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レアル・マドリードの最新情報を現地メディアから日本語で

AS2026年8月16日 10:20

カマヴィンガに訪れるチャンス──批判をよそにモウリーニョが示す信頼

スペイン紙『AS』のコラムニスト、フレデリック・エルメルが綴った。プレシーズンとは選手だけが準備する時間ではない。ファンもメディアも、これから10ヶ月続く「役割」の予行演習をしている——称える選手と叩く選手を決める作業だ。競争的な意味のない試合でも、ひとりを熱狂的に持ち上げ、別のひとりを徹底的に批判することがお決まりのパターンになっている。今季その標的に選ばれてしまったのが、フランス人MF・カマヴィンガだ。 昨季2025-26シーズンはミスと負傷が重なり、ミュンヘンでのチャンピオンズリーグでは不用意な退場も喫した。しかしエルメルは、そのシーズンの記憶がピッチでの姿勢ではなく、外からの評価を歪めていると指摘する。移籍が既定路線のように語られる中でも、カマヴィンガは今プレシーズンに熱量を持ってプレーし、残留に値することを証明しようとしている。 モウリーニョはその姿を見ている。中盤の駒が手薄であることを熟知する指揮官は彼を手放す意思はなく、チャンスを与えようとしている。同じフランス人としてカマヴィンガに思い入れのあるエルメルは、「白紙からのスタート」が同胞に訪れることを願っている。

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AS2026年8月16日 07:06

「黄金の4銃士」合計市場価値5億9000万ユーロ——ディオマンデ・エムバペ・ヴィニシウス・ベリンガムが生み出す121ゴールの破壊力

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョがずっと待ち望んでいた瞬間が来た。プレシーズン中、指揮官は2度にわたってその思いを漏らしていた。フィオレンティーナ戦後には「良い選手たちがまだいない」と呼び、テレサ・エレーラ杯の後には「バルデベバスで別に調整している5人が誰かはみなさんご存知のはず。次の試合にはいよいよ本物が来る」と明言していた。そしてついに昨日、モウリーニョはプレシーズン初めて全選手を揃えて練習を行い、彼が思い描く「恐怖の黄金の4銃士」——4人の爆発的な攻撃陣を支えるシステムの構築に着手した。近代サッカー史においてこれほどの攻撃力を一つのチームに集結させたクラブはない。かつての「BBC」でさえも凌ぐ規模だ。その4人とは、ディオマンデ、エムバペ、ヴィニシウス、そして2列目にベリンガムである。 市場価値の合計は5億9000万ユーロ。Transfermarktの試算によれば、エムバペ(2億ユーロ)、ベリンガム(1億6000万ユーロ)、ヴィニシウス(1億4000万ユーロ)、ディオマンデ(9000万ユーロ)の4人がそれだけの価値を持つとされる。しかもマドリーはこれをきわめて合理的なコストで実現した。実際に支払った移籍金は、エムバペへの契約一時金が約4000万ユーロ(非公式)、ディオマンデ1億2500万ユーロ、ヴィニシウス4500万ユーロ、ベリンガム1億3000万ユーロ、合計3億4000万ユーロ(ボーナス条項除く)。現在の市場価値5億9000万ユーロをはるかに下回る投資額だ。 ✅ピッチでの姿 「黄金の4銃士」の初披露の舞台になりそうなのが、ゲルゼンキルヒェンで行われる今週日曜のシャルケ戦プレシーズン最終戦だ。ラ・リーガ開幕戦(8月22日、エスパニョール戦)を前にした最後の実戦で、多くの疑問が明らかになる。モウリーニョにとっての最大の課題は、この4人をどう活かしながらチームのバランスを保つかだ。現時点でポルトガル人指揮官が採用する基本布陣は4-2-3-1。エムバペが1トップ、その直後にベリンガムが純粋な「10番」として君臨する。ベリンガムはアンチェロッティ政権下での1年目と、タチェル体制のイングランドが制した直近のW杯でも同じポジションで輝いた。両ウイングはヴィニシウスとディオマンデ。4-4-2や4-3-3など別の布陣ではベリンガムがゴールから遠ざかり、守備負担も増えてしまう。 昨季のスタッツで見ると、この4人が叩き出す数字は圧巻だ。エムバペが42ゴール7アシスト、ヴィニシウスが22ゴール14アシスト、ディオマンデ(ライプツィヒ時代)が13ゴール10アシスト、ベリンガムが多くの負傷に苦しみながらも8ゴール5アシスト——ゴール85・アシスト36、ゴールとアシストの合計は121に上る。特にベリンガムには伸びしろがある。1年目は23ゴール13アシストを記録しており、ディオマンデもライプツィヒ時代より質の高い周囲を得た今季はさらなる上積みが見込める。 ✅他クラブとのアタッカー比較(昨季) ※2025/26シーズンの成績をもとにした比較。現在と所属クラブが異なる選手も含まれる。 マドリーのエムバペ・ヴィニシウス・ディオマンデの3人計(77ゴール31アシスト)を上回ったのは、バイエルンのケイン/ルイス・ディアス/オリーセ(109ゴール61アシスト)とバルセロナのフェラン・トーレス/ラフィーニャ/ヤマル(85ゴール33アシスト)のみ。マンチェスター・シティのハーランド/ドク/セメンヨ(57ゴール26アシスト)、パリSGのクヴァラツヘリア/デンベレ/ドゥエ(52ゴール33アシスト)、アーセナルのギェケレシュ/マルティネッリ/サカ(43ゴール19アシスト)にとどまり、マドリーのトリオは欧州トップ3位に入る。そこにベリンガムが加わるのだから、モウリーニョの「黄金の4銃士」が持つ破壊力は他の追随を許さない。

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AS2026年8月15日 22:06

ディオマンデが初招集——エムバペ・ベリンガム・クルトワも復帰、シャルケ戦でプレシーズン最終テスト

スペイン紙『AS』が伝えた。レアル・マドリーは今日曜日にドイツで行われるプレシーズン最終戦(対シャルケ)に向け、大幅に刷新されたメンバーを発表した。今季からの新指揮官モウリーニョのもと、6選手が初めて招集リスト入り。新加入のディオマンデ、ククレジャ、コナテに加え、W杯帰りで合流が遅れていたエムバペ、ベリンガム、クルトワも今夏初めてメンバー入りを果たした。不在はエンドリッキとチュアメニ、および負傷中のミリタオ、ロドリゴ、メンディ、アセンシオのみ。 シャルケ戦(現地時間17:00、CEST)は、ラ・リーガ開幕戦のエスパニョール戦(8月22日)を前にした最後の実戦機会となる。モウリーニョはこの一戦を、先発11人の最終調整と新加入選手への出場時間確保の場として活用する構えだ。 最大の注目はやはりディオマンデだ。クラブ史上最高額の移籍金で加入したコートジボワール代表FWが初めてユニフォームを着る瞬間、そしてエムバペおよびヴィニシウスとの攻撃陣での「組み合わせ」がどう機能するかに多くの視線が集まる。エムバペ自身もこの夏初の実戦出場となる。 守備陣でも注目点がある。コナテが合流したことで、ハウセンとのCBポジション争いがさらに激化。左SBにはククレジャが入る。また、先日から存在感を示しているダンフリースとトレントの右サイドでの競争も続く。モウリーニョにとっては、エスパニョール戦でのスターティングラインアップを絞り込む最後のチャンスとなる。

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AS2026年8月15日 20:08

カスティージャが「9番」を探している——ラチャドが唯一のストライカー、バロソら昇格候補に注目

スペイン紙『AS』が伝えた。ハコボ・オルテガとロレン・スニガの退団により、レアル・マドリー・カスティージャのFWはラチャド・フェタル(21歳)一人だけになった。補強市場への参入も否定されていないが、現状の優先事項はマヌエル・アンヘルとダビド・ヒメネスの放出で、合わせてレアル・マドリードC(Cチーム)の選手数名を今シーズン序盤にカスティージャ(Bチーム)へ合流させることも予定されている。 最有力の昇格候補は18歳のハイメ・バロソだ。先日2030年までの契約延長に合意したばかりで、バルデベバス育ちの「殺し屋」として知られる。2022年にラ・ファブリカ入りしてから通算100ゴール以上を記録し、移籍金条項は8000万ユーロに設定されている。フベニールA(U-19相当)やレアル・マドリードC(Cチーム)を経て、次のステップとしてカスティージャの扉を叩く時が来た、とクラブ内では見られている。 ただしバロソだけが選択肢ではない。すでにトップチームでデビューを果たしているレイバ、アルバロ・ヒネス、カルバハルらもストライカーの代役として候補に挙がる。本職ではないながらも、カスティージャ監督のフリアン・ロペス・デ・レルマにとっては貴重な駒だ。 カスティージャの主軸はあくまでラチャド クラブの方針に変化はない。カスティージャの1トップはラチャド・フェタルだ。アルメリアの下部組織出身の彼が昨シーズン、90万ユーロでカスティージャに加入した際、期待値は最大級だった。実際、加入直後は結果で応え、プレシーズンで5ゴールを記録してファンの期待を高めたが、その後は怪我に泣かされ続けた。 今プレシーズンはアルバセテとの初戦で2ゴールを決め、まずまずの滑り出し。ハコボの退団で空いた「エース」の座をラチャド自身も強く意識している。クラブからも監督からも信頼を得ている彼が、なぜマドリーが獲得に動いたかをピッチで証明することを期待されている。かつてアルメリアでトップチーム(2部)の扉を叩きかけていたラチャドが、今度はカスティージャの「9番」として自らの価値を証明する番だ。

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AS2026年8月15日 16:37

マドリー、大型補強に踏み切る——今夏の支出2億2500万ユーロ、バルサ+アトレティコの合計を超える規模

スペイン紙『AS』が伝えた。レアル・マドリーがこの夏、2019年以来最大規模の補強投資を行っている。クラブは2億2500万ユーロを投じ、ラ・リーガにおける最大支出クラブとして、資金力で知られるプレミアリーグのクラブと肩を並べる唯一の存在となっている。タイトルなき2シーズンへの反省から大胆な一手に打って出た形で、過去5年間の補強費の3分の1以上がこの数ヶ月に集中している。フリックのバルセロナが築いた覇権を崩すための勝負の夏だ。 今夏の主な補強は4選手。ディオマンデ、ククレジャ、エスピ、ダンフリースの獲得に要した合計額が2億2500万ユーロ(約370億円)に達する。コートジボワール代表のディオマンデはクラブ史上最高額の移籍金による加入となった。ククレジャはチェルシーから5500万ユーロ、エスピはレバンテから2500万ユーロ、ダンフリースはインテルから2000万ユーロで獲得した。これにシティおよびリバプールとの契約満了でそれぞれ加入したベルナルド・シウバとコナテの無償獲得も加わる。 ラ・リーガ全体の移籍費5億6000万ユーロ超のうち、マドリーが占める割合は40%。バルセロナ(1億500万ユーロ)とアトレティコ(1億200万ユーロ)の合計をすでに上回っており、なお両クラブにはロドリやクティ・ロメロなど複数の案件が残っている。また、今夏の欧州トップ6支出クラブのうち、マドリーは英プレミアリーグ以外で唯一ランクインするクラブだ。 補強方針の幅を広げた クラブはこれまで「将来性ある若手の大型獲得」と「実績ある選手をお値打ちで獲る」という2本柱を維持してきた。ベリンガムやチュアメニが前者の代表格、リュディガー・トレント・ホセルーが後者の例だ。今夏はそこにククレジャやダンフリースという即戦力ベテランという新たな軸が加わっている。 なおトレントについては、リバプールとの契約を前倒し終了させるために1000万ユーロを支出したが、これを除けば、マドリーが23歳以上の選手に移籍金を払ったのはアザールとメンディを獲得した2019年以来。25歳以上では2012年のモドリッチ(モウリーニョ体制第1期)以降、アザール、クルトワ、ケイロル・ナバス、キコ・カシージャ、ディエゴ・ロペスの5人のみだった。 カンテラの売却益が補強を支える カンテラ(育成機関)も記録的な稼ぎを上げており、売却益・保有権インカムの合計は1億9900万ユーロに達している。ゴンサロが4000万ユーロ(マドリーは保有権の30%を保持)、コモがニコ・パスの残り50%保有権を6000万ユーロで購入、ビクトル・ムニョスで2000万ユーロを回収。さらにパラシオス、ハコボ・オルテガ、マリオ・ヒラ、アルバロ・ロドリゲス、アレックス・ヒメネス、フラン・ガルシア、マリオ・マルティンといった移籍でも収入を積み上げた。 これらの直接・間接的な売却収入が、クラブが誇る財務健全性を損なうことなく大型補強を実現するための原資となっている。

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AS2026年8月15日 13:40

ブラヒム、存在感を示す——W杯4アシストから帰還、リアソールで決勝弾

スペイン紙『AS』が伝えた。忘れかけていた人も安心してほしい——ブラヒム・ディアスが帰ってきた。W杯でモロッコ代表として5試合4アシストを記録し、大会2位のアシスト数を誇った彼は、大会終了直後から体を仕上げてバルデベバスに戻った。その成果は早くも現れている。 参加可能となった最初の親善試合から右ウィングで先発。その4日後のリアソール(デポルティーボ戦)でも続けて先発に名を連ね、見事なゴールでマドリーに第10回テレサ・エレーラ杯をもたらした。 白いユニフォームを纏って5シーズン目を迎えるブラヒムに、今季も熾烈な競争が待ち受ける。ディオマンデとベルナルド・シウバの加入に加え、右サイドをこなせるギュレルやエンドリッキの成長もあり、競争はさらに激しくなった。昨季は42試合・1666分を戦ったが、本人はさらなる出場時間を求めている。 モウリーニョはブラヒムを非常に貴重な駒として位置づけている。右でも左でも内側でもこなせる多様性と犠牲的な働きが、指揮官のサッカー哲学に完璧にフィットする。ベリンガムが肩の負傷で戦列を離れた時期にはトップ下も担った。補強の波に飲まれることなく、ラ・コルーニャでのゴールのようにチャンスを掴み続けることがブラヒムの答えだ。

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AS2026年8月15日 11:42

モウリーニョ、好発進——「目を閉じてもついていける」選手たちの全幅の信頼

スペイン紙『AS』のマドリー番記者チーフ、マルコ・ルイスが伝えた。バルデベバスに感染するような楽観ムードが漂っている。選手たちは着任早々、「目を閉じてもついていける指揮官」の存在を感じ取った。ジョゼ・モウリーニョ——主要リーグですべてのタイトルを制した40年のベンチ経験を持つサッカー界の生ける伝説だ。90分間ラインサイドで身振り手振りを繰り返さなくても存在感を放ち、全員を平等に大切にする自信に満ちた指揮官。クラブは彼が望む陣容を揃えた。 これは就任条件の一つでもあった——市場に動く前に自分の意見を聞くこと。補強ポジションと求める選手像について。モウリーニョが欲しいのは「兵士」だ。そしてその兵士が揃いつつある。ククレジャとダンフリースはおそらく指揮官自身のリクエストだろう。中盤には技術の高いベルナルド・シウバを確保し、前線のプランBとしてカルロス・エスピも手に入れた。こうした「計算できる控え」がシーズンを通じて最終的に何ポイントをもたらすか、開幕すればすぐに証明されることになる。コナテの無償獲得やガラクティコ補強ディオマンデはクラブ主導の案件に見える。 新加入選手のフレッシュな意欲もさることながら、驚かされるのは既存選手たちの好反応だ。ヴィニシウス、エムバペ、ベリンガムの3人が揃って指揮官を絶賛しており、着任当初から信頼関係が築かれていることを示している。前回在任期には3大会連続CLファイナルに進出しながらも優勝を逃したCLに、今度こそ再挑戦する。身の丈に合った陣容を手にしたモウリーニョ——2年間のタイトル空白を癒す、完璧な処方箋だ。

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AS2026年8月15日 05:02

すべてはモウを通じて——移籍・カンテラ・練習まで、指揮官が掌握する新生マドリー

スペイン紙『AS』が伝えた。5月末、就任交渉の初期段階でモウリーニョが提示した要求は2つ——移籍市場への関与と、組織内ヒエラルキーの尊重だ。あれから3ヶ月、両方が着実に実現されている。「すべてはモウを通じて」——それが現在のバルデベバスの実態だ。 これは決まり文句ではなく、日常に根付いた運営方針だ。モウリーニョは聞き、相談し、確認し、周囲を信頼する。腹心のスタッフは周到に選ばれており、クラブ関係者から「リーダーとして戻ってきた」と評されるケディラの招聘もその一例だ。ただし最終判断は必ず彼が下す。他の指揮官より委任の度合いは小さい——不信感からではなく、すべてを掌握したいからだ。栄養管理、負傷回復、時間厳守、結束を深めるグループ食事……新たなルールで秩序を打ち立てながら、その影響力はさらに深くまで及ぶ。 移籍市場でも同様だ。5月末には「どんなタイプの選手が欲しいか」を記した技術レポートをクラブに提出。名前ではなくプロフィールを提示し、「ポジションを重複させること」を軸とした補強方針はその通りに進んでいる。ロドリ獲得は叶わなかったが、クラブの努力は評価している。ヴィニシウスの契約延長やティアゴ・ピタルチのスタッフ残留など、重要案件では確かに彼の意見が通っており、求めた通りの発言権を得ている。 カンテラ管理にも影響は及ぶ。若手の間では「モウはどう言うかな」が口癖になっており、タイプではなく個々の選手を指名する形で起用を判断している。そしてトレーニングは「ガンガン」の一語に尽きる。二部練習が常態化し、常連のアントニオ・ピントゥスに加え、モウリーニョが連れてきたアントニオ・ディアスが体力強化を担う。GKコーチはルイス・ジョピスからヌーノ・サントスに交代。現時点では戦術より体力面に重点が置かれている——これが新生マドリーの今だ。

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AS2026年8月14日 19:45

ダンフリース、モウリーニョの「戦士」——プレシーズン3試合210分で開幕先発へ

スペイン紙『AS』が伝えた。ダンフリース(30歳)はプレシーズン3試合すべてに先発し、計210分をプレーした。トレントが出場した試合でも最後までピッチに立ち続け、守備では岩のように堅く攻撃では鋭い刃となるこのオランダ代表は、まるでモウリーニョのために生まれてきたかのような選手だ。好調なプレシーズンを経て、8月22日のエスパニョール戦での開幕先発最有力候補に浮上している。なお、キックオフはスペイン現地時間の21:30。 フィオレンティーナ戦(2-2)では75分プレーし、右サイドでトレントと並走。翌週のフェレンツヴァーロシュ戦(1-2)では前半を担当し、先週水曜のデポルティーボ戦(0-1)では90分フル出場した。コーナーキックで3度のヘディングシュートを放つなど空中戦のターゲットとして機能し、最後の1分まで追加点を狙い続ける姿勢も印象的だった。 カルバハルの退団後、確実な右SBの補強は急務だった。移籍金2000万ユーロという条項が、ダンフリース獲得を市場最良の選択肢にした。7月28日の合流以来、戦術理解と守備強度でモウリーニョの信頼を素早くつかんでいる。また指揮官はフィオレンティーナ戦とデポルティーボ戦で、ダンフリースとトレントの同時起用も試した。ダンフリースが深い位置の右ウィングバックを担うことでトレントが内側に絞りゲームを組み立てられ、守備時は右サイドを二重封鎖する難攻不落の形が生まれる。 2人のプロフィールは対照的だ。トレントは世界屈指の技術を持つプレーメーカー、ダンフリースはフィジカルの塊。この対比がモウリーニョに試合ごとの選択肢を与えている。現時点では開幕スタメン最有力だが、マドリーでポジションを維持するには週ごとの競争に勝ち続けることが求められる。188cmの高さはセットプレーでも脅威となり(インテル時代にヘディングで8ゴール)、守備の献身・推進力・攻撃参加——モウリーニョが求める条件をすべて兼ね備えた右SBだ。指揮官は今、この選手の加入に満足しているに違いない。

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AS2026年8月14日 17:37

「選手を破壊していた…尋常じゃなかった」——ヤン・ディオマンデの原点を追う

スペイン紙『AS』が伝えた。🇨🇮アビジャンで25人と暮らし、スパイクも持たずに土の上でサッカーを続けた少年。9歳の頃、強烈なシュートで「ロベルト・カルロス」と呼ばれながら、心の中ではクリスティアーノ・ロナウドに憧れていた。10歳で初めてスパイクを手にすると、それを抱きしめて眠った。15歳でフロリダへ渡り、英語も話せないままマイアミに降り立ったディオマンデを、🇺🇸DMEアカデミーのトッド・イーソン元ディレクターが車で迎えた。「フランス語の曲を流したら、曲を聞き覚えていた彼が笑顔を見せた。それが最初の"会話"だった」。🇨🇮アビジャンから8000キロ以上離れた異国で、彼の物語が動き出した。 DMEでの最初のトレーニングから、イーソンには確信があった。「アフリカ出身の選手は多く見てきた。米国人選手より高いレベルにある子は珍しくない。でもディオを見た瞬間、"これは面白いことになる"と思った」。16歳で🇺🇸USPL(半プロリーグ)に参加すると、成人選手を相手に圧倒的な存在感を示した。対戦相手のアレクシス・ウルエニャは「ヴィニシウスみたいだった。チームで"なんでこのリーグにいるの?"と話し合っていた」と証言。サメル・ジャハワリも「速さ・パワー・技術の組み合わせがほぼ守れない選手だった。ダブルチームを組んでも止められなかった」と振り返る。 2023年春、🇺🇸コロラド・ラピッズBチームとの試合が転機となった。18〜24歳の選手を相手に、16歳のディオマンデは4-3の勝利で全4ゴールに絡んだ。「選手たちを破壊していた…これは尋常じゃない、今まで見たことのないものを見た」とイーソン。ラピッズは彼に最初の買い取りオファーを提示した。しかしイーソンはそれ以上のものを感じていた。「彼はどんなレベルにも適応した。それが最大の資質だった」 際立っていたのは、プレーの質だけではなかった。「ドリブルで全員抜くことはできた。でも彼はそうしなかった。仲間を巻き込もうとした。相手のレベルが上がれば自分もその分だけ上げる——それ以上はやらない。フェノーメノだった」とイーソンは語る。「だからこそマドリーにフィットすると思う。エムバペ、ヴィニ、ベリンガムに道を示してもらいながら成長できる。自慢しに来るんじゃなく、プレーしに来る選手だ」。バルなしの戦術理解も突出しており、「ボールを持っていないときの判断が、持っているときよりも優れている。守備意識も最初からあった。典型的なアフリカの選手ではない」とイーソンは付け加えた。 最後にもう一つの側面がある。妹のロクサーヌは、レガネスでリーガデビューを果たしたベルナベウでの試合から数週間後に他界した。今も彼の最大の支えだ。アカデミー時代、彼の望みはただ一つだった。「家族のためにお金を稼ぐこと。ベッドがあって、スパイクがあって、食事がある——普通のことが彼には普通じゃなかった。何も要求せず、すべてに感謝していた」(イーソン)。ウルエニャは「ヤマルやヴィニシウスのレベルに達する素質がある」と断言し、イーソンはこう締めくくった。「ヴィニシウスが好きなら、ディオに恋をするだろう。守備もするし、ハードワークもする。まだキャリアの入り口に過ぎない。払われた移籍金分の価値は十分にある」

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AS2026年8月14日 15:23

ロドリ獲得に2億1000万ユーロ——バルサの2度のオファーをシティが拒否

スペイン紙『AS』編集長、ホセ・フェリックス・ディアスが伝えた。「契約残り1年なら安く買える」という時代は終わった。ロドリのケースがそれを証明している。マンチェスター・シティはバルセロナからの2度のオファーを拒否し、移籍金として8000万ユーロを要求。移籍金・手数料・年俸を合算すると、この取引は2億1000万ユーロを超える規模になる。 ロドリの去就はW杯の前後を通じて議論の的であり続け、夏の移籍市場が開いて1ヶ月半が経った今も話題は尽きない。当初は「契約カウントダウン中だから格安で取れる」との見方が優勢だったが、現実は違った。バルセロナが突きつけられているのは2億ユーロ超の移籍費用だ。かつてトニ・クロースがレアル・マドリーへわずか2000万ユーロで移籍したような「契約末期の格安移籍」は過去のものとなっている。 バルセロナはロドリに対し、4シーズン総額で年俸1500万ユーロ(税引後)の契約を提示した。カタルーニャの課税を考慮すると税引前は3400万ユーロとなり、4年間で1億3600万ユーロ。これに手数料と移籍金を加えると2億1000万ユーロを超える。 レアル・マドリーもディオマンデやククレジャといった高額補強を行ったが、いずれも年齢と年俸構造から費用回収が見込みやすい案件だ。マドリーはロドリにもオファーを出していたが、選手自身がバルセロナを選んだ。また、マドリーはバルセロナが狙うフリアン・アルバレスについても1億5000万ユーロでアトレティコに打診し拒否されている——対立する両クラブが同じ選手を争う構図が今夏繰り返された。 アトレティコはマドリーのオファーを退けたが、マドリーはアルバレスの相場を押し上げることに成功した。バルセロナにとっては皮肉な結果だ。ロドリとアルバレスの両案件が成立した場合、バルセロナが今夏に費やす総額は5億ユーロに迫る計算になる。

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AS2026年8月14日 09:44

モウリーニョにも愛が必要だ——Netflixドキュメンタリーが明かした素顔

スペイン紙『AS』コラムニスト、ヘスス・ガジェゴが伝えた。Netflixが公開したモウリーニョのドキュメンタリー。この種の作品の常として主人公の監修と承認のもとで制作されたものだが、そこに意外な一瞬があった。「悪役」「冷徹」「手に負えない」と言われてきた指揮官が、実は愛を必要としているという告白だ。マンチェスター・ユナイテッドとの合意を破棄してチェルシーのオファーを受けた理由を「チェルシーの方が自分を愛してくれると感じたから」と語った瞬間、モウリーニョはようやく人間らしい——弱く、不完全な——姿を見せた。 そのシーンだけが、"The Special One"の競争的な美徳や「ヤバいやつ」としての勝利への執念を称えるドキュメンタリーの流れを断ち切る。ポルト、チェルシー、インテル、マドリーでゲームの構造を変えた実績は否定できない。「外の世界はお前たちを嫌っている」「代表ではキスでもしてろ、でもマドリー対バルサではそうはいかない」「世界全体が俺たちに負けてほしいと思っている」——ロッカールームに響いたそんな言葉が、指揮官に絶対的な忠誠を誓う選手集団を生み出した。 総じて称賛は多く、正当な部分も多い。しかしエゴセントリズムが目立ち、過去の失敗への反省は乏しい。そしてカシージャスの扱いも気になる。ドキュメンタリーでは、モウリーニョの決断に従わなかった「不和の要素」として描かれており、イケル・カシージャスがこの描かれ方を快く思っているとは、とても想像できない。

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AS2026年8月14日 07:32

ベルナルド・シウバ、初先発で合格点——ボランチ定着へ前進

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリー入団から10日、ベルナルド・シウバ(32歳)がデポルティーボとのプレシーズン戦でモウリーニョのもと初めて先発出場を果たした。 モウリーニョは中盤の駒不足を踏まえ、元マンチェスター・シティのポルトガル代表MFをカマヴィンガとのダブルボランチとして起用。前半のパス成功率は40/40と完璧で、ボール奪取3回、ロストゼロという数字を残した。派手さはなかったが、ポゼッションを安定させゲームを組み立てる役割として及第点以上の働きを見せた。 後半、モウリーニョが4-4-2に移行すると、ベルナルドはインサイドハーフとしてより高い位置でプレー。ボランチはバルベルデとカマヴィンガが担い、右にダンフリースが入ったなか、解放されたベルナルドは相手エリア付近への絡みも増えた。 マドリーはボランチの追加補強を予定しておらず、ベルナルドを4-2-3-1の中盤の核として起用し続ける方針だ。ダブルボランチのパートナー候補にはバルベルデ、チュアメニ、チアゴ、アルダ・ギュレルらの名前も挙がっており、初先発の合格点は開幕に向けた指揮官のプランに一定の確信を与えた。

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AS2026年8月14日 07:10

センターバック緊急事態——マドリー開幕戦はCB3人のみ

スペイン紙『AS』が伝えた。エデル・ミリタオとラウール・アセンシオの負傷離脱により、マドリーはラ・リーガ開幕エスパニョール戦をセンターバック3枚でスタートすることになる。 ミリタオは昨シーズン末に左足の大腿二頭筋を痛めて手術を経験しており、現在もバルデベバスで個別メニューをこなす状況だ。アセンシオは今夏プレシーズン中に右足の大腿直筋断裂を負い、回復まで約6週間、9月中旬の復帰が見込まれている。 一方で指揮官・モウリーニョに使えるCBは3人。イブラヒマ・コナテは8月10日からチームに加わり、シャルケとのプレシーズン最終戦でコンディションを整える段階だ。過去3シーズンで51・41・37試合に出場した「フィジカルの信頼性」が獲得の最大の理由とされる。ディーン・ハウセンは昨季チーム最多のCB出場数を誇る(40試合)が、プレシーズン序盤は軽い過負荷で出遅れた。アントニオ・リュディガーは昨季のひざの不安を経て、フェレンツヴァーロシュ戦で45分、デポルティーボ戦では先発をこなした。 4人目のCBとして候補に挙がるのがカスティーヤのジョアン・マルティネスとマリオ・リバスだ。「新しいラモス」と呼ばれるジョアンは今夏2試合で先発した期待株。リバスはフェレンツヴァーロシュ戦でトップチーム初ゴールを記録、フィオレンティーナ戦でもモイーズ・ケインを相手に実戦経験を積んだ。どちらか一方が開幕戦の招集メンバーに入る可能性が高く、カンテラがトップチームの苦境に救いの手を差し伸べる形となっている。

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AS2026年8月13日 19:31

ヴィニシウスが開幕の鍵を握る

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョ監督率いるマドリーは、プレシーズンを通じてカウンターと縦への速さを軸にしたチーム像を描いている。その構想の中心に置かれているのが、ヴィニシウス・ジュニオールだ。 リアソール(デポルティーボ戦)でもその青写真は見えたが、ヴィニシウス自身はまだ本来のパフォーマンスを発揮できていない。モウリーニョは段階的に彼の調子を上げる計画を立て、ハンガリー戦では45分間、ア・コルーニャ戦では70分のプレー時間を設定した。しかし後者でも、ドリブルで相手を切り裂く鋭さはまだ戻っていない。 ブラヒム・ディアスが試合後に「脚に蓄積するためのゲームだった」と表現したように、コンディション積み上げには貢献したものの、それ以上ではなかった。懸念材料というわけではないが、チームはより高いレベルの彼を必要としている。 スペイン1部リーグ開幕戦ではエスパニョール戦が予定されており、モウリーニョはアントニオ・イダルゴ監督のデポルティーボが見せたような、中央を閉じて縦への侵入を塞ぐ戦術を想定しているとみられる。リアソールではアルダ・ギュレルとベルナルドがその犠牲になった。だからこそ、サイドからの速攻、特にヴィニシウスのスピードが不可欠になる。 4-2-3-1を採用するとされるモウリーニョの攻撃陣はまだ形成途上だ。ヴィニシウスはキリアン・エムバペよりも調整が進んでいるが、エムバペは練習合流から2セッションしか消化していない。ディオマンデはチームメートとのコンビネーションをこれから構築する段階でデビューも未消化、ジュード・ベリンガムにいたっては昨日ようやくトレーニングに合流したばかりだ。 エンドリッキ(フィオレンティーナ戦)、エスピ(フェレンツヴァーロシュ戦)、ブラヒム(デポルティーボ戦)と、他の選手たちは既に存在感を示している。いよいよ開幕の号砲に向けて、「猛牛」たちが顔をのぞかせるべき時が来た。ヴィニシウスのように。

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AS2026年8月13日 06:26

「来週から本番が始まる」モウリーニョが宣言

マドリーがテレサ・エレーラ杯を制しました。スペイン紙『AS』が伝えたところによると、ア・コルーニャのリアソール競技場でデポルティーボと対戦したマドリーは、前半終了間際にブラヒム・ディアスが決めた1点を守り切り、0-1で勝利。伝統あるプレシーズントロフィーを手にしました。 試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督は記者団にこう語りました。 「真剣なゲームだった。リーガに復帰するクラブが相手で、このトロフィーには長い歴史がある。向こうは全力でぶつかってきたし、私たちも本気で戦わざるを得なかった。フェデとアルダはそれぞれ前半の45分だけ使った。プレシーズンは勝つためだけでなく、試してみることにも意味がある。選手の組み合わせを変え、構造を変えながらも、チームは結果を求めてプレーした。リーガではこういう試合が何度もある。でも殺しきらずに勝てた。バルデベバス(練習場)に残っている5人がいる。そして来週から本番が始まる」 ギュレルはスタメン出場して前半45分でピッチを退き、後半はバルベルデが途中出場して45分プレー。それぞれ45分ずつに抑えたのは、過剰な負荷をかけないためのローテーションだったとモウリーニョは説明しています。 また、試合のデザインについてもこう言及しました。「私たちが設計した通り、試合の難易度は段階的に上がっていく。こういったトーナメントがどういうものかはわかっている。ホームチームにとっての価値がある大会だ。こういう環境で戦うことは、私たちにとって非常に良いトレーニングになる」 なお、ワールドカップからの帰還が遅れている5人の選手がまだバルデベバスに残っているとのことで、全選手が揃うのはこれからとなります。 モウリーニョが「来週から本番」と言い切った以上、チームの本当の仕上がりはリーガ開幕のピッチ上で問われることになります…。

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AS2026年8月13日 06:06

ブラヒムの世紀に一度のゴールでテレサ・エレーラ杯10回目制覇

スペイン紙「AS」が伝えた、マドリーの今夏プレシーズン。舞台はア・コルーニャのリアソル、試合前には皆既日食が空を覆った。そして訪れた、まるで100年に一度の天文現象に呼応するかのような一撃――関わったのは2人、触れたのは4回だけだった。 ルニンがゴールキックではなく手で放ったロングスロー、50メートルを超えるボールがブラヒム・ディアスの胸に収まる。トラップ一発で前を向き、崩れたディフェンスを置き去りにして、左足で流し込んだ。「AS」はこのゴールを「稲妻」と表現した。前後半を通じてくすぶり続けた凡庸な試合の中に、それだけが異質な輝きを放っていた。 試合全体を振り返れば、マドリーは相変わらず前半を高い出来で入り、後半に失速するパターンを繰り返した。 ヴィニシウス・ジュニオールのスプリントは尻切れのまま終わり、ブラヒムの個人技も枠の外で消えた。昨夏のプレシーズンで圧倒的な存在感を放ったアルダ・ギュレルは、今回は休息モード。ハウセンは至近距離からのヘディングを外すなど精彩を欠いた。 前半アディショナルタイム、流れはデポルティーボに傾いていた。コーナーキックからルーカス・ヌービにヘディングを浴びせられたルニンが、そのまま手でカウンターを発動。この電光石火の繋ぎから生まれたブラヒムのゴールでマドリーが先制した。 一方でベルナルド・シウバは前半こそ慎重な入りだったが、後半に入って積極性を増し、「良いニュース」だったと「AS」は評している。 後半、モウリーニョはバルベルデ、カマヴィンガ、ベルナルド・シウバによるトリプルボランチを試みた。これがチームの安定を高め、右サイドではダンフリースがトレントより前に出る形をテストした。また前線にはエスピを起用し、序列争いに材料を与えた。 デポルティーボはメジャ投入後に攻勢を強め、終盤はアンドリー・ルニンが2度の決定的セーブでゴールラインを守った。この「ビッグセーブ2連発」がなければ勝点3は危うかったと「AS」は指摘している。 結果はスコアレスの前半を経て、ブラヒムのゴール1点を守り切ったマドリーが0-1で勝利。テレサ・エレーラ杯10回目の優勝を果たしました。

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AS2026年8月13日 05:59

ブラヒムの1点を守り切った「ベータ版」マドリー

テレサ・エレーラ杯のデポルティーボ戦に臨んだマドリーの選手採点を、スペイン紙『AS』が掲載しました。1-0の辛勝を振り返る内容で、ブラヒム・ディアスの決勝ゴールとルニンのビッグセーブが評価の中心となっています。 前半アディショナルタイム、ルニンが素早くボールをさばいてカウンターを発動。そのボールを受けたブラヒム・ディアスが冷静に流し込み、これが決勝点となりました。マラガ出身の背番号22は先発2試合連続でゴールへの関与を果たし、攻撃に落ち着きとリズムをもたらした功労者として高評価を受けています。 守備面では、ルニンが3試合連続フル出場を果たしつつ、終了3分前に2本の連続ビッグセーブで無失点を死守しました。『AS』はそのプレーを「プロビデンシャル(天の助け)」と表現しており、この日最大のハイライトのひとつとなっています。 先発メンバーを個別に見ていくと、今夏初の先発出場となったヴィニシウス・ジュニオールはキャプテンマークを巻いてピッチに立ちましたが、コンディションが整いきっておらず、試合への関与は限定的でした。 エムバペ不在の1トップで起用されたエンドリッキは果敢に仕掛け、ハウセンは長いボールでヴィニシウスをうまく使いながらオーバメヤンを抑制。 一方でリュディガーは今季初先発となりましたが、デポルティーボの目玉補強であるオーバメヤンに正面突破を許し、30分には彼へのファウルでイエローカードを受けてしまいます。前半終了とともにマリオ・リバスと交代しました。 モウリーニョ監督がダブルボランチとして試したベルナルド・シウバとカマヴィンガのコンビは、カマヴィンガが単独でプレスを受け持つ場面で難しさを露呈。ただカマヴィンガはエリア外からのシュートも積極的に狙い、エスピへのスルーパスでゴールに絡む場面もありました——もっとも、そのゴールはオフサイドで取り消されています。 後半からの交代組では、トレント・アレクサンダー=アーノルドが右サイドで存在感を示し、バルベルデの投入でチームに安定感が生まれました。カレーラスはガリシアの地元でプレーし、複数の危険なクロスを供給。エスピはデポルティーボの最終ラインを何度も脅かし、決定的なシュートを沈めながらもオフサイドに泣きました。 ダンフリースは右サイドで目立つ場面こそ少なかったものの、82分には相手のシュートを体でブロック——ただし直後にイエローカードを受けています。 『AS』が「まだベータ版」と評したこのチーム、モウリーニョ体制の完成形が見えてくるのはもう少し先になりそうです…。

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AS2026年8月12日 22:38

2枠を6人が争う、マドリーの中盤戦争

モウリーニョ監督が描くマドリーの基本布陣は4-2-3-1。ヴィニシウスとディオマンデが両翼を張り、エムバペが1トップに入り、ベリンガムがトップ下に座る。スペイン紙『AS』が伝えたところによると、このシステムのダブル・ピボーテ2枠をめぐって、実に6人の選手が争う構図になっているという。 🇺🇾 **バルベルデ**は今季からキャプテンを務める。プレシーズン開始から早期合流を果たした一人で、モウリーニョ体制においても核となる存在になるとみられている。ただし、毎試合のスタメンが完全に保証されているかどうかは、いまだ不透明だ。 🇹🇷 **ギュレル**はプレシーズンを通じて最も好調な選手の一人として評価が高い。ワールドカップでの早期敗退が奏功し、体力的なアドバンテージも持つ。しかし指揮官はあくまでトップ下をギュレルの本職と見ており、その座はすでにベリンガムが占めている。前季に記録した6ゴール・14アシストをもってしても「10番」の座には届かず、より深い位置でのプレーも求められる局面だ。 🇵🇹 **ベルナルド・シウバ**は今夏唯一の新加入組として名を連ねる。本職がダブル・ピボーテというわけではないが、その万能性が評価されている。モウリーニョは「彼は素晴らしい選手だ。6番や8番として低い位置でプレーすれば、チームの出口になってくれる。3つか4つのポジションをこなせる」と明言。ベルナルド本人も「このチームが勝ち続けることを助けようとすることが、とても嬉しい。勝つ、勝つ、勝つ——それがこのクラブの本質だ。自分もその勝利の流れに貢献できるよう、一つの駒として力を尽くしたい」と語っています。 🇫🇷 **カマヴィンガ**はこの夏の移籍市場における最注目名の一つ。クラブ側は放出に前向きな姿勢を示しているが、本人は残留を望んでいると伝えられています。プレシーズンのすべての親善試合でスタメン出場を果たしているものの、モウリーニョ体制において不可欠なピースとはみなされていないとのことです。 🇫🇷 **チュアメニ**はワールドカップでの長期参加の影響から合流が大幅に遅れ、バルデベバスの室内施設でのリハビリからスタートを切りました。2022年のマドリー加入以来、中盤の固定メンバーとして機能してきた選手ですが、新システムのダブル・ピボーテ枠に定位置を確保できるかどうかは、現時点では見通せません。 🏟️ **ティアゴ**はカスティージャ出身の若手で、今夏の「直前加入」組。当初はマドリーを離れる候補だったが一転、1年残留が決まりました。背番号の都合でカスティージャ登録になるものの、トップチームの一員として扱われ、2軍に降格することはないとされています。 2枠に6人。中盤のサバイバルレースは、開幕前から最高温度に達している…。

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AS2026年8月12日 22:25

ベリンガム始動、モウリーニョが「10番」に固定方針

W杯組の最後の一人として、ジュード・ベリンガムが今週水曜日にバルデベバスのトレーニング施設に合流しました。スペイン紙『AS』が伝えたところによると、月曜日に帰還したマルク・ククレジャ、イブラヒマ・コナテ、オーレリアン・チュアメニ、キリアン・エムバペに続く形で、スタウアブリッジ出身のこのMFが姿を現し、モウリーニョ監督はついくW杯参加選手全員を手元に揃えることとなりました。 なお、ベリンガムらW杯組はコルーニャ遠征(テレサ・エレーラ杯)には帯同しておらず、ディオマンデとともにバルデベバスで別調整を行いました。 モウリーニョが今夏の最重要課題の一つに据えているのが、ベリンガムの「再覚醒」です。 アンチェロッティ体制初年度だった2023-24シーズン、ベリンガムは23ゴール13アシストという驚異的な数字を叩き出し、バロンドール候補にまで上り詰めました。しかしその後の2シーズンは輝きが薄れ、インサイドハーフとして起用されたり、左サイドに流れる場面が増えたりと試行錯誤が続き、肩の手術という離脱も重なってポテンシャルを発揮しきれないままでした。 そんな中で訪れたのが今夏のW杯です。イングランドを3位に導いた8試合で7ゴール1アシストを記録し、「トップ下として解放された10番」としての輝きを世界に見せつけました。 『AS』によると、モウリーニョはこのW杯でのパフォーマンスこそが本来のベリンガムだと確信しており、自身が採用する4-2-3-1システムのトップ下に固定する方針を持っているとのことです。守備への貢献も求めつつ、ゴール前から遠ざけすぎず、最大限のポテンシャルを引き出す位置に置く考えです。ベルナルド・シウバやギュレル、ブラヒム・ディアスとは異なり、頻繁なポジション変更は求めず、あくまで「自分の10番」として機能させるイメージを描いています。 ただし、一つの火種が既に燻っています。 今夏のプレシーズンで最も輝きを放っているのが、ギュレルだからです。ブダペストでの親善試合ではノーゴールながら圧倒的な存在感を示し、ここまでの全プレシーズンをトップ下として過ごしています。モウリーニョは序列より調子を重んじる監督として知られており、ベリンガムとギュレルのポジション争いは今後最初の「難題」になり得ると『AS』は指摘しています。 その議論は来週以降に持ち越しとなります。今週はまず、ベリンガムの再出発が始まった…。

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AS2026年8月12日 18:21

ハウセン、伝説の4番を背負う覚悟

ディーン・ハウセン(21歳)にとって、マドリーでの第2章が幕を開けようとしている。スペイン紙『AS』が伝えた。 マドリディスタとしてのキャリアは、2025年6月のクラブワールドカップからスタートした。チームはタイトルを逃したものの、ハウセン個人はシャビ・アロンソ体制のなかで最も輝いた選手の一人として評価され、リーグ戦に入ってからも好調を維持した。 しかし、チームが連敗に沈み始めると、彼のパフォーマンスも急速に不安定になった。過剰な自信と時折見せる集中力の欠如が足を引っ張り、第24節には不要なPKを献上。レアル・ソシエダに追いつかれたその瞬間、ベルナベウからブーイングが降り注いだ。 まるで叱責が即効薬になったかのように、ハウセンはそこから修正された姿を見せ始めた。スペイン紙『AS』は「あのブーイングを境に、改善されたバージョンが現れた」と表現している。 今夏の新シーズンに向け、最初のアクションとして背番号4番の継承を自らSNSで発表した。セルヒオ・ラモスやフェルナンド・イエロが纏ってきた、マドリーの守備の系譜を象徴する番号だ。 ハウセンを語るうえでモウリーニョとの縁は欠かせない。モウリーニョはローマの監督時代、ユヴェントスにいたハウセンを期限付き移籍で招いた。ローマでのその5ヶ月間が、プレミアリーグへの跳躍台となり、やがてマドリーへの道を開いた。 マドリーは移籍金5000万ポンド(約5800万ユーロ)の解除条項を行使し、マラガ出身でアムステルダム生まれのハウセンを獲得した。クラブ史上最高額のCBである。 今夏のプレシーズン、バルデベバスで行われた2試合の練習マッチでは先発フル出場を果たした。ただ、フィオレンティーナとの最初の公式親善試合には軽い体の不調でオーストリア遠征に帯同できなかった。 1週間のフィジカル調整を経て、ブダペストでのフェレンツヴァーロシュ戦に復帰。後半45分間のプレーで調整を続けた。 そのフェレンツヴァーロシュ戦に新たなライバル、コナテは不在だった。元リバプールのフランス人CBは月曜日にようやく全体練習に合流した遅れ組の一人で、今週のア・コルーニャ遠征にも帯同していない。 ダビド・アラバの退団後、CBの正ポジションを巡っては5人が競合する構図となった。ハウセンにとって、伝統の4番を背負う意味は重い…。

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AS2026年8月12日 18:14

モウリーニョは変わらない、それでいい

スペイン紙『AS』のコラムニスト、フレデリック・エルメルが、帰還したジョゼ・モウリーニョ監督の"変わらぬ流儀"について論じました。 モウリーニョはマドリードの公式チャンネル「Realmadrid.tv」の小さなインタビューを利用し、今シーズン最初の"一撃"をベルナルド・シウバ🇵🇹に見舞いました。 ポルトガル代表MFはフェレンツヴァーロシュ戦でデビューを飾ったばかりでしたが、モウリーニョは早々に「フィジカルが仕上がっていない」と公の場で批判したのです。 エルメルによれば、これは偶然の発言ではありません。「非常に巧みに構成された言葉で、非常に手厳しいメッセージを、そうは見えない形で届ける」——これが第1次政権の頃から変わらないモウリーニョの手法だとコラムニストは指摘します。 選手を公の場でやり玉に挙げ、ピッチでの反応を引き出す。この方法論はかつてカリム・ベンゼマ🇫🇷に対しても機能したと、エルメルは振り返ります。 批判を受けた選手がモチベートされ結果を出すのか、それとも反発するのか…。この手法は人によっては「不快」と映るかもしれない、とエルメルも認めています。 しかしコラムニストはこう締めくくりました。「帰ってきたモウリーニョが、いつものモウリーニョであることが、どこか嬉しい。驚きも、いい意味でも悪い意味でも、ない。"スペシャル・ワン"は変わらないし、おそらく永遠に変わらないだろう」と。

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AS2026年8月12日 18:07

ジェイ・Zの帝国、サッカー界の頂点へ

ヴィニシウス・ジュニオールの契約延長、そしてディオマンデのマドリー加入——この夏のサッカー界を揺るがした2大ニュースの裏に、1つの代理人会社の名前があった。「Roc Nation Sports」。ラッパーのジェイ・Zが興したレコード会社を起源に持つ米国発の選手代理会社が、わずか3年でサッカー界の頂点に立とうとしている。スペイン紙『AS』がその実像に迫った。 Roc Nationがサッカーに本格参入したのは2023年7月のこと。それまでは北米スポーツや芸能界での存在感が中心だった。ところがそこから36か月足らずで、最も注目を集める選手選手代理会社へと急成長を遂げました。 その原動力となったのが、サンパウロ発祥のTMF Agencyとの統合です。ブラジル人選手との強固なパイプが生まれ、現在は男女合わせて135人のサッカー選手、そして全競技を合わせると1000人ものアスリートを抱えるまでになりました。 Transfermarktによる会社全体の評価額は7億4100万ユーロ。保有選手の内訳では、ヴィニシウス・ジュニオールが1億4000万ユーロ、ディオマンデが9000万ユーロ、エンドリッキが4000万ユーロと評価されています。 ヴィニシウスの社内序列は、NBAのシャーロット・ホーネッツに所属するラメロ・ボールや歌手のリアーナ、アリシア・キーズと並ぶ同社の「顔」。17社のスポンサー契約を持つその影響力は、スポーツの枠を超えたアイコンとして評価されています。 女子サッカーへの投資も見逃せません。ケロリンのFCバルセロナへの移籍を150万ユーロで成立させ、これはマンチェスター・シティ女子史上最高額の売却、バルセロナ女子史上最高額の獲得、さらにはブラジル人女子選手の移籍金としても過去最高額となりました。 社内からは3名の幹部がコメントを寄せています。 フレデリコ・ペーニャCEOは「夢を現実に変え、夢を持つ人を予期せぬ事態から守ることを目指している。クライアントの周囲で何が起きているか、何を伸ばすべきか、どう実現するかを的確に伝えることが成功の鍵だ」と語りました。 ブラジル担当COOのチアゴ・フレイタスは「競技とエンターテインメントは切り離せない。サッカーは人類が生み出した最大のスペクタクルだ。ヴィニシウス、エンドリッキ、ディオマンデは、才能に忍耐と犠牲が加わったとき何が生まれるかを体現している」と述べました。 エージェントのセルジオ・フェルトリーニは「ケロリンはピッチの内外でひとつの手本だ。競技パフォーマンスがいかにビジネスチャンスを生むかを理解した数少ない選手であり、ブラジル女子サッカーの歴史に刻まれる移籍の主役になった」と称えました。 ジェイ・Zの資産は推定25億ドルとも言われています。その帝国が、サッカーという地球最大のスポーツを新たな主戦場に据えた——その動きはまだ始まったばかりかもしれません。

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AS2026年8月12日 17:45

ギュレル、13年ぶりのテレサ・エレーラ杯で真価を問われる

スペイン紙『AS』が伝えた、マドリーとデポルティーボが激突するテレサ・エレーラ杯第81回大会(ア・コルーニャ)の前夜報道。マドリーの同大会参加は実に13年ぶりとなります。 この一戦で最も注目を集めるのがギュレルです。 2005年2月生まれのトルコ代表MFは、2023年夏にフェネルバフチェからマドリーへ加入。加入直後に膝の半月板を負傷して長期離脱を強いられたが、復帰後は本来の輝きを取り戻した。EURO2024ではグループステージのジョージア戦でロングシュートを豪快に沈め、世界にその名を刻んだ。繊細なボールタッチと広い視野、針の穴を通すようなスルーパスが持ち味のトップ下だ。 フィオレンティーナ戦、フェレンツヴァーロシュ戦と2試合続けてアシストを記録し、攻撃に詰まった局面を個人の閃きで打開してみせた21歳。モウリーニョが志向するとされるゲリラ戦的・インテンシティ重視のスタイルの中で、ダンフリースやククレジャといった新加入組が肉弾戦に笑顔で加わる一方、「攻めあぐねたときの一手」としてギュレルの役割はより鮮明になりつつあります。 ただし、その「どこに置くか」はまだ定まっていません。 ベリンガムが本来務めるトップ下で起用されてきた一方、フェレンツヴァーロシュ戦ではベルナルド・シウバが十分な存在感を示せなかったダブル・ピボーテの一角での起用も視野に入る、と『AS』は指摘しています。 ヴィニシウス・ジュニオールが2032年まで契約を延長した後として初めて先発に名を連ねる点も、この試合の見どころです。 ハンガリーで数分間のプレーに留まった後、リアソールではより長い時間が想定されます。ククレジャ、コナテ、チュアメニ、エムバペの4人は移動距離軽減を理由にマドリー残留となっており、ブラジル代表が看板として矢面に立つ格好です。 DFラインではカスティージャ出身のジョアン・マルティネスとマリオ・リバスに代わり、リュディガーとハウセンが先発する見込みとなっています。 迎え撃つデポルティーボもまた、かつてとは別のクラブです。 3シーズンにわたる1部リーグ(RFEF)降格という苦難を乗り越えてプリメーラに復帰。クラブ名もソシオの大多数の賛成を経て「レアル・クルブ・デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ」と公式地名に合わせた表記に改められました。アントニオ・イダルゴ監督のもと今夏は無敗(3勝3分)を維持しており、フィオレンティーナとも1-1で引き分けています。 37歳のオーバメヤンが加わる一方、アカデミー「アベゴンド」出身のケビン・フェルナンデス、ローマからローン加入のアンヘリーニョ、そしてリーガ2部で昨季輝いたイェレマイと、世代と個性の混在する陣容を擁しています。 マドリーにとっては10日後のコルネジャ(エスパニョール戦)に向けた準備の最終段階。13年前の同大会を経験したメンバーでモウリーニョただ一人という、世代交代を象徴する一夜でもあります…。

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AS2026年8月12日 08:39

モウリーニョが発見した18歳のロケット

マドリーの夏を席巻する18歳がいる。スペイン紙『AS』が伝えた、アレクシス・シリアという名の新星の話だ。 セビージャのアカデミーに在籍していた今年1月、マドリーのラ・ファブリカへと電撃加入。バルデベバスに降り立った初日から、ゴールとラボーナでその存在を刻み込んだ。「あんな選手はほとんどいない」――フベニール・Aでわずか1試合を見ただけのスタッフがそう漏らしたという。 経歴の積み上げ方が、また非凡だった。フベニール・Aの初戦でゴール、レアル・マドリードC(Cチーム)は2戦目でゴール、カスティージャ(Bチーム)はスタメン初戦でゴール。階段を一段一段上がるのではなく、各フロアに着くたびに即座に結果で応えてきた。 ✅ ユースU-18・カスティージャ・スーパーフベニルを合算した5ヶ月の成績:**10ゴール8アシスト** ✅ バルデベバスのUEFAユースリーグ(ローザンヌ)制覇を支えた中核メンバー 右利きながら左ウイングを主戦場とするドリブラーで、プレースタイルは「大胆不敵」の一語に尽きる。内側にも外側にも仕掛け、ラボーナも辞さない。「対戦相手が誰でも関係ない」とバルデベバスの内部では語り草になっているという。 そのシリアを、モウリーニョが直接目撃した。プレシーズン序盤の練習で一軍の選手たちがまだ合流しきらない時期、いち早くその動きを目に焼き付けたポルトガル人指揮官は、確信を深めていったと『AS』は伝えている。 結果として、シリアはオーストリア・クラーゲンフルトでのフィオレンティーナ戦でトップチームデビューを果たしてゴール。さらにハンガリー・ブダペストでのフェレンツヴァーロシュ戦でも先発に名を連ね、マリオ・リバスの先制ヘッドを演出するクロスを供給した。エスピのゴールやベルナルド・シウバの印象的なデビューも話題を集めた試合の中で、シリアは確かな存在感を示した。 「監督からは、自分らしくいろ、楽しめと言われました」とオーストリアで語ったシリア。デビューゴールについては「ボールが来た瞬間、頭が真っ白になりました。でも入った瞬間、本当にほっとした…」と、18歳らしい正直な言葉で心境を明かした。 モウリーニョが今夏指名した4人の"若き先発組"の一角として、シリアはすでにプレシーズンの台風の目となっている。クラブ内部では「トップチームで戦えるポテンシャルがある」という評価が固まりつつある。バルデベバス発、この夏最大のロケットはまだ加速を続けている…。

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AS2026年8月12日 07:03

モウリーニョ、実は監督界の先駆者だった

モウリーニョのキャリアと人物像を追った3部作ドキュメンタリー『Mourinho』が、2026年8月11日にNetflixで公開されました。舞台裏の映像や世界のサッカー界を代表する人物たちへのインタビューを交えた構成となっています。 スペイン紙『AS』が伝えたのは、ドキュメンタリーの中身だけではありません。現在マドリーの監督を務めるモウリーニョが、実はデジタル戦略においても「先駆者」だったという側面です。 2020年12月、トッテナム監督就任から10か月を経て休眠状態だったInstagramアカウントを再開させると、わずか1日で150万人のフォロワーを獲得しました。現在のフォロワー数は580万人。そのうちおよそ100万人は、今年6月11日にマドリー新監督として発表されて以降に増えたといいます。 彼の投稿が注目を集めたのは、試合の話題ではなく日常の断片でした。 靴を磨く15秒の動画、雪の中でスマートフォンを確認する写真、バスの中でポップコーンを食べる姿——そんな素朴なコンテンツが世界中のファンの心をつかみました。 モウリーニョ自身は以前のインタビューで、マンチェスター・ユナイテッド監督時代(2016〜2018年)にInstagramを始めたのは「スポンサーを喜ばせるためだけだった」と明かしています。「数年前にアカウントを閉じたとき、数百万人のフォロワーがいて、彼らは不満そうだった」と当時のスポンサーとのやり取りを振り返りました。 その後、Amazonドキュメンタリー『All or Nothing』のトッテナム編を通じて、日常を発信することが大きな関心を呼ぶと理解。2025年1月には自身のワインブランドをInstagramで発表し、その名を「The Special One」と名付けました。 この言葉が生まれたのは2004年のこと。チェルシー監督だったモウリーニョは記者会見でこう言い放ちました。「傲慢だと思わないでほしい。でも私はヨーロッパチャンピオンだ。自分は特別な存在だと思っている」…。あの瞬間から、一つの伝説が始まりました。 なお比較として、カルロ・アンチェロッティのフォロワー数は1870万人。ブラジル代表監督に就任してから300万人以上を新たに獲得しているとのことです。 【主要監督のInstagramフォロワー数ランキング(2026年8月時点)】 1位 ジネディーヌ・ジダン(フランス代表):4,450万人 2位 カルロ・アンチェロッティ(ブラジル代表):1,870万人 3位 シャビ・アロンソ(チェルシー):1,350万人 4位 ジョゼップ・グアルディオラ:870万人 5位 ユルゲン・クロップ(ドイツ代表):640万人 6位 ジョゼ・モウリーニョ(レアル・マドリード):580万人 7位 リオネル・スカローニ(アルゼンチン代表):270万人 8位 ヴァンサン・コンパニ(バイエルン):200万人 9位 ミケル・アルテタ(アーセナル):150万人

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AS2026年8月12日 06:55

テレサ・エレーラ杯、古典が現代に蘇る

ア・コルーニャに伝統の夏が戻ってくる。スペイン紙『AS』が、テレサ・エレーラ杯の歴史と今夏の見どころを伝えました。 テレサ・エレーラ杯が誕生したのは1946年。スペイン・スーパーカップ(1982年創設)よりもはるか前に生まれた由緒あるプレシーズントーナメントで、18世紀にア・コルーニャ初の公立病院を設立した慈善家の記憶を讃えるために創設されました。 その格式は本物で、歴史を通じてチャンピオンズリーグ(CL)優勝クラブ7チームが参加。マドリー、バルセロナ、ベンフィカ、ポルト、PSV、レッドスター(ベオグラード)、バイエルンという錚々たる顔ぶれが名を連ねます。コパ・リベルタドーレス王者もペニャロール、ヴァスコ・ダ・ガマ、ナシオナル、サントス、ボタフォゴ、サンパウロ、フルミネンセと7クラブが参戦。アメリカやアジアへのプレシーズンツアーが普及する以前、この大会こそが世界有数の豪華プレシーズン大会でした。 優勝トロフィーは40キロの重さを誇る銀製のヘラクレスの塔。最多優勝はホストクラブのデポルティーボですが、マドリーも19回出場・9度の優勝を誇る常連です。 マドリーにとって印象深いのは2013年大会。カルロ・アンチェロッティが指揮官として初陣を飾り、翌年の「ラ・デシマ(第10回CL制覇)」へと続く旅が始まった舞台でもありました。 しかし2013年を最後にマドリーは姿を消し、大会自体も低迷。過密日程、パンデミック、ビッグクラブの海外マネーツアー優先、そしてデポルティーボの2部・3部降格が重なり、2019年のレアル・ベティス参加を最後に大きなクラブとの縁が遠ざかっていました。 それが今夏、ワールドカップイヤーという特殊な日程のめぐり合わせで復活の機会を得ました。マドリーはディオマンデを欠き、W杯出場組の主力も不在ながら、新体制でこの大会に臨みます。デポルティーボも1部復帰を果たし、レオ・ロマン、オーバメヤン、アンヘリーニョらを補強して意気揚々と登場。同紙は「過去が新たになる瞬間を祝う乾杯になるだろう」と締めくくっています。

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AS2026年8月12日 06:38

エムバペとナイキ、19年の関係に亀裂?

先週日曜日、フランスサッカーを専門とするジャーナリスト、ティボー・ヴェジリアンがSNSに「契約終了が近い…大きな変化が訪れる」と投稿したことで、キリアン・エムバペとナイキの関係に関する情報が世界中のメディアに拡散しました。 スペイン紙『AS』が報じた内容によると、この噂は「7月31日付けでエムバペとナイキの契約が終了した」と主張するものでしたが、実態はそうではないとのこと。 マドリーのFWはナイキのウェブサイトに引き続き掲載されており、自身のインスタグラムでも5本のストーリーズのうち3本で新作スパイク「マーキュリアル・スーパーフライ」のプロモーションを積極的に行っていました。 契約が実際に終了した選手は、新たなスポンサーが決まるまでの間、広告を避けるためにスパイクを黒く塗って着用するのが一般的です。エムバペのケースはそれに該当しないと同紙は指摘しています。 一方で、フランス国内ではこの騒動を「19年間続くナイキとの関係が必ずしも良好ではない時期にある兆候」あるいは「将来の契約更新に向けた交渉戦術」として解釈する向きもあります。 特にフランスでは、ワールドカップでの活躍によりエムバペの価値が大幅に上昇していることが背景にあります。それ以前の2年間はフランス代表をめぐるデシャン監督との確執や、一部の場面でマドリー優先の姿勢を見せているとの批判もあり、代表での立場は複雑でした。 しかしワールドカップでは10ゴールを記録してフランスを4位に導き、W杯通算最多得点者として歴史に名を刻みました。その結果、フランス国内での評価は大きく回復しています。 同紙によると、ナイキのほかにもエムバペの主要スポンサーは複数存在し、時計ブランドのウブロ、眼鏡ブランドのオークリー、フランスのファッションハウス「ディオール」との契約も継続中とのことです。

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AS2026年8月11日 20:53

モウリーニョ、ようやく全員集合

スペイン紙『AS』によると、マドリーはこの週、ワールドカップ参加により帰還が遅れていた主力選手たちをついに全員バルデベバスに迎え入れました。 ククレジャ、コナテ、チュアメニ、キリアン・ムバッペの4人は水曜日まで許可が出ていたところを前倒しで帰還。翌日にはジュード・ベリンガムも合流し、モウリーニョはリーグ開幕まで残り11日というタイミングで、ようやく主力全員を揃えることになりました。 帰還した選手たちはまずブルア・サニタスでメディカルチェックを受け、その後チームに合流しました。チュアメニのみ軽度の筋肉系の違和感を抱えての帰還となりましたが、リーグ開幕には問題なく間に合う見込みとのことです。 クラブの公式テレビに出演したククレジャは新加入後初めて言葉を発し、「長く感じましたが、ようやくここに来られました」と笑顔を見せました。加入の決め手については「マドリーを断ることは不可能です」と語っています。モウリーニョは今夏の補強で選手獲得の意思決定に深く関与したとされており、ククレジャの決断に際しても鍵となる存在だったと報じられています。 フィオレンティーナとの試合後に「いい選手たちがまだ来ていない」と笑いながら話していたモウリーニョは今週、そのメンバーを手元に収めた形です。 今夏のマドリーは総額2億2500万ユーロを投資する一方、カンテラ(ラ・ファブリカ)からの売却収入1億8900万ユーロで資金を補填しました。内訳はディオマンデが固定額1億2500万ユーロ、ククレジャが5500万ユーロ、エスピが2500万ユーロ、ダンフリースが2000万ユーロで、コナテとベルナルド・シウバは無償での加入となっています。カルバハルとセバージョスの退団も含め、大きな陣容の入れ替えとなりました。 なお、ミリタオ、アセンシオ、フェルラン・メンディ、ロドリゴ、チアゴといった長期離脱者を除いた状態での全員集合となります。リーグ開幕は8月22日のエスパニョール戦(コルネジャ)で、その後8月26日、8月30日のマラガ戦、9月4日のベティス戦と、13日間で4試合をこなすタイトな日程が待ち構えています。

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AS2026年8月11日 19:25

ダンフリース、トレントから先発の座を奪う

マドリーの右サイドバック争いに早くも動きが出た。スペイン紙『AS』が伝えたところによると、夏にインテルから加入したデンゼル・ダンフリース(30歳)が、プレシーズン序盤からトレント・アレクサンダー=アーノルドを押しのけて先発出場を果たし、ポジション争いの第1ラウンドで優位に立った。 ダンフリースはまだモウリーニョの下でわずか5回のトレーニングしかこなしていない段階で、フィオレンティーナとのプレシーズン初戦に出場。その後フィジカルコンディションを積み上げると、ブダペストでの第2戦では本来の右ラテラルとして純粋なサイドバックのポジションで先発し、2試合連続のスターティング入りを果たしました。 この試合でトレントはベンチに退くことになりました。 英国代表のトレントにとっては、厳しい現実が突きつけられた形です。昨シーズンはマドリーでの初年度として守備面の不安定さと度重なる負傷に悩まされ、期待通りのパフォーマンスを披露できなかった。最終的にはワールドカップのメンバーからも落選しており、今夏は再起をかけるシーズンと位置づけられていました。 一方、モウリーニョとトレントの関係には一定の経緯があります。両者が最初に対戦したのは2017年。当時モウリーニョはマンチェスター・ユナイテッドを率いており、その後2019年にはトッテナム・ホットスパーの監督として再び相まみえることになりました。モウリーニョがトレントをプレミアリーグ時代からよく知る存在であるだけに、この先発争いの行方はより注目を集めています…。

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