柱を最もうまくはめ込める形として機能する。ただし4人がそろってピッチに立ったことはまだない。ヴィニシウスが最初に復帰して3試合出場したが、他の3人は最終週に合流してシャルケ戦のみ。25分間だけエムバペ不在でエスピがCFに入り、3トップが共存した。 ✅最大の謎:ダブル・ピボーテの組み合わせ チュアメニ、バルベルデ、ベルナルド・シウバが2枠を争い、カマヴィンガが控える。カマヴィンガはW杯不参加ゆえに最多出場(4試合)となったが、それは状況の産物だ。デポルティーボ戦ではカマヴィンガ+ベルナルド、シャルケ戦ではバルベルデ+ベルナルドの組み合わせが機能した。チュアメニは大腿部の過負荷で未出場、ティアゴも左膝の負傷でプレシーズンを通じて出場できなかった。開幕スタメンの最後のピースだ。 ✅SBとCBの状況 右SBはトレント(241分)とダンフリース(239分)が競合。両者がともにピッチに立つと、トレントが右SB、ダンフリースがウイング役を担う形だった。左SBはW杯優勝🇪🇸スペイン代表のククレジャが出遅れてシャルケ戦で29分のみ、カレーラスがプレシーズン最多の322分出場でアピールした。CBはミリタオが国際Aマッチウィーク明け、ラウール・アセンシオが9月の復帰見込みで、リュディガー・ハウセン・コナテの3人が2枠を争う。 ✅攻撃は4人固定 クルトワのゴールは揺るがない。前線の4人(ディオマンデ・ベリンガム・ヴィニシウス・エムバペ)も固定だ。10番役では6試合連続先発のギュレルがアシスト2本(レガネス戦でのバルベルデへのアシストとゲルゼンキルヒェンでのハウセンへのアシスト)を記録し輝いた。ベリンガム本来のトップ下のポジションで資質を発揮し、モウリーニョのシステムにはベリンガムが出ていない時間にギュレルが活きる専用の役割が用意されている。右ウイングはブラヒムがポジションを確立しつつある。エムバペ合流まで先発を張ったエンドリッキはフィオレンティーナ戦で得点したが、今後は出場機会を分け合う形になる。エスピはプレシーズン最大のサプライズとして開幕を迎える。

続きを読む →
AS2026年8月18日 21:46

右SBに残る謎──ダンフリースとトレントが並走、モウリーニョはまだ決断を下していない

スペイン紙『AS』が伝えた。今週土曜、マドリーはエスパニョール戦(現地21:30)でリーガ2026-27の幕を開ける。モウリーニョ第2次政権の初の公式戦だ。4-2-3-1、高い流動性、強度の高いプレー──「チームがチームらしく見える」ことを求める指揮官だが、まだ一つ答えが出ていないポジションがある。右サイドバックだ。 プレシーズン4試合でダンフリースは3試合スタメン、トレントは2試合スタメン。しかし出場時間はともに240分で並んでいる。この数字がすべてを物語る──モウリーニョはまだ決断を下していない。 ✅それぞれの事情 🇳🇱オランダ代表のダンフリースはインテルで主力として活躍し、W杯でも代表の中核を担った。控えには甘んじるつもりはない。一方のトレントはW杯を欠場し、マドリー1年目は光より影が多かった。それでも当初からカルバハルの後継者として招かれた選手であり、右SBの絶対的な座を狙っている。 ✅ポリバレントとしての価値 フィオレンティーナ戦とデポルティーボ戦でダンフリースはウイングとしても起用され、同試合でトレントは3バックの右CB役をこなした。偶然ではない。モウリーニョは複数のポジションをこなせる選手を求めており、あらゆるシナリオに備えて両者を試している。右SBの謎は、開幕のホイッスルまで解けそうにない。

続きを読む →
AS2026年8月18日 06:00

「4本のバイオリンはドラムにならなければならない」──モウリーニョ体制の成否、守備で汗を流せるか

スペイン紙『AS』が伝えた。昨季のデータを基にすると、マドリーが揃えた4本のバイオリン──ディオマンデ、ベリンガム、エムバペ、ヴィニシウス──は85ゴール・31アシストを記録している。この数字が示すのは、彼らがコンビネーションよりも決定力型の選手だということだ。つまりマドリーの成否は、彼らの姿勢にかかっている。待望の(しかしいまだ実現していない)高質なボランチが来ようと来まいと、モウリーニョは難題を解かなければならない──チームを前から守備させ、本来長い展開のために設計された選手たちに、相手陣地近くでボールを奪わせること。 このマドリーは「くびれ」の細いチームに見える。攻撃陣やウイングのように振る舞う両SBの援護なしに、2枚のボランチがさらされる危険がある。ボールがあるときは別格、ないときは疑問符がつく。フロレンティーノ時代から続く「美の殿堂」型の陣容は今も健在だが、美しいだけでなく信頼できるチームにするには、守備の犠牲に慣れていないグループをモウリーニョが説得できるかどうかにすべてかかっている。 ✅データはまだ断定できない 結論を出せるだけのデータはまだない。90分間のプレスを支えられるほど足が仕上がっておらず、主力の多くも揃っていなかった。ただフィオレンティーナ、フェレンツヴァーロシュ、シャルケ戦の前半には高い位置でのプレスへの意欲が見られた。後半になると失われたが、それが体力不足なのか、それともチームが継続した守備の努力にうんざりしてしまう例の悪癖なのかはまだ判断できない。アンチェロッティ時代の直近の成功はエリア前の堅固な守備によるものだった。それをピッチ全体に広げられれば、このマドリーは本当に恐ろしい存在になれる。

続きを読む →
AS2026年8月18日 02:30

「エムバペ、去ったときのまま」──デビュー弾から始まるモウリーニョ体制、ギュレルとの連携も健在

スペイン紙『AS』が伝えた。6分──モウリーニョ体制でエムバペがゴールを決めるのに要した時間だ。プレシーズン唯一の出場でいきなり結果を残し、彼がいるだけですべてが変わることを証明した。シャレンベルクのバックパスがミスになると読んでインターセプトし、カリウスも冷静に仕留めた。月曜にトレーニングを再開し、日曜に得点──エムバペには飢えがある。 ゴールだけではなかった。11分には再びエリアに侵入したが、シュートは大きく外れた。12分には40メートル地点でカティッチを置き去りにし、シャルケ全員を上回る加速力で独走したが、カリウスのセーブに阻まれた。それでも休暇明けとは思えないコンディションは十分に示された。前半途中には自陣でボールを奪いヴィニシウスへ精度の高いロングパスを届け、ギュレルのスルーパスから再びスプリントしてクロスを送ったが、ゴール前でかき出されてノーゴール。今度はゴールゲッターではなくチャンスメーカーとしての顔を見せた。45分──何と密度の高い前半だったか。エムバペはピッチ上で誰にも止められなかった。 ✅モウリーニョが目を細める理由 モウリーニョにとっても、フィオレンティーナ戦後に「良い選手たちが揃った初戦」と笑顔で語っていた理想の展開となった。精密に組み立てたこのプレシーズンの中で、エムバペの存在はモウリーニョの不動の4-2-3-1をより機能的にし、ギュレルの魔法の杖がより輝きやすい環境を生み出している。今夏最高のパフォーマンスを見せたギュレルとの連携は、開幕を前にして無限の可能性を予感させる。 ✅「今やるしかない」 バルデベバスでは「絶好調で戻ってきた」との声が上がっていたが、それはシャルケ戦で証明された。W杯で🇫🇷フランス代表として10ゴールを叩き込んだ嗅覚は健在で、テンポチェンジの鋭さも衰えていない。昨季は42ゴール・7アシストを記録したが、チームとしての成功はなかった。マドリー入り以来、タイトルは手にしていない。全員にとって、しかし特にエムバペにとって、これは「今やるしかない」というシーズンだ。その決意は、ゲルゼンキルヒェンで幕を開けた。

続きを読む →
AS2026年8月17日 21:56

「エスピは本気だ」──モウリーニョが惚れ込んだ「ホセル型」、控えのまま得点王に

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョは「ハンマー」を求め、カルロス・エスピはその釘を打ち込んでいる。ゲルゼンキルヒェン──ルール炭鉱地帯のこの地が、エスピのプレシーズン2ゴール目の舞台となった。電撃加入したマドリーでわずか4試合、一度も先発せず累計153分の出場でチームの得点王に輝いた。ほとんど信じられない話だ。 「モウリーニョが彼を求めることに強い意欲を持っていた」と、エスピの獲得経緯に詳しい関係者がAS紙に語った。マドリーが断る理由はなかった。ベンフィカでヴァンゲリス・パヴリディスという9番を持っていたモウリーニョは、自陣のCFを新体制発足直後から探していた。ゴンサロ・ガルシアのフラム移籍で9番の穴が空くと、プレミアリーグからも引き合いのあったエスピをモウリーニョが指名。🇪🇸スペイン・バレンシア州タベルネス・デ・ラ・バジャニャ出身のストライカーがバルデベバスへの切符を手にした。クラブが求めたのは「ホセル型」の復活──身体的な強さ、献身性、少ない出場機会で確実に仕留める決定力だ。 ✅シャルケ戦のゴールに見るキラー本能 シャルケ戦のゴールはそのキラー本能を体現していた。動きを一瞬だけ緩めてオフサイドを回避し、カリウスの届かないコースへ頭で正確に流し込む。プレシーズン5本のシュート(うち枠内4本)でリーグ開幕前にチーム得点王──その効率性こそ、モウリーニョが長らく求めていた9番の姿だった。 ✅ロッカールームでも高評価 ピッチ外でも、エスピはバルデベバスで着実に居場所を作っている。カンテラ出身選手の兄弟であるジョアン・マルティネスがチームに紹介し、ククレジャら新加入組ともすでに親交を深めている。象徴的だったのは0-3で決着済みのシャルケ戦88分だ。2ゴール目を決める絶好の機会に、自らシュートを打たずカスティージャ出身のアレクシス・シリアにボールを贈った。シリアは決め切れなかったが、エスピの寛大さと焦りのなさはクラブ内部で大きな好印象を残した。マドリーはもう知っている──エスピは本気だ。

続きを読む →
AS2026年8月17日 21:28

マリオ・ヒラ「ミランでモドリッチと再会できたのは運命の贈り物」

スペイン紙『AS』が伝えた。元レアル・マドリードのDFマリオ・ヒラが、ラツィオから3000万ユーロでACミランへ移籍した。2031年6月まで契約を結んだ25歳の🇪🇸スペイン人CBは、伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューで意気込みを語った。「ここに来ることは、ある意味で夢を実現することだ。子どもの頃はプロになることを夢見ていた。でもこのレベルまで来るのは簡単ではない。だから夢なんだ」 準備期間はスムーズではなかった。7月下旬のセルティック戦で右大腿直筋に過負荷がかかり、一時練習を中断したが、重傷には至らず。マンチェスター・ユナイテッドとの親善試合(4-2勝利)の後半から復帰を果たした。移籍の決め手はアモリム監督からの直接電話だった。「監督とクラブが欲しがってくれたことが非常に重要だった。他のクラブも興味を持っていたが、ミランが最善の選択だと常に感じていた」 ✅「モドリッチとの再会は運命の贈り物」 ミランでヒラが再会したのはルカ・モドリッチだ。ミランで2シーズン目を迎える🇭🇷クロアチアの元バロンドーラーとは、マドリーの下部組織時代にも接点があった。「ルカは特別な存在だ。若い頃に知り合い、マドリーでともにいた。トップチームで練習させてもらい、手本として、学ぶべき選手として見ていた。ここミランで再会できたことは私にとって運命の贈り物だ。彼の助言を聞き、多くのことを吸収したい。選手としても、メンタリティとしても大きく成長させてくれると確信している」 「私には負けが存在しない」──そのメンタリティでリーグとヨーロッパリーグに臨む25歳の覚悟だ。

続きを読む →
AS2026年8月17日 21:23

ディオマンデ、マドリーに均衡をもたらす──30分で奪取5回・デュエル4/6のデビュー

スペイン紙『AS』が伝えた。待望の瞬間が訪れた。レアル・マドリード史上最高額移籍(1億2500万ユーロ、ボーナスを含めて最大1億4000万ユーロ)のヤン・ディオマンデが、シャルケ戦で白いユニフォームを初めてまとった。19歳の🇨🇮コートジボワール代表は、前所属のライプツィヒで体調を崩しておりモウリーニョ体制での準備期間は限られていた。その影響か、ハーフタイムになっても出番はなく──ウォームアップしていたのはククレジャやダンフリース、ベリンガム、カンテラ組だった。しかし後半開始後にタッチラインで準備を始め、60分にブラヒムに代わって投入された。 ✅守備面では早くも希望の光 30分という短い出場時間にもかかわらず、守備面では希望に満ちた数字を残した。ボール奪取5回はアタッカーとしては驚異的な数字で、デュエルも6回中4回を制した。常に自陣まで戻り、プレスバックを絶対に怠らない。パスも9本すべて成功させており、ボールを持った際の安定感もある。チームが守備で崩れる場面があっても、それはディオマンデのせいではないということを初戦で証明してみせた。 ✅攻撃のひらめきはこれから 一方、攻撃面では精彩を欠いた。ドリブルでの仕掛けに鋭さはなく、コンディション不足は明らかだった。しかし光るシーンもあった。自らボールを奪取すると縦へ一気に推進し、カリウスと1対1になったヴィニシウスへ絶妙なスルーパスを通した。明らかなPKだったがノーコール。ポジションをめぐっては左右どちらが最適かという議論もあるが、モウリーニョの4-2-3-1では右ウイングとして起用される見込みだ。史上最高額の19歳のエンジンは、まだかかり始めたばかりだ。

続きを読む →
AS2026年8月17日 21:11

ハビ・ナバーロ、次のステップへ──UEFAユースリーグの英雄がカスティージャ正GKへ

スペイン紙『AS』が伝えた。昨季のUEFAユースリーグで英雄となったハビ・ナバーロが、またもカスティージャを救った。プレシーズン第4戦、ミランデスとの一戦で後半から出場したナバーロは、内容では上回りながらも苦しんだ終盤の圧力をセービングで耐え、チームをドローに導いた。「セービングと安定感」──それがマドリード出身のナバーロを最もよく表す言葉だ。 ✅UEFAユースリーグの英雄 ナバーロが世界に名を知らしめたのはUEFAユースリーグ準決勝の🇫🇷フランスのPSG戦だ。PK戦で3本を止めてファイナルへ。決勝でも🇧🇪ベルギーのブルッヘ相手に1-1からPK戦にもつれ込み2本を止め、マドリーを優勝へ導いた。1度は偶然かもしれないが、2度は実力だ。当時指揮を執ったアルバロ・ゴメス=レイは「ナバーロは自分次第でどこまでも行ける」と語っており、誰も彼に上限を設けようとしない。 ✅クルトワの後継候補へ クラブ内の信頼は絶大だが、急ぐ必要はない。クルトワはまだ現役の柱であり、その事実がナバーロに成長する時間を与えている。前任者のフラン・ゴンサレスはすでにセビージャへ移籍しており、カスティージャの正GKの座が空いた。W杯期間中のクルトワ自身も「いつかマドリーは後継者を考えなければならない」と語っていた。イケル・カシージャス以来、カンテラ出身GKが白いゴールに定着した例はない。だが今のバルデベバスには、その歴史を変える逸材がいる。

続きを読む →
AS2026年8月17日 21:06

モウリーニョ、本番前に本物の真剣さをチームへ──プレシーズンで見えたマドリーの形

スペイン紙『AS』が伝えた。このマドリーはプレシーズン6試合を通じてモウリーニョが約束したものをおおむね体現した。魅了したか?しなかった。だが問題ない、プレシーズンとはそういうものだ。圧倒したか?一度もそうは見えなかった。だがポイントが懸かっていないのだから当然でもある。競争が始まれば自ずと位置が定まる。このチームはすでにチームの匂いがする。連帯感があり、懸命に走り、守備の集中度が増し、縦に速く、笑いごとでは済まない強さを持ちつつある。🇵🇹ポルトガル出身のモウリーニョは「本番」──リーガ開幕前に、チームに本物の真剣さを植え付けることに成功した。 ✅「ミッション」に誰も背を向けない バルデベバスに戻ったモウリーニョは「使命に乗り出した」と語っていた。そして誰一人、その使命から逃げていない。エムバペとクルトワは証明すべきものなど何もないはずだが、休暇を切り上げて早々に合流した。ダンフリースはウイングという新ポジションに適応し、ディオマンデはデビューのわずか29分で5回のボール奪取を記録した。 モウリーニョはシャルケ戦に際し、右目の下に鮮やかな青あざを作って姿を現した。練習中に誤ってボールが直撃したためだ。だがそれはこの新生マドリーの象徴として機能している。戦う姿勢は、すでにピッチの内外に宿っている。

続きを読む →
AS2026年8月17日 20:52

モウリーニョが去る日のために──彼が暴いたメディアの偽善と残すべき遺産

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョが初めてマドリーを去ったとき、「マドリーはフットボールをしていない」という批判の声も収まり、論争から解放されたファン同士の関係が元に戻った。今また彼が帰還したことを受け、同紙がモウリーニョ時代の真実を改めて問い直している。 ✅モドリッチとメディアの偽善 当時モウリーニョはルカ・モドリッチの獲得を酷評された。ルカ・モドリッチを。その一点だけで反論は十分だろう。だが筆者がより強く訴えるのはメディアの偽善だ。「審判ではなくフットボールの話をしろ」と言い続けた媒体が、そのビジネスモデルの根幹に審判論争を置いていた。バルサがネグレイラ(審判組織幹部)に57万6190ユーロを支払っていたのはモウリーニョのリーグ優勝と同じシーズンのことだ。クリーンなフットボールを壊しているのはモウリーニョだという物語の裏で、何が起きていたのか。 ✅モウリーニョが戦ったもの 彼が破壊しようとしたのは、マドリーが欧州で8年間一度も勝ち上がれないまま受け入れてきたバルサの覇権だった。多くのマドリディスタが彼を支持したのはその文脈においてだ。神格化するファンが現れたとしても、責任は彼ではなくファン側にある。同様に、自クラブのGKの退場を拍手で迎えた者たちこそ恥ずべきだ、と筆者は断じる。 ✅再び対立の季節へ 今また彼が戻ってきた。🇪🇸スペインのスポーツ紙はほぼ一致団結してモウリーニョへの対立姿勢を取っている。「対立的スタイル」と批判しながら予防的に対立し続けるという矛盾を露わにしながら。筆者の願いはひとつだ。次にモウリーニョが去る日には、彼が強いチームを作り上げていてほしい。直近2シーズン、マドリーに欠けていたのはただそれだけだった。

続きを読む →
AS2026年8月17日 20:42

育成の三巨頭──バルサ・マドリー・PSGが欧州5大リーグへ最多の選手を輩出

スペイン紙『AS』が伝えた。バルサ、レアル・マドリード、PSGの3クラブが欧州5大リーグへ最多の育成選手を送り出していることが、CIESフットボール観測所の調査で明らかになった。2026年1月12日時点のデータで、対象となるのは、15〜21歳の時期に同じクラブで3シーズン以上プレーした選手、すなわち自クラブ育成出身者だ。バルサが40人でトップ、マドリーが35人、PSGが31人と続き、3クラブで計106人が5大リーグに輩出されている。 ✅量ではなくマドリーが「活用度」で首位 出場時間に目を向けると、序列が様変わりする。マドリー育成選手の累計出場時間は29,439分で最多。バルサ(25,076分)、PSG(18,455分)をいずれも上回り、選手数が5人少ないバルサより17.4%多い。一人あたりの平均は841分で、バルサ比34%増、PSG比41%増。「数」ではなく「活用度」の高さでマドリーの育成力が際立っている。 ✅育成選手の市場価値 CIESが2026年1月時点で試算した在籍・貸し出し中の育成選手の移籍推定価値は、バルサが7億3800万ユーロで断トツ。マドリーとPSGもそれぞれ2億ユーロ超を記録した。バルサ分の約49%をラミン・ヤマル1人(3億5800万ユーロ)が占める点は圧巻だ。マドリーのカンテラは2026年夏の売却総額が約1億9400万ユーロとなり、史上最高額を更新した。 ✅PSGは施設投資で追う PSGは2024年に🇫🇷フランスのポアシーに「キャンパスPSG」を開設。3億ユーロを投じた59ヘクタール・16面のピッチを擁する施設で、🇫🇷フランスサッカー連盟の2025-26シーズン評価ではリーグ・アン最高の4.55星を獲得した。U-17・U-19の国内タイトルも手にしているが、出場時間では依然🇪🇸スペイン勢に大きく水をあけられている。

続きを読む →
AS2026年8月17日 05:47

シャルケ戦採点──エムバペが最高評価、コナテは即戦力証明、ヴィニシウスは課題残す

スペイン紙『AS』が伝えた。クルトワは穏やかな前半で足元も安定し、コナテ・ハウセンとの連携も良好だった。トレントは縦への転換が鮮やかで前半は上々。コナテはデビュー戦で空中戦の強さと落ち着きを示し合格点以上。ハウセンはギュレルのCKから0-2ヘッドを決めたが守備に甘さも。カレーラスは攻撃への参加は少なかったが守備は盤石で、エスピへのクロスが3点目を生んだ。バルベルデはボール扱い安定も仕掛けが物足りない。ベルナルドはプレッシングでエムバペの先制点を演出したが、ボール保持時のテンポが遅い。ブラヒムは守備に追われ攻撃での存在感は薄かった。 ギュレルはプレシーズン屈指の出来で、縦パスの交換や0-2のCKなど随所で輝いた。エムバペは前半の最高評価──6分での先制のほか、1週間足らずの練習とは思えない速さで相手を翻弄した。対照的にヴィニシウスは決定機を逃し突破も鈍重で課題を残したが、モウリーニョはほぼフル出場させており信頼は揺らいでいない。 ✅交代出場 エスピは出場直後にカレーラスのクロスをヘッドで沈め仕事の早さを証明。ルニンは即座に好セーブを見せた。ベリンガムは気迫十分も洗練されず、ディオマンデはコンディション不足のデビュー。ククレジャはドイツ戦のEURO2024ハンドへのブーイングを浴びながら初陣。リュディガーとカマヴィンガは強度を示し、シリアは絶好機を外した。ヴォロシンは終盤にデビューを飾った。

続きを読む →
AS2026年8月17日 05:38

モウリーニョの青あざ──ボールがメガネに直撃、練習中の不慮のアクシデントが原因

スペイン紙『AS』が伝えた。シャルケ戦は新加入選手の初陣やクルトワ・ベリンガムの今季初登場など注目点が多い試合だったが、フェルティンスアレーナで最も目を引いたのは別のものだった──モウリーニョが右目の周りを青あざにして姿を現したのだ。SNS上では様々な憶測が広がったが、真相はシンプルだった。前日の練習中にボールがメガネに直撃し、割れたレンズが右目付近を負傷させた。 大事には至らず「すべて問題ない」とクラブは伝えている。治療法は時間と安静のみ。それでも指揮官は平常心を保って試合を指揮し、終了後に充実した表情で語った。「戦術的なアイデアが少しずつ浸透してきている。選手たちの質は信じられないほど高い。ボールあり・なしの両面でチームとしてよく機能した。本物の競争が始まる前の素晴らしい最終調整だった。勝ち点を争う真剣勝負こそが私たちの好きなもの──その扉の前にいよいよ立っている」 ✅目のあざとともにマドリーへ帰還 プレシーズンの内容と結果に満足したモウリーニョは、青あざとともにマドリーへの帰路についた。しばらくはその「副産物」と付き合うことになりそうだが、リーガ開幕を見据えた指揮官の表情は晴れやかだった。

続きを読む →
AS2026年8月17日 05:32

「これが最後の年になるだろう」──ロナウド、現役引退を示唆

スペイン紙『AS』が伝えた。クリスティアーノ・ロナウドが現役最後のシーズンに臨もうとしている。ファッション誌『Vogue』のインタビューで「これがおそらく自分の最後の年になるだろう。素晴らしいレガシーを残して去りたい」と語った。アル・ナスルとの契約は2027年7月まで。その頃には42歳を迎える。 引退後についても明確なビジョンを持つ。「将来は完全に計画済みだ。やるべきことがたくさんある。フットボールを離れると大きな空白が生まれるから、ひとつだけでなく複数のことで埋めなければならない。旅行をして、パデルを楽しみ、25年間の犠牲で積み上げたものを味わいたい」と明かした。キャリア通算ゴール数はあと30本で1000ゴールに達する見通しで、その偉業を達成してから幕を引く公算が高い。 ✅開幕戦はスタンドから、ジョルジーナとひっそり挙式 アル・ナスルはリーグ開幕戦でアル・ファテフに3-0で快勝したが、ロナウドは到着したばかりとあってスタンドのVIPボックスからジョルジーナや子どもたちと観戦した。ロナウドとジョルジーナは先日ひっそりとした式を挙げており、ジョルジーナは「いつか家族や友人を招いて盛大に祝いたい。でも今年は仕事の予定や大会、子どもたちで本当に慌ただしかった」と語った。

続きを読む →
AS2026年8月16日 21:41

ククレジャ、論争に決着──左SBのレギュラー不在時代に終止符、今日ゲルゼンキルヒェンで初陣

スペイン紙『AS』が伝えた。ゲルゼンキルヒェンが「ククマニア」の幕開けとなる。レアル・マドリードはW杯前から左SBの抜本的補強を決意しており、ククレジャはその大会で期待に応えた──スペインに2つ目の星を刺繍するうえで決定的な役割を果たした世界王者だ。今日のシャルケ戦で、あのトレードマークのカーリーヘアが初めてマドリーの白いユニフォームをまとう。背番号は17。 この補強が持つ意味は数字が物語る。2022年のマルセロ離脱以降、左SBのレギュラーが定まらない状況が続いてきた。2024-25シーズンはフラン・ガルシアとメンディがほぼ二分(それぞれ3502分・2245分)し、昨季もカレーラス(3402分)・フラン・ガルシア(1352分)・メンディ(452分)の三者分担が常態化。この4シーズンでカマヴィンガまで計31度も左SBに回る事態となっていた。 ✅論争に決着、控えはカレーラス 5500万ユーロ・2032年までの契約でポジションは確定した。フラン・ガルシアはベティスへ400万ユーロ(移籍金の50%)で売却済み。カレーラスがプレシーズンの主力を担いながらバックアップに徹する体制が整った。テレサ・エレーラ杯には不参加だったが今回のゲルゼンキルヒェン遠征に帯同。モウリーニョが描く2026-27マドリーに「ぴったりはまる」左SBがいよいよ動き出す。

続きを読む →
AS2026年8月16日 20:53

ジョピス、マドリーに別れ──5度のCL制覇を支えたGKコーチが退団

スペイン紙『AS』が伝えた。表舞台には出ないが、チームを陰で支えてきた歯車がまた一つ外れた。GKコーチのルイス・ジョピスがレアル・マドリードを退団した。モウリーニョの就任に伴い、指揮官が20年来の信頼を置くヌーノ・サントスを帯同させたためだ。ジョピスにとっては3度目のクラブとの別れ。トップチームで8シーズンを過ごし、5度のCL制覇に貢献した。自らグローブをはめることもあったという伝説的な指導者で、ケイラー・ナバスとクルトワという2人の名手と特に深い絆を結んだ。 61歳、バスク州エルナニ出身のジョピスとマドリーの縁は2005年に始まり、ラ・ファブリカで3年間カンテラの若手GKを育てた。トップチームへの昇格は2015年、ジダン政権の発足とともに訪れた。レバンテ時代にケイラー・ナバスの台頭を手助けした実績が評価された。2018年にジダン(1度目の退任)が去ると古巣のレアル・ソシエダへ移籍したが、2021年のアンチェロッティ復帰時に再び呼び戻された。 ✅シャビ・アロンソ、アルベロア体制でも継続 その後はフィジカルコーチのアントニオ・ピントゥスと並んで「監督交代に左右されないスタッフ」として、シャビ・アロンソおよびアルベロア体制下でも職責を果たしてきた。しかしモウリーニョは技術スタッフをほぼ総入れ替えし(ピントゥスは補完的役割で残留)、ジョピスの8シーズンにわたる貢献はここで幕を閉じることとなった。

続きを読む →
AS2026年8月16日 19:37

コナテに見えた隙間──ミリタオ・アセンシオ離脱でCB争いに変化、開幕スタメン狙う

スペイン紙『AS』が伝えた。コナテが今週レアル・マドリードの全体練習に合流した。タイミングは申し分ない。ミリタオとアセンシオの負傷により、第一陣で健康なCBはリュディガー、ハウセン、コナテの3人のみ。さらにハウセンは筋肉系の問題でプレシーズン初戦(フィオレンティーナ戦)を欠場しており、フィジカル面の不安が完全には払拭されていない。コナテにとってリーガ開幕スタメンへの扉がより大きく開いている。フランス代表ではデシャン監督のW杯メンバーで先発に食い込めず悔しい思いをしただけに、マドリーでの巻き返しへ意気込む。 契約満了の選手に早期接触し更新させない——近年マドリーが繰り返している戦略でコナテを獲得した。直近リヴァプールでプレミアリーグ38試合中36試合に出場した強靭な体が評価された。昨季マドリー守備陣を直撃した54件もの負傷という悪夢、その解決策としての期待も大きい。フリーで獲得した27歳は、直近3シーズンで51・41・37試合と高水準の出場数を誇る。 ✅黄金のチャンス CB3人で2枠を争う構図では、リュディガーが実績と信頼で優位に立つ。もう一枠はハウセンとコナテの争いだ。ハウセンはフェレンツヴァーロス戦に後半から出場しポジショニングにやや課題を残したが、ボール扱いの質は高さを見せた。コナテはリヴァプールで攻守の要を担ったトップCBだ。早期に競争的なリズムを取り戻せれば、開幕スタメンを勝ち取る可能性は十分ある。 ✅健康管理が今季の鍵 昨季のマドリー守備陣はメンディ9試合出場・ミリタオも16節以降は4試合のみと満身創痍だった。フィジカル面での安定感がコナテ獲得の最大の理由でもあり、守備の立て直しを懸けたモウリーニョの期待を背負ってリーガに挑む。

続きを読む →
AS2026年8月16日 18:06

クルトワ、急ぎ足の仕上げで開幕へ──シャルケ戦がプレシーズン唯一の出場機会

スペイン紙『AS』が伝えた。レアル・マドリード2026-27シーズンはルニンでスタートしたが、いよいよ正GKの番が来た。クルトワは今日のシャルケ戦でプレシーズン初出場を果たすと同時に、それが唯一の実戦調整となる。リーガ開幕(エスパニョール戦)まで時間は少ないが、プロ17シーズン・686試合を経たティボーには急ぎ足の準備など問題ではない。W杯で負った軽傷のリハビリに充てるため休暇から数日早く戻り、バルデベバスでトレーニングを積んでいた。 今季クルトワを取り巻く環境にも変化がある。8年間二人三脚を組んできたGKコーチのルイス・ジョピスがスタッフを離れ、代わりにモウリーニョが20年来の信頼を置くヌーノ・サントスが就任した。モウリーニョ自身も変化の一つとはいえ、2014-15シーズンのチェルシーで一度ともに仕事をしており、10年ぶりの再会となる。「ジョゼは言うべきことをはっきり言う。それが好きだ」と先日RMTVで語った。 W杯でのベルギー代表も波乱含みだった。テデスコ前監督との確執でいったん代表離脱を経験し、今大会でもガルシア監督が準々決勝スペイン戦で筋肉系の問題を理由にクルトワをベンチに下げる判断を下し物議を醸した。帰国後も軽い筋肉の問題が残ったが、プレシーズン合流前に回復済みでリーガ開幕への影響はなかった。 ✅現在は彼のもの、これからも 契約延長に合意済みで(現契約は2027年6月まで)、クラブはクルトワを中心に据えながら控えのルニン、カンテラのフラン・ゴンサレスとハビ・ナバーロを育てていく方針だ。直近2シーズンで計23試合欠場と負傷が続いたが、差別化できる最高レベルのGKへの絶対的信頼は揺るがない。ティボーは、まだまだ終わらない。

続きを読む →
AS2026年8月16日 16:29

スミット、舞台へ──マドリー・バルサ・アトレティコが争奪戦、ラ・リーガ志向の20歳

スペイン紙『AS』が伝えた。20歳のオランダ人MF・キース・スミット(AZアルクマール)が欧州の移籍市場を騒がせている。3シーズン前、スミットを主軸としたAZが2023年のUEFAUEFAユースリーグを制覇。準々決勝では当時アルベロア監督(フベニールA)率いるマドリーを下し、エルネスト・ポク(現バイエル・レバークーゼン)とともに大会の顔となった。 その後もクラブの中心として台頭し続け、バルデベバスでの練習参加も実現。クーマン前オランダ代表監督のW杯メンバー候補に挙がりながら最終的に選外となり、オランダ国内では批判の声が上がった。代表指揮官はその後シャビ・エルナンデスに交代した。 スミットはジョルジェ・メンデスをエージェントに起用し移籍先を模索中だ。プレミアリーグからの打診もあるが、本人の第一志望はラ・リーガ。名前が挙がるのはマドリー、アトレティコ、バルサの3クラブだ。アトレティコは昨冬の市場で獲得を試みたがAZが拒否。代わりに似たタイプながらより守備的なモルテン・ヒュルマンドを獲得した。バルサはロドリ獲得作業に全力を注いでおり動けない状況だ。 マドリーは現時点で放出がない限り補強なしの方針だが、スミットは候補リストに名を連ねる。両足の精度とライン間での関わりを武器とするプレースタイルは、モウリーニョが求める「ベルナルド・シウバ型」と合致する。夏終盤に向けて動向が注目される。

続きを読む →
AS2026年8月16日 12:09

カリウスの復活──キエフの悪夢から昇格の英雄へ

スペイン紙『AS』が伝えた。今夜のシャルケのゴールを守るのは、マドリーにとって懐かしい顔だ。ロリス・カリウスは2018年のCL決勝でリヴァプールのGKとして立っていた。マドリーが3-1で制したあの一戦、GKのノーマークパスをベンゼマにさらわれた場面と、ベイルのシュートをこぼした場面——2つのミスで歴史に刻まれ、試合後に流した涙がその傷の深さを物語った。その夏、リヴァプールはアリソンを獲得し、カリウスはベシクタシュへと去った。 カリウスはあの決勝のミスをラモスから受けた頭部への衝撃による脳震盪で説明しようとした。「検査で視覚障害が確認された。通常ならあのようなミスはありえない。ラモスが意図的にやったかどうか、知っているのは彼だけだ」と語った。当時リヴァプール監督のクロップも同見解に立ち、クロースのポッドキャストで「ラモスは私のお気に入りの選手ではない」と発言。「あの頭部への衝撃が影響したのは100%確実だ」とも述べた。 ✅「もう誰かが信頼してくれるか分からなかった」 そこから転落が始まった。移籍を重ねたが2020年から2024年の間に公式戦出場はわずか5試合。FCウニオン・ベルリンとニューカッスルへの期限付き移籍を経て、6ヶ月間クラブなしという状況にも陥った。「もう誰かが自分を信頼してくれるか確信が持てなかった」と本人は振り返る。 転機は2025年1月、2部のシャルケが手を差し伸べたことだった。1年目は控えだったが、2年目に正GKの座を掴み昇格を支えた。1試合平均1失点以下という安定感でチームのブンデスリーガ復帰に貢献し、今やかつての上司であるクロップが率いるドイツ代表への招集も噂される。今夜、カリウスはあの悪夢の始まりとなったチームを相手にゴールを守る。

続きを読む →
AS2026年8月16日 11:47

ディオマンデ、お祭りに参加──プレシーズン最終戦、黄金の4銃士が初共演

スペイン紙『AS』が伝えた。「来週からは真剣に」——テレサ・エレーラ杯後にモウリーニョが言い続けてきたプレシーズンが、いよいよ最終局面を迎える。クラーゲンフルト、ブダペスト、リアソールと主力不在で続いた試合とは様相が一変し、今夜のゲルゼンキルヒェンにはエムバペ、ヴィニシウス、ベリンガム、そして待望のディオマンデが揃う。フェルティンスアレーナ開場25周年を祝う祭典は、マドリーにとってもリーガ開幕(来週土曜、エスパニョール戦)前最後のテストとなる。 最大の見どころはディオマンデのマドリーデビューだ。ライプツィヒから1億2500万ユーロで獲得したコートジボワール代表の19歳は、クラブ史上最高額の移籍金が投じられた選手。「黄金の4銃士」——エムバペ、ヴィニシウス、ディオマンデ、ベリンガムが初めて4人揃ってピッチに立つ瞬間でもある。現地時間(CEST)17:00というサッカーファンが好む時間帯にキックオフを迎える。 23人が招集されたが、アセンシオ、メンディ、ロドリゴ、ミリタオ、チュアメニ、チアゴが負傷で不参加。エンドリッキも予防的管理として外れた。カンテラからはGKヴォロシン、マリオ・リバス、セステーロ、アレクシス・シリアの4人が加わり、実質的に公式戦に近い構成となった。 ✅フェルティンスアレーナ25周年 シャルケは今季ブンデスリーガへ3年ぶり復帰。プレシーズンではアタランタに0-3と完敗したが、冬加入の40歳ジェコ(6ゴール3アシストで昇格に貢献)らが揃う。「マドリーとの対戦は特権。こうした試合から多くを学べる」とムスリッチ監督は語った。夏最後の舞台で、「黄金の4銃士」がいよいよ始動する。

続きを読む →