Latest News

最新ニュース

レアル・マドリードの最新情報を現地メディアから日本語で

AS2026年10月6日 05:37

テバス会長「レアル・マドリードは最も反抗的なクラブ」──「スローモーションのスーパーリーグ」に警鐘

スペイン紙『AS』が伝えた。ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、ガリシアのスポーツ記者協会(AGAXORDE)主催の講演で、マドリーとフロレンティーノ・ペレス会長を名指しで批判した。 ✅ 「スペインで最も反抗的なのはマドリー」 テバス会長は、マドリーとペレス会長にメッセージを送る機会を逃さなかった。 「スペインで最も反抗的なクラブはマドリーだ。マドリーの幹部は、私とは違うサッカー観を持っている。欧州ではアル・ケライフィがいる。私たちは20年かけて素晴らしいサッカーを築いてきた。それを守らなければならないし、手放してはいけない。この列車にはマドリーやバルサといった機関車がいるが、客車も必要なんだ」 ✅ 過密日程が「サッカーを複雑にしている」 セルタのマリアン・モウリーニョ会長、ビーゴのアベル・カバジェロ市長と同じ壇上に立ったテバス会長は、将来スーパーリーグが生まれる可能性に神経をとがらせていると語った。 「ラ・リーガは何年も前から20チームだ。問題は今、代表の大会が増え、欧州カップ戦の試合も増え、クラブW杯もあることだ。日程が過密になり、とても複雑なサッカーを生んでいる。欧州にはプロ選手が6万人いて、年俸は2000ユーロから200万ユーロまでさまざまだ。そのうち影響を受けるのは300〜400人にすぎない」 ✅ 「スローモーションのスーパーリーグ」 テバス会長は、欧州カップ戦の収入による格差にも警鐘を鳴らした。 「スイスでは、CLに出るヤングボーイズが3500万ユーロを手にし、CLに出ない2位は500万〜1000万ユーロ。あのリーグは壊れている。このままでは国内リーグが破壊され、一部の人が意図的に求めているスーパーリーグに行き着いてしまう」 「フロレンティーノが望んだ『早送りのスーパーリーグ』は止めた。だが今、『スローモーションのスーパーリーグ』が進んでいる。手を打たなければ、2つのスピードのサッカーになってしまう」 ✅ クラシコの高額チケットには「介入できない」 一方、10月25日にカンプ・ノウで行われるクラシコのチケットが法外な値段になっている件について問われると、テバス会長は「チケットの問題はクラブの問題で、ラ・リーガは介入できない」とかわした。

続きを読む →
AS2026年10月6日 05:36

レアル・マドリードのアルダ・ギュレル、2031年までの契約延長で合意──年俸もアップ

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーとアルダ・ギュレルが、契約を2031年まで延長することで合意した。加入時に結んだ2029年までの契約を2シーズン延ばす内容で、マドリーでの初めての契約延長となる。 ✅ 加入4年目の21歳、存在感の高まりを反映 同紙が9月10日に報じた交渉が、ついにまとまった。新しい契約は、マドリーで4シーズン目を迎えた21歳のギュレルが、チームで存在感を高めていることを認め、さらに後押しするものだ。 次に契約を延長するのはクルトワで、もう1シーズン、ゴールを守ることになるという。 ✅ 年俸アップも 契約期間の延長に加え、チームでの立場に見合った年俸アップも盛り込まれている。 モウリーニョ監督の就任以降、ギュレルは先発の常連になり、今季はここまで5試合に先発。昨季もすでにチームの重要な選手で、40試合に先発し、6ゴール14アシストを記録した。アシストはチーム最多だった。 ✅ 長期契約の選手たち ギュレルは、マドリーと長期契約を結ぶ選手の一人に加わる。新加入のディオマンデは2033年まで。ヴィニシウスの新契約とククレジャは2032年まで。トレント、カレーラス、チュアメニ、エスピ、そして今回のギュレルが2031年までだ。 アルティンダー出身のギュレルは、新しい契約が満了する時点でもまだ26歳だ。 ✅ 4人の監督が認めた才能 マドリーは今回の延長で、現在と未来の両方を担う選手として、ギュレルへの期待を改めて示した。 この3年間にギュレルを指導したアンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルベロア、モウリーニョの各監督は、その能力だけでなく、中盤でより多くの役割をこなせる選手へと成長する可能性を高く評価してきた。 ✅ モウリーニョ「影響力の大きい選手」 モウリーニョ監督は、ギュレルについてこう語っている。 「彼の成長については、加入当初から長く一緒に仕事をしてきた、私より適任の人たちがいる。私にとって、彼のプレーの質は信じられないほどだ。視野、判断、ゲームメーク、チームにもたらす安定、創造性……。素晴らしい可能性を持った選手で、すでにとても興味深い数字を残している。ゴールやアシストだけでなく、より深い分析での数字だ。影響力の大きい若者だ」

続きを読む →
MARCA2026年10月6日 05:33

レアル・マドリードのエムバペ、ラジオの「バロンドールで不満」報道に皮肉で反論「そうそう、大叔母にも怒ったよ」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのキリアン・エムバペが、ラジオ局Radio MARCAの人気番組「La Tribu」で流れた、ダービーでの自身の態度についての情報に、SNSで皮肉たっぷりに反論した。 ✅ 「😂😂😂…そうそう、大叔母にも怒ったよ」 エムバペは月曜日、ラウール・バレラ氏が司会を務める「La Tribu」での発言を紹介したRadio MARCAの投稿に、直接コメントを書き込んだ。 「😂😂😂……そうそう、それに僕は大叔母にも怒ったよ」 ダービーでの態度は、バロンドールをめぐってマドリーやジダン監督に不満を抱いていたからだ、という番組コメンテーターのハビエル・ティント氏の話を、冗談めかして否定した形だ。 ✅ 発端は「クラブにバロンドールのキャンペーンを要求」 騒動の発端は、ティント氏の番組での発言だった。 「聞いた話では、ダービーの週に、エムバペがクラブに、自分のバロンドールのためにキャンペーンを張る努力をしてほしいと頼んだ。それが彼の関心事だ。クラブは応じなかった」 ✅ 「だからダービーで歩いていた」 ティント氏は、この拒否と、その後の試合でのエムバペの姿を直接結びつけた。 「それならダービーでのエムバペの態度も納得がいく。信じられないことだった。10人になったのに、ピッチを歩いているなんて普通じゃない。マドリーは9人で戦っているようなものだった。それが理由だと知っている。不満を抱いていたんだ」 さらに、エムバペはジダン監督にも公の場で支持を表明するよう頼んだとし、「どうやらジダンにも同じことを求めたらしい」と付け加えた。 ✅ 数分で最も話題のトピックに エムバペの返答は早かった。皮肉で応じることを選び、Radio MARCAの情報は数分のうちに、エムバペをめぐる最も話題のトピックの一つになった。

続きを読む →
MARCA2026年10月6日 05:29

レアル・マドリードのハウセンとピタルチの写真が物議──片手にハンドル、もう片手にスマホ

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのティアゴ・ピタルチがSNSに投稿した、ディーン・ハウセンとの車内の写真が話題になっている。ハウセンが片手でハンドルを握り、もう片方の手でスマートフォンを持っていたためだ。 ✅ エムバペの自転車動画に続いて マドリーでは、またしても選手のSNSが話題になっている。 数時間前には、エムバペが自転車に乗る動画を投稿して一気に広まったばかりだった。モウリーニョ監督が先日、プロ選手はこうした活動をすべきではないと語っていた直後のことだ。 そして今度は、ピタルチとハウセンの写真に批判が集まっている。 ✅ 車が動いていたかは不明 U-20スペイン代表に招集されているピタルチは、車内で撮った写真をSNSに投稿した。写真では、ハウセンが片手でスマートフォンを持ち、もう片方の手でハンドルを握っている。 車が走っていたのか停まっていたのかははっきりしない。それでも、多くのマドリーファンがSNSで「無謀だ」と否定的なコメントを寄せ、批判が広がっているという。

続きを読む →
MARCA2026年10月6日 05:28

レアル・マドリードのヴィニシウス、ブラジル代表でも復調できず──クラシコ前にモウリーニョに託された「救出」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのヴィニシウスは、ブラジル代表でも本来の姿を取り戻せないまま代表ウィークを終えた。アンチェロッティ監督のもとでも輝けず、決戦のクラシコを前に、ヴィニシウスを立て直す役目はモウリーニョ監督に委ねられた。 ✅ インド戦はハーフタイムで交代 ブラジル代表での3試合目、インド戦(4-0)で、アンチェロッティ監督は2-0でリードしたハーフタイムにヴィニシウスを下げた。 この試合でも、マドリーでの最高の姿を知るアンチェロッティ監督が期待するヴィニシウスは見られなかった。全幅の信頼を寄せるモウリーニョ監督のもとでも、まだほとんど本来の姿を見せていない。 ✅ 3試合で1ゴール 長い代表ウィークを、ヴィニシウスは3試合1ゴールで終えた。 オーストラリアとの1試合目は無得点。試合は終了間際のハヤンのゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。2試合目はブラジルが快勝し、ヴィニシウスがこの代表ウィーク唯一のゴールを決めた。 3試合目のインド戦では枠内シュートを3本放ったが、マドリーでの今季序盤と同じく、どこか冴えない内容だった。仕掛け続け、攻撃も彼のサイドに集まったが、ラストパスとシュートの精度を欠いた。 ✅ アンチェロッティ「ベストの状態ではない」 アンチェロッティ監督も、モウリーニョ監督がすでに確認している現実を目の当たりにした。会見では「ベストの状態ではない」と語っている。 それでも、誰よりもヴィニシウスを知る元マドリー監督の信頼は揺らいでおらず、3試合すべてで先発させた。 ✅ マドリーで在籍後最悪のスタート マドリーでは8試合で1ゴール2アシスト。600分以上に1点のペースで、唯一のゴールは第2節のホームのレアル・ソシエダ戦だった。マドリーに定着してから最悪のシーズンスタートだ。 皮肉なことに、昨季最も調子が良かったのは、エムバペが膝の負傷でセカンドオピニオンを求めて離脱していた時期だった。契約を延長したものの、それに見合うプレーはまだ見せられていない。 ✅ 「無条件ではない」モウリーニョ マドリーのヴィニシウスへの信頼は絶大だが、ダービーでは、モウリーニョ監督が無条件に起用し続けるわけではないことも示された。ハウセンの退場で交代を余儀なくされた面もあるとはいえ、54分にベンチに下げた。一方、エムバペは今も最後まで交代しない選手だ。 ディオマンデが迫っている。ヴィニシウスの代わりに出るとは限らず、ほかの選手が犠牲になる可能性もあるという。 ✅ クラシコ、そしてバロンドール マドリーが早々にリーガで取り残されないためには、最高のヴィニシウスが必要だ。カンプ・ノウでは、これまで何度もヴィニシウスの最高の姿が見られてきた。首位と6ポイント差の今、10月25日の一戦は決定的に重要だ。 クラシコの翌日には、ロンドンで新たなバロンドール受賞者が発表される。わずか2年前、ヴィニシウスはまさかの形で受賞を逃し、ロドリが選ばれた。今年は有力候補にすら入っていない。 ベルナベウはすでに何度も、以前の姿に戻るようメッセージを送っている。ヴィニシウスは、ベルナベウでも目覚める必要がある。

続きを読む →
MARCA2026年10月6日 05:27

レアル・マドリードのエムバペ、バルデベバスで個別練習を再開──土曜のビジャレアル戦で復帰目指す

スペイン紙『MARCA』が伝えた。左膝を痛めていたマドリーのキリアン・エムバペが、スペイン国外での10日間の回復期間を終えてマドリードに戻り、バルデベバスで個別練習を行った。土曜日のビジャレアル戦での復帰を目指している。 ✅ 月曜にマドリード到着、午後に個別練習 エムバペは月曜日の11時16分にマドリードに到着した。チームがモウリーニョ監督のもとで練習を再開してから、およそ1時間後のことだった。 その日の午後、バルデベバスで個別のセッションを行った。代表ウィーク後、バルデベバスのピッチで練習するのはこれが初めてだ。 ✅ ボールを使った練習も 練習は1人で行われた。施設の中とピッチの両方で、ボールを使ったメニューと使わないメニューをこなした。膝が負荷に応えている兆候だという。 エムバペは回復のプロセスを続け、土曜日21時にベルナベウで行われるリーガ第8節ビジャレアル戦に出場できる状態を目指している。 ✅ 国外での10日間 エムバペは、9月25日に行われた代表ウィークのフランス代表初戦で左膝を負傷した。26日にバルデベバスで検査を受けた後、クラブとモウリーニョ監督の許可を得て、施設を離れて回復に取り組んでいた。 ✅ 昨季と同じ左膝 今回の負傷は、昨季に多くの問題を引き起こしたのと同じ膝だったため、クラブでは警戒が広がった。 昨季の治療は物議を醸した。エムバペはスペイン国外でセカンドオピニオンを求め、その期間はバルデベバスを離れていた。マドリーの了承は得ていたものの、その行動はエムバペをめぐってちょっとした騒ぎを生んだ。

続きを読む →
AS2026年10月5日 16:37

レアル・マドリードのチュアメニ、代表辞退で「遅れてきたプレシーズン」──ビジャレアル戦で生まれ変わった姿を

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのオーレリアン・チュアメニが、代表ウィークを夏にできなかった「プレシーズン」に充て、体力と試合のリズムを取り戻している。準備は計画どおりに進んでおり、代表ウィーク明けのビジャレアル戦では先発する見込みだという。 ✅ 「チュアメニは今から始まる」 チュアメニにとっての今季は、この長い代表ウィークの後から始まる。この2週間は、まさに彼の「プレシーズン」だった。モウリーニョ監督が会見でそう表現して以来、バルデベバスでもこの言葉が公然と使われている。 残るは調整の最終段階となる3週目だが、手応えは非常に良く、すべて計画どおりに進んでいる。 ダービーには、負傷は完全に癒えていたものの、実戦経験が足りず、体も試合勘も万全ではない状態で出場した。確信というより信頼に基づく起用だった。ジダン監督との合意のうえでフランス代表に行かずにマドリードに残り、足りなかった部分を締め直してきた。 ✅ もう言い訳はできない 良くも悪くも、これで準備は整った。本人もそれを理解している。パフォーマンスが期待に届かなければ、「エンジンが温まっていない」という言い訳はもう通用しない。 それでもバルデベバスでは、コップに水が「半分も入っている」と見ている。チュアメニはコーチングスタッフにとってチームの柱であり、チームに安定をもたらす存在だ。ビルドアップでの落ち着き、そして何より守備での力強さが期待されている。 守備には不安がある。8試合で9失点。直近2試合ではエルチェ戦とダービーで2失点ずつと傷が広がった。どちらの試合にもチュアメニは出場していた。 ✅ 監督「我々にとっては特権だ」 チュアメニ自身も、練習と出場時間、夏にできなかった「プレシーズン」が足りないと感じていた。 モウリーニョ監督はダービー前の会見で、「私は(代表に行かないという)決定に一切関わっていない。ジダンとチュアメニが話し合い、オーレリアンにとって最善なのは、できなかったプレシーズンをこなす時間を持つことだという結論に至った」と説明していた。 さらに「監督は彼に状況についての考えを伝え、将来も構想に入っていると話した。そのうえでこう合意した。我々にとっては特権だ。アトレティコ戦の後に休みを取り、その後、できなかったプレシーズンができる。もっと強くなって、これからに備えられる」と話した。そして、そのとおりに進んでいる。 ✅ 「何時間も、何時間も」 フィジカル面の負荷が大きい数週間で、休みもほとんどなかった。多くのチームメイトが休みを楽しむ中、チュアメニは失った時間を取り戻すための3週間だと割り切った。W杯から抱えていた負傷のため、夏にできなかった個別の準備だ。 バルデベバスからは「何時間も、何時間も」練習しているという話が伝わってくる。ジムで、ピッチで、チームメイトとの練習と個別メニューを組み合わせ、体を取り戻すことに集中している。 ✅ CB不足で「CBチュアメニ」の可能性も 目先の問題は深刻だ。ビジャレアル戦では先発する見込みだが、CBが足りないという緊急事態がある。 ミリトンはピッチでの練習を始めたが、復帰は早くても11月。ハウセンはダービーでの退場で出場停止、アセンシオは手術を受けたばかりで最低3か月離脱する。コナテも間に合う可能性はあるが、ぎりぎりだ。 コナテが間に合わなければ、モウリーニョ監督はリュディガーの相棒として、チュアメニか、カンテラのナセイ、ジョアン・マルティネス、マリオ・リバスのいずれかを選ぶことになる。 それは先の話だ。今はバルデベバスで自分を追い込み、体と感覚を取り戻し、試合が戻ってきたときに本当の意味で100%になっていること。チュアメニにとって、今季は代表ウィークの後に始まる。

続きを読む →
AS2026年10月5日 16:37

ビラス・ボアス、レアル・マドリードのモウリーニョを擁護「今も世界最高の監督の一人」

スペイン紙『AS』が伝えた。元監督で現在はポルトの会長を務めるアンドレ・ビラス・ボアス氏が、イタリア紙『Corriere dello Sport』のインタビューで、マドリーのモウリーニョ監督を称賛した。好調なバルサの連勝を止められるのはモウリーニョ監督だという。 ✅ 2シーズン無冠からの再建役 モウリーニョ監督は今夏、2シーズン続いた主要タイトルなしの流れを断ち切る人物として、フロレンティーノ・ペレス会長に選ばれた。 しかし目の前には、今季序盤は手のつけようがないほど好調なバルサがいる。マドリーのスタートは期待どおりではないが、クラブはモウリーニョ監督を信頼し続けている。 ✅ 「バルサがこの状態なのは残念」 かつてモウリーニョ監督のもとでアシスタントを務めたビラス・ボアス氏は、モウリーニョ監督こそマドリーの状況を好転させるのにふさわしいと語った。 「ジョゼ・モウリーニョは今も世界最高の監督の一人だ。私はずっとそれを知っていた。そして今、世界最高のクラブを率いている。バルサがこれほど好調なのは残念だね。インテルを去ったときと同じように、絶好調のバルサと出くわしてしまった。でも、こういう挑戦こそモウリーニョが一番楽しむものなんだ」 ✅ スナイデル「状況を変えられる唯一の監督」 ここ数日、モウリーニョ監督の手腕を擁護したのはビラス・ボアス氏だけではない。 インテルでモウリーニョ監督の指導を受け、マドリーでもプレーしたヴェスレイ・スナイデル氏も、「モウリーニョは、マドリーの流れを変えられる唯一の監督だ」と断言している。

続きを読む →
AS2026年10月5日 07:38

レアル・マドリードのベリンガム、クロアチア戦で1ゴール3アシスト──ロイ・キーン「大人が子どもと遊んでいるよう」

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのジュード・ベリンガムが、ネーションズリーグのクロアチア戦で1ゴール3アシストの大活躍を見せ、イングランドの7-0の大勝を導いた。主要なデータサイトの採点は満点の10。辛口で知られるロイ・キーンも絶賛している。 ✅ 「史上最高の選手の一人になれる」 トゥヘル監督はイングランド代表に就任して以来、ベリンガムのポジションにこだわり、「彼は10番だ」と言い切ってあらゆる議論を終わらせてきた。 トップ下で、ベリンガムは2024年の最高の姿を取り戻しただけではない。ITVで解説した、いつもは辛口のロイ・キーンは「10番としてなら、史上最高の選手の一人になれる」とまで言った。 ✅ かつての同僚モドリッチを圧倒 リエカでの一戦は、イングランドにとって歴史的な大勝、クロアチアにとっては屈辱的な大敗となった。そして、かつてのチームメイトであるルカ・モドリッチを最も苦しめたのが、ベリンガムだった。 トゥヘル監督の就任以来、イングランドにとって最高の内容の試合となり、ベリンガムにとっては、キーンが言うように「イングランドに欠かせないリーダー」であることを改めて証明する試合になった。インサイドハーフでもボランチでもない位置でプレーしていることが、ベリンガムを本来の姿に戻している。 ✅ 代表直近11試合で8ゴール5アシスト ベリンガムは、ネーションズリーグのグループリーグ第3節となったこの試合を1ゴール3アシストで終え、主要なデータサイトで10点満点の評価を受けた。 W杯を含む代表直近11試合では8ゴール5アシスト。1試合1得点以上に絡んでいる計算だ。 Optaによると、イングランド代表のMFが1試合で4つのゴールに絡んだのは、1993年のサンマリノ戦以来だという。 ✅ 「大人が子どもと遊んでいるようだった」 キーンはこう続けた。 「ベリンガムは、大人が小さな子どもと遊んでいるように見えた。自分の子どもの頭をぽんぽんとなでるような感じだ。本当に良い選手で、フィジカルで言えばクロアチアを責められない。誰も彼に近づくことすらできないのだから」 ✅ ゴール前に飛び込む「生まれながらのトップ下」 トゥヘル監督は、この2シーズン、ベリンガムを最も影響力を発揮できる場所から遠ざけていたのは間違いだったことを証明した、と同紙は書く。 ベリンガムは、2列目からゴール前に飛び込む力が抜群の、生まれながらの「侵入者」だ。トップ下のために生まれてきたような選手で、得点力があり、さらにチームを引っ張る力もある。ウェンブリーでのスペイン戦(2-3)でそれを示し、クロアチア戦で誰の目にも明らかにした。 ✅ モウリーニョへのヒント W杯でゲーリー・リネカーを抜き、イングランド人選手の1大会最多得点(7)を記録したフィジカルの強さは、リエカでも際立っていた。それは、マドリーでのモウリーニョ監督に進むべき道を示している、と同紙は指摘する。 今季ベリンガムはマドリーで8試合3ゴール2アシスト。2023-24シーズンのような姿に近づきつつあるのは、大部分、再び「10番」を務めているからだ。

続きを読む →
AS2026年10月5日 07:35

レアル・マドリードのティアゴ・ピタルチ、代表ウィークの「特別プラン」で躍動──モウリーニョの前で圧巻のダービー

スペイン紙『AS』が伝えた。トップチームで出場機会のなかったマドリーのティアゴ・ピタルチが、代表ウィークの「特別プラン」で実戦を重ね、もっと上でやれることを示した。U-20代表でゴールを決め、モウリーニョ監督がスタンドで見守ったアトレティコ・マドリレーニョとのミニダービーでは圧巻のプレーを見せた。 ✅ 73日間出場なしからの「新プラン」 ティアゴは、実戦復帰の許可が出てから73日間、トップチームで1分もプレーしていなかった。 そこに3週間の代表ウィークが訪れた。U-21代表には呼ばれなかったが、それがかえって新たな道を開いた。3週間試合がないのはトップチームだけで、カスティージャには試合がある。これが一時的な「新プラン」の始まりだった。 クラブがティアゴに提案し、モウリーニョ監督も了承した。バルデベバスで3週間練習するより、ピッチで実戦感覚を取り戻す方がいいという判断で、すべて関係者の合意のうえだった。 ✅ U-20代表ではメキシコ戦でゴール カスティージャでは、サン・アンドレウ戦(1-1)で、継続して試合に出ていないためのフィジカル面の物足りなさはあったものの、ヤニェスのゴールをアシスト。アルコルコン戦(1-2)でもさらに一歩前進した。 急きょ招集されたU-20代表では、メキシコとの親善試合に先発し、ペナルティエリア手前から左足でゴールを決めて2-0の勝利の口火を切った。 このときの45分間という出場時間も、ミニダービーで先発するために、パコ・ガジャルド監督とマドリーの間で事前に決めていたものだった。 ✅ ミニダービーで「全知全能」のプレー そしてディ・ステファノでのアトレティコ・マドリレーニョ戦。疲れを見せるどころか、ティアゴは際立っていた。 広い範囲をカバーし、敵陣にも頻繁に顔を出した。足りなかったのはゴールだけで、それも狙っていた。カバーリング、ドリブルでの持ち上がり、MFというよりトップ下のような動き。ピッチのあらゆる場所にいた。 ✅ 監督「彼の運動量は見ているだけで見せ物だ」 カスティージャのフリアン・ロペス・デ・レルマ監督は、こう称えた。 「彼がどんな選手かを示した。でも今日だけじゃない。プリメーラ・フェデラシオンやユースリーグの試合で、ずっと示してきたことだ。高く評価すべきなのは、負傷でトップチームでのプレシーズンを満足にこなせず、ほとんど練習できないまま私たちのところに来ても、フベニールBやユースリーグで一緒だった頃と同じ意欲を持っていること。彼の運動量は、見ているだけで見せ物だ」 「ティアゴは初めてここに来た年から知っている。自己管理ができる選手だ。上から下りてくると難しい面もあるが、何も求めたり、やる気を出させたりする必要はないとわかっていた。この試合を最後の試合のように戦うとわかっていた。マドリーのトップチームでプレーするのは簡単ではない。でも能力と可能性は示した。上でプレーする姿を見られたら、本当にうれしい」 ✅ ビジャレアル戦でトップチームに復帰へ スペイン代表やカスティージャのユニフォームを着ると、ティアゴはいつも存在感を増す。よりゴールに近い位置で、より牙をむく。U-19のEUROでは、スペインの優勝に貢献したアシスト王でもあった。 スタンドからダービーでのプレーを見たモウリーニョ監督は、代表ウィークが終わったら、ティアゴを再びトップチームに戻すつもりだという。10月10日(土)のベルナベウでのビジャレアル戦からだ。 モウリーニョ監督は着任時、手元の報告書をもとに、フラム移籍がほぼ決まっていたティアゴに残留を求めた。しかし最初の練習で膝を負傷し、復帰後もインテル戦、ラージョ戦、エルチェ戦、アトレティコ戦とメンバー入りしながら出番はなかった。 今ようやく、監督は報告書が正しかったことを確かめている。チャンスと信頼を与えられれば、ティアゴは違いを生む選手だ。肺活量だけでなく、牙もある。時には、即興の計画が最高の夜をもたらす、と同紙は結んでいる。

続きを読む →
MARCA2026年10月5日 07:34

レアル・マドリードのカンテラに新たな「悪魔のコンビ」──24時間で2試合、4ゴール5アシスト

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーの下部組織で、MFアルバロ・リベラとベルトラン・カポテのコンビが、24時間で2試合に出場し、2人で4ゴール5アシストを記録した。土曜日はフベニールB、日曜日はフベニールAの大勝の立役者になった。 ✅ 元マドリー選手の息子とマラガ出身の逸材 アルバロ・リベラは、元マドリーのアルベルト・リベラの息子。ベルトラン・カポテは、マラガの下部組織から獲得した選手だ。 攻撃面で抜群の存在感を示す2人のMFは、バルデベバスの新たな「悪魔のコンビ」と呼ばれ、上のカテゴリーへの扉を叩いている。今週末の活躍は、好調なシーズンスタートの仕上げとなった。 ✅ 土曜:途中出場から11分で3点に絡む 始まりは土曜日、2人が登録されているフベニールB(ユース2年目)の試合だった。 アルフォンソ・ベレンゲル監督は、翌日のフベニールAで先発する予定の2人を、アトレティコ・チョペラ戦のベンチに置いた。試合が落ち着いていれば出番はなかったかもしれない。 しかし2-1と勝利が危うい展開になり、2人は75分に投入された。すると78分にリベラのパスからカポテがゴラッソ、80分にはカポテのパスからリベラがゴール、86分にもカポテのアシストからデル・ピノが決めた。わずか11分で試合を決め、5-1で勝利した。 ✅ 日曜:フベニールAでも躍動 週末はそれで終わらなかった。日曜日、多くの欠場者を抱えていたアルバロ・ロペス監督は、ラージョ・シウダー・アルコベンダス戦で2人を先発させた。昨季フベニールCで中盤を担った、リベラ、カポテ、シェリフの3人の組み合わせだった。 2人はわずか24時間後に、再び見事なプレーを見せた。リベラはゴール隅に突き刺すシュートと、GKの飛び出しをかわす見事なループシュートで2得点。カポテは2アシストを記録し、チームは5-0で大勝した。

続きを読む →
AS2026年10月4日 20:47

元レアル・マドリードのクロース、ダビデ・アンチェロッティの称賛にハートで返信

スペイン紙『AS』が伝えた。元マドリーのトニ・クロース(36歳)が、ダビデ・アンチェロッティ氏が自分について語った動画をインスタグラムで紹介し、ハートを添えて返信した。 ✅ 今も色あせないクロースの記憶 クロースは今、メディアの注目から離れて暮らしているが、話題から遠ざかっているわけではない。世界のサッカー界でも、ドイツでも、そして消えない足跡を残したマドリーでも、その記憶は今も鮮明だ。 カルロ・アンチェロッティ監督のもとでマドリーの黄金期を過ごしたクロースを間近で見てきたのが、息子のダビデ氏だ。同紙のインタビューで、ダビデ氏はクロースを絶賛した。 ✅ インスタグラムにハート その言葉は大きな話題となり、クロース本人にも届いた。クロースは記事の掲載から数時間後、その動画を自身のインスタグラムに投稿し、ダビデ氏へのメッセージとしてハートを添えた。 ✅ ダビデ氏「試合の支配者だった」 ダビデ氏は、クロースについてこう語っていた。 「彼は試合の支配者だった。いい表現だね。試合のリズムを握り、彼が望むとおりのサッカーになった。欠かせない存在で、しかも走った。1試合11キロ走る選手で、守備もした」 「6番(アンカー)でプレーするのが大好きだった。本人は8番(インサイドハーフ)の方を好んで、汚れ仕事をカマヴィンガやカゼミーロといった6番に任せていたけどね。マドリーのダイナミズムにとって、彼を失ったのは本当に大きかった」 ✅ リールで新たな挑戦 37歳のダビデ氏は今、リールの監督としてリーグ・アンで歴史を作ろうとしている。経験は十分だ。

続きを読む →
AS2026年10月4日 20:47

レアル・マドリードのモウリーニョ監督が見守るMFセルヒオ・マルティネス──カスティージャで定着、トップデビューの日は

スペイン紙『AS』が伝えた。今夏ラシン・サンタンデールから加入したMFセルヒオ・マルティネスは、まだトップチームでデビューしていない。それでもモウリーニョ監督は彼から目を離しておらず、クラブもカスティージャでの適応ぶりに満足しているという。 ✅ 監督が貴賓席から観戦 代表ウィークでトップチームの話題は落ち着いているが、約300万ユーロで獲得したセルヒオ・マルティネスへの期待は変わっていない。 金曜日の夜、アルフレッド・ディ・ステファノでカスティージャがアトレティコ・マドリレーニョに勝った試合も、モウリーニョ監督は貴賓席から観戦した。セルヒオ・マルティネスは堅実なプレーを見せたが、それ以上ではなかった。 これまでにもっと良い試合はあった。5万人以上が集まったベルナベウでのU-20インターコンチネンタルカップ、サンティアゴ・ワンダラーズ戦では特に目立った。その日もモウリーニョ監督は会場で、彼やほかのカンテラの逸材たちのプレーを見ていた。 ✅ 1部から3部へ、その理由 セルヒオ・マルティネスは、地元クラブのラシンで1部リーグに出場し、輝きを見せていた。1部からプリメーラRFEF(3部相当)のカスティージャへ移ったことを、多くの人は理解できなかった。 それでも移籍したのは、マドリーからの誘いは一度しか来ないとわかっていたからであり、モウリーニョ監督が注意深く見てくれると知っていたからだ。 しかも、クロースが去って以来、マドリーにずっと欠けていたタイプの選手でもある。今は空きがないが、空きは思いがけないときに生まれる。マドリーの歴史にはその例がたくさんあり、最も有名なのがラウールだ、と同紙は書く。 ✅ モウリーニョ「可能性はある、努力が必要」 加入直後から、モウリーニョ監督の構想に入っていることは示されていた。バルデベバスでの最初の2回の練習はトップチームで行い、その後アウェーのベティス戦のメンバーにも入った。 モウリーニョ監督は当時、「明日はベンチに入る。それでプランがおおよそわかるだろう。獲得前に分析し、意見を伝えた。2部と、今季序盤のラシンで経験もある可能性のある若者だ。努力しなければならない。ここの質と強度のレベルは違うが、彼はここにいる。プレーするかどうかはわからない。でも、私たちと一緒にいること自体がもう一歩前進だ」と話していた。 ✅ カスティージャでは不可欠な存在 ベティス戦では、試合展開が起用を許さなかったのか、出番はなかった。マドリーは良い内容だったが決定機を外し、敗れた。その後、モウリーニョ監督は中盤の選手が戻ってきたこともあり、セルヒオ・マルティネスをメンバーに入れていない。 それでもクラブは、彼の成長とクラブやカスティージャへの適応を高く評価している。カスティージャが彼のチームで、そこでは欠かせない存在になっている。すでに5試合に出場し、直近4試合は先発。一歩ずつ段階を踏むセルヒオ・マルティネスを、モウリーニョ監督は近くから見守っている。

続きを読む →
AS2026年10月4日 05:47

レアル・マドリードとバルサの差を数字で比較──走らない、奪えない、決めきれない

スペイン紙『AS』が、Sofascoreのデータをもとに、マドリーがどこを改善できるかを分析した。守備の強度、ボール奪取、ポゼッション、運動量、そして決定力。数字はマドリーにまだ大きな伸びしろがあることを示しているという。 ✅ 結果は悪くない、それでも6ポイント差 結果だけ見れば、マドリーの序盤戦はそれほど悪くない。全8試合で6勝2敗。リーガでは5勝2敗で4位だ。 しかし、全勝で大量得点を重ねるバルサとの差は6ポイント。そのせいで、マドリーの状況は実際よりはるかに悪く見える。10月25日のクラシコが、すべてを左右することになる。 代表ウィークは、モウリーニョ監督が何がうまくいっていないかを分析する機会でもある。数字にできない要素もあるが、データから学べることも多いと同紙は書く。 ✅ 走る量も、ファウルも少ない すでに話題になったとおり、マドリーは1試合平均の走行距離がリーグ最少(96.5km)で、バルサ(104.5km)より約8km少ない。高強度のスプリントも1試合394回でリーグ19位、エルチェより100回近く少ない。 守備でできることはまだある。マドリーのファウル数はリーグ最少の59回で、エスパニョール(120回)の半分以下。その一方で、相手から受けたファウルはリーグ最多の97回だ。 ボール奪取は302回で16位(バルサより38回少ない)、インターセプトも17位にとどまっている。 ✅ 「支配しているから」は当てはまらない マドリーはビッグクラブで、相手を支配する時間が長いため、ボールのない場面で激しく行く機会が少ないだけだ、という見方もできる。 しかしデータはその説を裏付けない。マドリーのボール支配率は平均52.3%で半分をわずかに超える程度。バルサの68.7%に遠く及ばず、ビジャレアル(61.4%)、アトレティコ(59.1%)、ベティス(53.6%)にも下回っている。 バルサはボールを持つことで守備も安定させている。被シュートはわずか51本(うち枠内22本)。マドリーは89本(同31本)を打たれている。 ✅ 決定力の差は歴然 守備だけでなく、攻撃でも改善の余地がある。特に決定力だ。 マドリーのゴールは18で、バルサ(31)より13少ない。それでいてシュート数はほぼ同じで、バルサ150本、マドリー131本。枠内シュートでは58本対53本と、差はさらに小さい。 バルサは枠内シュート約1.8本で1点を取るが、マドリーは約3本が必要だ。 ✅ ラフィーニャとエムバペ その差が最もよく表れているのが、両チームの得点王の数字だ。 ラフィーニャは、わずか25本のシュート(うち枠内16本)で12ゴール。一方、膝の負傷からの復帰時期が注目されるエムバペは、41本のシュート(同22本)で7ゴールだ。

続きを読む →
The Athletic2026年10月4日 05:45

レアル・マドリードのベリンガムも、ロドリも──ラ・リーガを席巻する「読唇術」番組

英国スポーツメディア『The Athletic』が、スペインサッカー独特の文化となっている「読唇術」を取り上げた。テレビ番組が選手の口の動きを読み解いて会話を明らかにし、ロドリの謝罪やベリンガムの出場停止にまでつながってきたという。 ✅ ロドリの「ひどすぎる」発言 ロドリは9月9日、バルサでのCLデビュー戦となったフェイエノールト戦(5-1)の後、取材に応じる前に「言いたいことがある」と切り出した。 その3日前、リーガのバレンシア戦(0-5)で、ロドリはマンチェスター・シティから最大7650万ユーロで加入後初めて先発し、約1時間で交代していた。 翌日放送された映像で、ベンチに下がったロドリが19歳のパウ・クバルシにこう話していたことが明らかになった。 「あいつら、本当にひどい。後半はハーフウェーラインすら越えてこない。本当に弱い。バレンシアって昨季何位だった?」 ✅ 番組「El Día Después」 この映像を流したのは、スペインで絶大な人気を誇るテレビ番組「El Día Después」。1990年代にCanal+で始まり、今はMovistar+で放送されている。 特に評価が高いのが、生中継では見逃された場面や面白い瞬間を紹介するコーナー「Lo que el ojo no ve」だ。2019年にアトレティコからシティに移ったロドリは、イングランドとスペインのこの文化の違いを忘れていたのかもしれない。 番組には、試合日ごとに待機する専属の記者チームがいて、彼らは読唇の専門家にもなっている。9月20日のマドリードダービーでも、ベリンガム、クリスティアン・ロメロ、ジュリアーノ・シメオネの間で交わされた言葉をカメラが捉えていた。 ✅ 謝罪、そして監督解任へ ロドリの映像は大騒ぎになり、ロドリはバレンシアの主将ホセ・ルイス・ガヤに電話で謝罪。フェイエノールト戦の後には公の場でも謝った。 「人生では、間違えたら謝らなければならない。今の僕がそうだ。僕の言葉で気分を害した選手やファンのみなさんに謝りたい。からかうつもりはまったくなかった。バレンシアが、本来いるべき場所、この国で最高のクラブの一つに戻ることを願っている」 話はそこで終わらなかった。9月13日、バレンシアはカルロス・コルベラン監督とロン・ゴーリーCEOを解任した。地元メディアによると、ロドリの言葉が、ピーター・リム氏がオーナーを務めるクラブの決断の大きな要因になったという。 ✅ ベリンガムの「F*** off」か「F*** you」か 読唇術の重要性を示すもう一つの例が、昨年2月のオサスナ戦でベリンガムが退場になった件だ。 ホセ・ルイス・ムヌエラ・モンテロ主審は試合報告書に、ベリンガムが自分に「F*** you」と言ったため退場にしたと記した。 当時マドリーを率いていたアンチェロッティ監督は、誤解があったと説明。ベリンガムが言ったのは、主審に向けた言葉ではなく、判定への戸惑いから出た「F*** off」だったと主張した。ベリンガム本人も「自分に向けた言葉で、主審に向けたものではない。侮辱ではまったくない」と話した。 しかし「El Día Después」の読唇では「F*** you」となっており、スペインサッカー連盟の懲戒委員会も主審の報告書(と番組)の内容を正しいと認めた。マドリーの異議申し立ても退けられ、ベリンガムは2試合の出場停止となった。 ✅ 「何より正確であること」 こうしたコンテンツは、リーガの毎節後に欠かせないものになっている。「El Día Después」が先駆けだが、2022-23シーズンから始まったDAZNの中継にも同様の要素がある。 番組の編集長フェル・バレロ氏は「30年以上放送が続いていること以上の評価はないと思う」と話す。 「スタッフは読唇術を学んだわけではなく、ほとんどが記者だ。でもこれは身につけられる技術。時間をかけて映像をスローにし、選手が何を言っているかを研究する。出身地、文脈、自分がその立場なら何と言うかまで考える。何より大事なのは正確であること。外部の意見を聞くこともあるし、確信が持てずに放送を見送ったことも何度もある」 ✅ 「サッカーの秘密をファンに」 番組を立ち上げたのは、AS紙の元編集長アルフレド・レラーニョ氏だ。 「サッカーをファンに近づけ、サッカーの秘密を伝えるのが狙いだった。中継スタッフとは別に、特定の人物だけを撮るカメラマンを送り込んだ。選手でも監督でも、ファンでもいい。彼らを通じて物語を伝えたかった。選手の言葉を完全に知るために、読唇の専門会社に相談したこともある」 今ではMovistarに、毎週末すべてのリーガの試合で会話を読み解く専門チームがあり、マドリーとバルサの試合では人数が倍になるという。 ✅ 選手たちは口を覆う 選手たちもそれを知っている。あるバルサの選手は匿名でこう話す。 「ピッチにいるとき、こういうことがあるのはわかっている。実はみんな番組は結構好きなんだ。論争ばかりじゃなく、楽しい話や面白い話も多いから。でもだから、ベンチで内緒話をするときは、みんな口を覆っている」 バルサのスタッフも「プレミアリーグから来たロドリは、たぶんそれを忘れていたんだろう。バレンシアの映像に悪意はなかったが、ここではそういうことが起こりうる」と話している。

続きを読む →
MARCA2026年10月4日 05:40

レアル・マドリード、ビジャレアル戦はCBがリュディガー1人──モウリーニョの解決策はチュアメニかカンテラか

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのモウリーニョ監督が、CB不足という大きな問題に直面している。代表ウィーク明けのビジャレアル戦で使えるCBは、リュディガーただ1人。監督はコンバート、代替案、そしてカンテラまで、あらゆる道を探っているという。 ✅ 使えるCBはリュディガーだけ 今回は「2人のCBのどちらを選ぶか」という話ではない。10月10日のビジャレアル戦に向けて、起用できるCBはリュディガーしかいない。 ハウセンはダービーでの退場で1試合の出場停止、アセンシオは手術を受けたばかり、コナテはこの試合に間に合わない。 ✅ 本命はチュアメニのコンバート バルデベバスで最も有力な選択肢とみられているのが、チュアメニだ。このポジションを知っていて、実際にプレーした経験もある。 フィジカル、ビルドアップ、空中戦の強さ、そして何よりポジションへの理解がある。緊急時にチュアメニをCBで起用する監督は、モウリーニョ監督が最初でも最後でもない。 チームのほかの部分を最小限の変更で済ませられるうえ、常に前を向いてプレーできるため、背中を向けて振り返る必要がなく、後方からのビルドアップがよりスムーズになる利点もある。 ✅ ダンフリースのCB起用も もう一つのコンバート案はダンフリースだ。状況によってはCBとして守れるフィジカルがあり、モウリーニョ監督はプレシーズンに、常識にとらわれない解決策を恐れないことを示していた。 8月のアルコルコンとの親善試合の後には、トレントとダンフリースを同時に起用し、「このプレーが成り立つ動き方を見つけようとした」と話していた。 ✅ カンテラにも扉が開く この緊急事態は、カンテラにも扉を開く。マリオ・リバス、ジョアン・マルティネス、ディエゴ・アグアドが、守備を補う候補になっている。 ただし、モウリーニョ監督は今になって若手を見いだしたわけではない。シーズン当初から、カンテラの選手は構想の一部だと強調してきた。8月には「カンテラの選手たちが空いたポジションを埋めて、私たちととても良い練習をしている」と話し、「扉は開いている」と付け加えていた。 数週間後のベティス戦の際にはさらに踏み込み、「シーズンが進めば、出場停止や負傷で、彼らにも当然チャンスが来る」と語っている。 ✅ 有力候補は19歳マリオ・リバス 若手の中で、モウリーニョ監督の目に最も留まっているのが、19歳のCBマリオ・リバスだ。プレシーズン後半はずっとトップチームに帯同しており、監督はその能力をよく知っている。 フィオレンティーナとの親善試合でリバスとジョアン・マルティネスがCBコンビを組んだ後、モウリーニョ監督は「ジョアンとマリオは素晴らしい未来を持つ若者だ。試合がフィジカル勝負になるまでは、とてつもない質の高さを見せていた」と称賛した。 3人目のディエゴ・アグアドも加わることで、監督は解決策を1人の選手に限らずに済む。 ✅ ミリトンは急ピッチで回復中 最後の選択肢はミリトンだが、ビジャレアル戦には間に合わない見込みだ。回復は驚くほど順調に進んでいるものの、まだ復帰に向けたプロセスの途中にある。 ビジャレアル戦の確実な解決策というより、このペースで回復すれば近いうちに問題の一部を解消してくれる存在だ。それまでの間、モウリーニョ監督は目の前の問題を解決しなければならない。

続きを読む →
AS2026年10月4日 05:38

レアル・マドリードが狙う「キッド・メッシ」JJ・ガブリエル──マンチェスターU退団希望の15歳、獲得の壁とは

スペイン紙『AS』が伝えた。欧州中のクラブが争奪戦を繰り広げているマンチェスター・ユナイテッドの下部組織の逸材、JJ・ガブリエルの獲得を、マドリーも検討している。ただし、ほかのクラブとの競争に勝つことに加え、法的な問題もクリアしなければならない。 ✅ 「キッド・メッシ」がマンチェスターU退団を希望 JJ・ガブリエルは、10月6日に16歳になるトップ下の選手。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織に所属しているが、トップチームでの扱いが不十分だとして退団を求めており、これが獲得競争に火をつけた。 「キッド・メッシ」と呼ばれる逸材が市場に出た形になり、マドリーも慎重に検討しているという。 ✅ 今季はマンチェスターU以外でプレーできない 獲得にはいくつもの難しさがある。16歳未満のJJ・ガブリエルは、今はマンチェスターUと契約しない権利があり、クラブとのつながりは形式的なものにすぎない。 しかし、すでにマンチェスターUの選手として協会に登録されているため、クラブが登録を解除しない限り、今季はマンチェスターUでしかプレーできない。解除される見込みは低い。 ✅ 最大の壁は「18歳ルール」 さらに大きな問題がある。イギリスのEU離脱以降、イギリスの選手はEU圏外の選手として扱われ、外国人枠を使ううえ、若い選手は18歳になるまで獲得できない。 エンドリッキ、ロドリゴ、ヴィニシウス、マスタントゥオーノも、18歳になるまで待ってマドリーに加入した。 例外は、選手のキャリアとは関係のない理由で、家族がその都市に移り住む場合だけだ。大きな壁だが、越えられないわけではない、と同紙は書く。 ✅ ウーデゴール流の「クラブ巡り」 もう一つの関門は、本人にマドリーを選んでもらうことだ。JJ・ガブリエルは、かつてのウーデゴールのように欧州各地を回り、届いたオファーと移籍先の候補を見比べている。 バイエルンが有力なライバルとして浮上しているが、ここ数日はバルサが勢いを増している。マンチェスターUとの争いが続く中、バルセロナ近郊のカステルデフェルスでパーソナルトレーナーとコンディション維持に取り組んでいることも、その可能性を強めている。 ✅ マンチェスターUは法的措置も示唆 マンチェスターUはこの状況を、なすすべなく見守っている。プロ契約がないため、選手に戻るよう強制することはできず、今季ほかのイングランドやイギリスのクラブへの移籍を阻止できるだけだ。 マンチェスターUは、この才能と交渉するクラブを提訴するという情報を流している。 マドリーは、獲得にいくつもの問題があることを承知のうえで状況を見極めている。それでも「キッド・メッシ」なら、その価値はあるかもしれない、と同紙は結んでいる。

続きを読む →
The Athletic2026年10月3日 20:48

ネグレイラ事件、レアル・マドリードの資料提出にバルサが反論「手続きは再開されていない」

英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。UEFAがマドリーから「ネグレイラ事件」に関する大量の資料を受け取ったと発表したことを受け、バルサとマドリーがそれぞれ声明を出した。両クラブの主張は真っ向から対立している。 ✅ 2001〜2018年に計840万ユーロ 問題となっているのは、バルサが2001年から2018年にかけて、スペインサッカー連盟審判委員会の元副委員長ホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏に支払った計840万ユーロだ。2023年2月に明るみに出た。 2023年6月、UEFAの調査官はバルサへの処分を見送り、バルサはその後もUEFAの大会に出場し続けている。バルセロナの裁判所での捜査は2023年から続いており、まだ終わっていない。 ラ・リーガのテバス会長は2023年3月、時期が古すぎるため「何の措置も取れない」とし、「スポーツ法では時効だが、刑法では時効ではない」と話していた。 ✅ バルサ「不正はしていない」 バルサは一貫して不正を否定している。ラポルタ会長は2023年4月の会見で、支払いは「プロの審判に関する」報告書を提供した「外部コンサルタント」への正当なものだったと説明し、「競技の結果を変えたり、スポーツ上の利益を得たりする目的での行為は一切していない」と述べた。 ✅ バルサの声明「一度も閉じられていない」 バルサは木曜日の声明で、UEFAは「新たな手続きを開始していない」と強調した。 「手続きは2023年に、2人の調査官の任命とともに始まり、調査官は適切と判断した対応を取ってきた。クラブは常にすべての要請に応じてきた。手続きは再開されていない。一度も閉じられていないからだ」 「この資料について、どのような対応を取るか、あるいは取らないかを決めるのは調査官だ。現時点で、バルサに新たな要請はなく、マドリーの申し立てがクラブに送られてもいない。そうなれば、クラブはしかるべく対応する」 ✅ マドリーの声明「最大限の緊急性で」 一方のマドリーは声明で、次のように訴えた。 「当クラブの申し立てには、競技の公正性と審判制度への信頼に直接影響する、極めて重大な出来事に関する膨大な資料と証拠が含まれている」 「UEFAがこの資料を手にした今、調査が最大限の緊急性をもって完全な結論まで進められ、所管機関が確認された事実の重大さに応じた適切な決定を下すことが不可欠だと考える」 ✅ 「体制のチーム」をめぐる応酬 マドリーが2023年4月に被害者としてこの事件に正式に加わって以来、両クラブの辛辣な応酬が続いている。 ラポルタ会長は当時、「マドリーは歴史的に審判の判定で優遇されてきた。70年間、政治・経済・スポーツの権力に近い『体制のチーム』だった」と反論した。ここでいう「体制」とは、1939年から1975年までスペインを支配したフランコ将軍の独裁政権のことだ。 これに対しRMTVは、フランコ政権はむしろバルサを優遇していたと主張する動画を公開。動画の最後には、サンティアゴ・ベルナベウ元会長が「体制のチーム」という呼び方に激しい言葉で怒りをあらわにした発言が使われた。 両クラブの関係は、2月に正式に確定したバルサのスーパーリーグ構想からの離脱でも悪化している。 ✅ ペレス会長「史上最大のスキャンダル」 フロレンティーノ・ペレス会長は5月、再選への意欲を示した会見で、UEFAに資料を送ると表明していた。 「この3年間、私たちは前例のない腐敗事件、史上最大のスキャンダルであるネグレイラ事件に直面してきたことがわかった。当時の審判は今もラ・リーガなどで笛を吹いている。UEFAが芽を摘めるよう、包括的な資料をまとめて提出する」 「審判技術委員会の委員長は、忘れるべきことだと言う。私たちは500ページの資料を作っており、シーズンが終わり次第送る」 ✅ バルサはペレス会長に法的措置 バルサは6月、この発言を「中傷」だとして法的措置を取ると警告した。 バルサは和解手続きの申し立てを行った。正式な訴訟の前に、相手方(今回はペレス会長)が発言を撤回できる手続きだ。撤回しなければ、ペレス会長を刑事告訴するとしている。 先週、この和解手続きの期日が11月25日に決まった。

続きを読む →
AS2026年10月3日 20:47

レアル・マドリードのメンディ、復帰間近──待ち受けるのはククレジャとカレーラス

スペイン紙『AS』が伝えた。昨季終盤に負傷したマドリーの左SBフェルラン・メンディが、復帰に近づいている。医学的な復帰許可は近いが、実戦復帰の許可までにはまだ時間がかかる。戻ってきても、左SBにはククレジャとカレーラスという強力なライバルが待っている。 ✅ トンネルの出口が見えてきた メンディは、チームの練習に戻るべく大きく前進している。バルデベバスのピッチでランニングする姿も、ボールを触る姿も見られた。 医学的な復帰許可は近づいているが、実戦に戻るための許可までには、まだ時間が必要だという。 ✅ 左SBに計1億500万ユーロ マドリーは同じポジションの2人に、計1億500万ユーロを投じた。ククレジャはチェルシーに5500万ユーロ、フェロル出身のカレーラスは2025年夏にマンチェスター・ユナイテッドに5000万ユーロを支払って獲得した。 この2人の加入と入れ替わるように、スペイン代表に初招集されたばかりのフラン・ガルシアがベティスへ移籍している。 ✅ エスパニョール戦で再び負傷 メンディは昨季終盤のエスパニョール戦で負傷した。開始15分でピッチに倒れ込み、またしても故障した。 右脚の大腿直筋の腱を痛め、数日後にフランス人の高名な整形外科医ベルトラン・ソヌリ=コテ医師の手術を受けた。離脱期間は3〜4か月とされていた。 ✅ 昨季は9試合、契約は2028年まで 手術からほぼ4か月がたち、メンディは今週ランニングを再開した。 契約は2028年まであり、残留するかどうかは、契約を全うしたいという本人の意向とクラブの判断次第になる。 昨季は全大会で9試合(リーガ5、CL3、スーペルコパ1)、計452分しかプレーできなかった。マドリーでの通算出場は210試合に達している。

続きを読む →
MARCA2026年10月3日 20:46

レアル・マドリードのエンドリッキ、岐路に──出場4分、1月にローマ移籍の可能性再浮上

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーでほとんど出場機会のないエンドリッキ(20歳)が、冬の移籍市場での退団を再び視野に入れている。今夏に獲得寸前までいったローマが、再び選択肢として浮上しているという。 ✅ またしても「振り出し」に エンドリッキは、すでに嫌というほど経験した状況に再び置かれている。一度はそこから抜け出し、サッカー選手としての実感を取り戻したはずだった。 今夏、ローマへのレンタル移籍がほぼ決まっていたが、モウリーニョ監督に残留を求められた。マドリーで成功することが最優先だったエンドリッキはそれを受け入れ、ポジションを争い、監督を納得させ、シーズン中に巡ってくるチャンスを生かそうと考えていた。 しかし、そのチャンスが来ていない。 ✅ リーガでの出場はわずか4分 エンドリッキのリーガでの出場は、エルチェ戦の4分だけ。プレシーズンに負った筋肉の負傷で序盤戦を欠場し、回復後も継続して起用されていない。 前線では、エムバペがほぼすべての出場時間を占め、残りの枠をめぐってはカルロス・エスピという新たなライバルが現れた。 エスパニョール戦とエルチェ戦の終盤に決めたゴールで、エスピは存在感を高め、スカッド内での立場を固めた。エンドリッキは待ち続けているが、その待ち方は昨季のそれにあまりにも似てきている。 ✅ ブラジル代表では110分出場 それでも、マドリードで得られないものを、エンドリッキはブラジル代表で見つけている。 アンチェロッティ監督は今回の代表ウィークでエンドリッキを重用し、オーストラリアとの2試合で計110分間プレーさせた。1試合目は取り消されたゴール、2試合目はアシストを記録した。 際立った数字ではないが、マドリーでの状況とは大きな違いで、今後を考え直すきっかけになりそうだという。

続きを読む →
MARCA2026年10月3日 05:40

レアル・マドリードのエスピ、U-21で1試合5ゴール──スペインA代表に初招集

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのFWカルロス・エスピが、U-21スペイン代表のサンマリノ戦で1試合5ゴールを記録した。その活躍が認められ、負傷したフェラン・トーレスに代わって、デ・ラ・フエンテ監督のA代表に初めて招集された。 ✅ 数か月で一変した人生 宝くじの当選、思いがけない遺産、サッカーくじの全的中――。そんな幸運にも匹敵するほど、エスピの人生はわずか数か月で一変した。ただし、彼の場合は運ではなくゴールによるものだ。 ついこの間まで、エスピはレバンテでプレーしていた。リーガ最優秀U-23選手に選ばれ、アルシラとレバンテの下部組織を経て、7月30日にマドリーに加入した。モウリーニョ監督が求めていた「点で合わせる9番」として呼ばれた。親しい友人にさえ話せなかった1本の電話がきっかけだった。 ✅ 26分で2ゴール、U-21では5ゴール マドリーでは今季、途中出場の計26分で2ゴール(さらに1点はオフサイドで取り消し)を挙げ、そのすべてが勝ち点につながった。 その得点力を、代表ウィーク中のU-21代表にも持ち込んだ。初招集で臨んだ最初のフィンランド戦では結果が出なかったが、サンマリノ戦では先発し、セッラヴァッレで5ゴールを決めた。予選の得点ランキングでは、9試合で6ゴールのゴンサロに次ぐ2位に浮上した。 ✅ 「自分が何をしているのか実感がない」 エスピ本人は驚きつつも、地に足をつけて語った。 「代表で5ゴールを決めるなんて想像もしなかった。説明できないし、自分が何をしているのか実感がない」 「ひと夏で人生がすっかり変わった。シーズンの滑り出しはとても良くて、マドリーの助けになれたかもしれないゴールを2つ決めた。今はU-21のために全力を尽くしたい」 試合後には「最初にしたのは、友達にボールの写真を送ること。それから両親、おばあちゃんたち、みんなに……」とも明かしている。 ✅ イビサに着いた直後にA代表から電話 この5ゴールが、A代表へのパスポートになった。デ・ラ・フエンテ監督は金曜日、足首の痛みで離脱したフェラン・トーレスの代わりに、エスピをネーションズリーグのチェコ戦とクロアチア戦のメンバーに加えた。 エスピは、U-21代表とともにイタリアのリミニからイビサに着いたところで招集の連絡を受けた。そのまま行き先を変えてスペイン本土に向かい、オビエドへ移動するA代表に合流した。 ✅ ビジャレアル戦、エムバペの代役に この朗報を、バルデベバスのモウリーニョ監督も注視している。代表ウィーク明けのビジャレアル戦では、エムバペが負傷明けで出場が微妙だからだ。 エムバペが間に合わなかったとしても、エスピは「準備はできている」ことをはっきり示した。昨季のように負傷からの復帰を急いで失敗したくないマドリーにとって、心強い知らせだ。 エスピはやるべきことをやった。あとは、モウリーニョ監督が先発に値すると判断するかどうかだ。

続きを読む →
MARCA2026年10月3日 05:39

レアル・マドリードのリーガ序盤戦を採点──MVPはエムバペ、期待外れはヴィニシウス

スペイン紙『MARCA』が、代表ウィークまでのマドリーのリーガ序盤戦を分析した。ダービーは確信より疑問を多く残し、同紙はこの序盤戦を「不合格」と評価している。 ✅ 「合格点」はつけられない マドリーは傷を負って代表ウィークに入った。アトレティコ戦の敗戦、そしてまたしてもメトロポリターノで見せた期待外れの内容。CLのインテル戦を除けば、今季最初の大一番だった。 同紙は、この序盤戦にモウリーニョ監督のチームへ合格点をつけるのは難しいとしている。順位は3位に後退したが、それ以上に心配なのは内容だという。 ✅ 好不調の波が激しいチーム ダービー以外でも、マドリーは調子に波があった。良い時間帯にはホームで大勝もしたが、見過ごせない時間帯の「プツン」と切れたような停滞も目立った。 最初の警報はベティス戦の敗戦。エルチェ戦とエスパニョール戦では、エスピが土壇場でチームを救い、つまずきを免れた。そして極めつけがダービーだった。 攻撃は主にエムバペのゴールと、ギュレルの才能に頼ってきた。中盤も、チュアメニとバルベルデのドブレピボーテで主導権を握れていない。 ✅ MVP:エムバペ(とギュレル) エムバペは批判を免れなかったが、昨季と同じく、チームが彼のゴールに頼っているのは事実だ。ラフィーニャと得点王を争いながら、ゴールを決め続けている。 ギュレルも輝きを見せ、大きな助けになった。ゴールに近い位置で起用されているベリンガムも、得点感覚が戻り、より気持ちよくプレーしているように見える。 成長を続けているのがヤン・ディオマンデだ。直近3試合(ラージョ戦とエルチェ戦で先発、ダービーで途中出場)で、前線の「アンタッチャブル」の誰かを先発から外せる力があることを示した。わずかな出場時間でベルナベウの心をつかんだエスピも忘れてはならない。 ✅ 期待外れ:ヴィニシウス 一方、最も期待を裏切ったのはヴィニシウスだ。休暇明けにコンディションを落として戻ってきたが、リーガの3分の1近くが過ぎた今、それはもう言い訳にならない、と同紙は書く。 ゴールはわずか1つで、ゴール前での精彩を欠いたまま。ダービーでは早い時間帯に交代させられた。それでも監督と、契約を延長したばかりのクラブの信頼は揺らいでいない。モウリーニョ監督には、ベルナベウの厳しい目が注がれる中、輝きを失ったヴィニシウスを復活させる使命がある。 ベルナルド・シウバもあまり存在感を示せていない。守備陣では、ダンフリースとコナテがベルナベウの支持を得るためにもっと結果を見せる必要があるという。 ✅ 良かった点:モウリーニョらしい速さと強度 モウリーニョ監督が求め、彼のチームを象徴する、電撃的で、トランジションが速く、高い位置からプレスをかけるマドリーの姿も見られた。ゴールを奪い、試合を支配し、守備も良いレベルだった。ただし、それが続かなかった。 ✅ 悪かった点:決定力と「分断」 マドリーはゴールを奪うまでに、あまりに多くのチャンスを必要としている。相手を支配し、良いプレーをしているときでさえ決定力が足りない。 さらに、試合の多くの時間帯でスイッチが切れ、試合のコントロールを失って自陣のエリアに押し込まれ、ボールの出しどころもなくなる。 チームは前後に分断され、クルトワのロングボールは何も生まず、中盤は主導権を握れていない、と同紙は指摘している。

続きを読む →
MARCA2026年10月3日 05:38

レアル・マドリードのエムバペとPSGの法廷闘争が終結──モラハラ告訴は不起訴に

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのキリアン・エムバペが、PSG在籍最後の時期に精神的な嫌がらせ(モラルハラスメント)を受けたとして起こしていた告訴について、フランスの司法当局が捜査を打ち切った。フランスメディアによると、捜査は5月に、十分な証拠がないこと、そしてエムバペ本人が告訴を取り下げたことを理由に終結していたという。 ✅ 発端は2023年夏の「トップチーム外し」 事の始まりは2023年夏。エムバペが契約を延長しない意向を伝えると、PSGは彼をトップチームから外した。 PSGは、契約が切れて移籍金ゼロで出ていく前に、契約を延長するか、大金と引き換えにクラブを去るべきだと考えていた。エムバペは数週間、トップチームから外されたままだった。 最終的にチームに戻り、就任1年目だったルイス・エンリケ監督のもとでプレーを再開した。 ✅ 未払いの年俸とボーナスをめぐって この出来事は、やがて法廷闘争に発展した。そのシーズン限りでPSGを去ってマドリーに加入すると、PSGはエムバペに支払うはずだった年俸とボーナスの一部を支払わなかった。 PSGは、この金額はエムバペとナセル・アル・ケライフィ会長との口頭の合意に関わるもので、その合意によってエムバペはトップチームに戻れたのだと主張した。 エムバペはその解釈を否定し、未払い分を請求した。2025年5月には複数の訴えを同時に起こし、その一つが、チームから外されたことに関するモラルハラスメントの告訴だった。 ✅ 告訴は取り下げ、捜査も打ち切り しかしエムバペは、その後この告訴を自ら取り下げた。捜査はしばらく続いたが、告訴人の支持がなくなった手続きを続けることはできず、証拠も十分でなかったため、予審判事は捜査を打ち切った。 ✅ 6100万ユーロの支払い命令で決着 もう一つの大きな争点だった未払い金をめぐる裁判は、エムバペ側の勝利で終わっている。労働裁判所がPSGに6100万ユーロの支払いを命じ、PSGは控訴しなかったため、判決が確定した。 今回モラルハラスメントの告訴が打ち切られたことで、エムバペとPSGの間の法的な争いはすべて終結した。

続きを読む →
The Athletic2026年10月3日 05:37

元レアル・マドリード監督ジダン、聖地スタッド・ド・フランスへ──「神に近い存在」を待ちわびるフランス

英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。マドリーを率いてCLを3度制したジネディーヌ・ジダンが、フランス代表監督として初めてスタッド・ド・フランスに立つ。相手はイタリア。フランス中が、この「神に近い存在」を迎える瞬間を待ちわびているという。 ✅ すり減ったジダンの「足形」 スタッド・ド・フランスの外には、ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェーム」をまねた「Promenade des Célébrités」がある。1998年W杯優勝メンバーだけでなく、ウサイン・ボルト、メタリカ、ブラック・アイド・ピーズ、ジョニー・アリデイらの手形や足形が並ぶ。 その中に、ほかより目立ってすり減り、名前が読めなくなったパネルがある。VIP入口の正面にあるジダンの足形だ。 パネルの傷みぶりは、世代を超えてジダンがどれほど敬愛されているかを物語っている。アルジェリア移民の息子であるジダンは、多民族のチームを率いて28年前の夏を制した顔だった。凱旋門にその姿が映し出され、群衆は「ジダンを大統領に」と叫んだ。 ✅ 「マドリーの後にやりたかったのは代表だけ」 ジダンが手にしたのは、大統領よりずっと自分に合った仕事だった。2021年5月に2度目のマドリー監督を退任して以来、ずっと望んでいたフランス代表監督の座だ。 その間、いくつもの大きなオファーがあったが、「マドリーの後にやりたかったのは代表だけだった」と先月語っている。 アウェーで2連勝した後、ジダンは金曜日、最高の栄光の舞台で、ネーションズリーグのイタリア戦に臨む。前日の会見では「大きな感動がある。明日、観客の前ではなおさらだ。1998年に仲間たちとここで成し遂げたこと、自国開催のW杯を、しかもブラジルを相手に制したことは夢だった。でも大事なのはこれから先のことだ」と語った。 ✅ 最後の試合もイタリアだった ジダンの代表通算108試合目、そして現役最後の試合も、イタリア戦だった。2006年W杯決勝。先制点を決めながら、延長戦でマルコ・マテラッツィに頭突きをして退場し、チームはPK戦で敗れた。考えうる最悪の幕切れだった。 「あの出来事を誇りには思っていない。でも前にも言ったように、あれも道のりの一部だ。偉大なことばかりはできない。人生では誰もが、決して褒められないことをしてきたと思う」 それから20年たっても、あの最後の場面がジダンへの敬意を損なうことはなかった。 ✅ アンリ「サッカー界では神の域」 長年フランスサッカーを取材してきたパスカル・フェレ記者は、「ジダンへの情熱は大きい。まずジダンはフランスで最も人気のある人物だと思う。次に、マドリーの監督としてCLを3度制した。そして素晴らしい世代の選手たちを率いる。期待は大きい」と話す。 元チームメイトのティエリ・アンリは、テレビ局RMCでさらに踏み込んだ。「この国のサッカー界で、彼は神に近い存在だ。信仰を持つ人を傷つけるつもりはないが、僕らサッカー人にとって彼は神の領域にいる」 ✅ 過熱する報道、そして懸念 報道の熱狂ぶりもすさまじい。招集メンバーの発表を木曜ではなく金曜にしただけで、「慣例を破った」「代表のリズムを変える意志」と持ち上げた報道もあった。同メディアは「少し行き過ぎではないか」とも書く。 ドイツでもクロップ監督の就任に期待が高まっているが、最近の失望が期待を抑えている。一方フランスでは、ジダンは成功をもたらすと広く信じられている。 ✅ マドリーでの4年半で9つのタイトル 現役引退後の20年のうち、ジダンが監督を務めたのはわずか6年。カスティージャで1年半、そしてマドリーで2度(2016年1月〜2018年5月、2019年3月〜2021年)。マドリーでの計4年半で、リーガ2回、CL3回、UEFAスーパーカップ2回、クラブW杯2回を制した。 それでも、監督としての実力には今も疑問の声がある。CL3連覇の時期でさえ、戦術の枠組みより選手の直感と個の力に頼っているように見えることがあった。もっとも、重圧のかかる場面で選手に自信を持ってプレーさせることこそが、監督の仕事だとも言える。 ✅ クラブでの成功は代表で通用するか より正当な疑問は、クラブで成功した方法が代表でも通用するかどうかだ。 今夏のW杯にはアンチェロッティ、トゥヘル、ポチェッティーノ、ナーゲルスマンといった大物監督がそろったが、決勝に進んだのはスペインのデ・ラ・フエンテ監督とアルゼンチンのスカローニ監督。どちらも、連盟の育成年代の代表を長く指導し、代表サッカーの特性を深く理解していた監督だった。 ジダンのキャリアは正反対で、世界最大のクラブでの短い2度の指揮と、長いブランクだ。それでも本人は「5年間ぼんやりしていたわけではない。マドリーを率いていた頃より多くの試合を見た。フランス代表もたくさん見たし、大きな可能性がある」と話している。 ✅ デシャン時代の後で ジダンを5年待たせたのは、かつての代表キャプテン、ディディエ・デシャンだった。選手として103試合、監督として185試合。1904年以来の代表通算945試合の30%以上を監督として指揮した計算になる。 デシャンは主将として初のW杯優勝を、監督として20年後に2度目の優勝をもたらした。しかしフランスのファンの間には、長く居すぎたという感覚もあった。デシャンは実利的すぎる、構造を重視するあまり創造性を犠牲にしていると批判されてきた。 ユヴェントスとフランス代表で一緒にプレーした頃からはるかに想像力豊かだったジダンは、選手にもっと自由を与えると期待されている。負傷したエムバペに代わってイタリア戦で主将を務めるデンベレも、「監督は僕らに多くの自由を与えてくれる」と話している。 ✅ 54歳の「ボール蹴り」 トルコ戦、ベルギー戦と1-0で2連勝したが、ジダン自身が認めるとおり、内容は安定していたものの華やかではなかった。 月曜日のブリュッセルでは、ジェレミー・ジャケ、ピエール・カルル、アンディ・ディウフ、ルーカス・ダ・クーニャ、マグネス・アクリウシュ、エステバン・ルポールを起用する実験的な布陣で臨み、終盤に途中出場のミカエル・オリーズが見事な個人技でゴールを決めて勝利した。 オリーズのゴール以上に話題になったのは、ジダンの喜び方だった。タッチライン沿いを駆け出し、たまたま足元にあったボールを興奮して蹴り飛ばした。「ごめん、ばかみたいに見えても蹴らずにはいられなかった」。54歳になっても、バロンドール受賞者でも、その本能は消えないらしい。 ✅ 分断されたフランスの「結束の象徴」 フランスは1998年当時よりはるかに分断された国になった。それでもジダンは数少ない結束の象徴かもしれない。イタリア戦の8万枚のチケットは24時間で完売した。次の大会まで2年近くある10月の代表戦は、時に売るのが難しい。フランスサッカー連盟は「ジダン効果」を確信している。 フェレ記者は言う。「ジダンが代表のベンチでも同じ魔法を見せてくれることを願っている。国中がそれを待っているのだから」

続きを読む →
AS2026年10月2日 21:18

レアル・マドリードのヴィニシウス、開幕8試合1ゴールの自己批判──データで見るキャリア最悪のスタート

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのヴィニシウスが、コロナ禍以降で最悪のシーズンスタートを切っている。開幕8試合でわずか1ゴール。本人も否定しようのない現実を受け入れ、立ち直ろうとしているという。モウリーニョ監督をはじめ、クラブはヴィニシウスを支えている。 ✅ 「minha culpa(僕のせいだ)」 一言で言えば「minha culpa」、ポルトガル語で「僕のせいだ」。言い訳の余地のない状況への自己批判だ。 ヴィニシウスは本来の姿からほど遠い。問題は体だけではない。ウイングに火をつけるあの輝きが欠けている。 ブラジル代表でも立ち直れていない。代表ウィーク1試合目は65分間でドリブル成功ゼロ、2試合目は82分間でドリブル成功は4回中1回にとどまった。数シーズン前のヴィニシウスとは正反対の数字だ。 ✅ 出場時間はチーム4位、ゴールは1 アンチェロッティ監督も「ベストの状態ではない」と認めている。 ヴィニシウスの出場時間652分はチームで4番目に長い。上にいるのはバルベルデ(654分)と、全試合にフル出場しているクルトワとエムバペ(720分)だけだ。 それだけの役割を担いながら、ゴールは8試合で1つだけ。第2節のレアル・ソシエダ戦(3-1)で決めたもので、今季3つのアシストのうち1つもこの試合で記録した。 ✅ デビューの年以来の最悪の数字 開幕8試合時点の成績は、デビューした2018-19シーズン以来、最悪の数字だ。 2018-19は適応の途中で、8試合でわずか3分しかプレーしていなかった。翌2019-20は8試合目の時点で1ゴールだったが、出場時間は310分と今季の半分だった。 それ以降は数段上の成績を残してきた。最高のスタートは2021-22で、117分に1点のペースだった。 ✅ クラブは「ラミンとの比較」で擁護 モウリーニョ監督は、ヴィニシウスをプロジェクトの欠かせないピースと考え、長く起用し続けるつもりだという。「問題がある」という声には耳を貸さない。 クラブも、ラミン・ヤマルとの比較で懸念を和らげようとしている。ヴィニシウスが受けたファウルは23回(ラミンは8回)、ボールロストは91回(同130回)、失敗したドリブルは16回(同20回)だ。 ただ、ラミンはすでに8ゴールを挙げている。この数字に反論するのは難しい、と同紙は書く。 ✅ 「ブーイングが自分にばかり向けられる」 ヴィニシウスは、成績の落ち込みが「急落」と言えるほどであることを誰よりも自覚している。ディオマンデを自分のサイドで先発させるべきだという声も少なくない。 それでもモウリーニョ監督は、盲目的とも言えるほど、無条件にヴィニシウスに賭け続けるつもりだ。ヴィニシウスが最高の姿を取り戻すための手段を見つけようとしている。 ヴィニシウスが引っかかっているのは、チーム全体がうまくいっていないのに、ブーイングが自分にばかり向けられていると感じていることだという。それでも監督とチームメイトの支えを受け、目に見える現実に向き合っている。ここ2年、期待を大きく下回ってきたことを認め、名誉を取り戻す番だ。

続きを読む →
MARCA2026年10月2日 21:15

マルセロの息子エンツォ・アウヴェス、負傷から復帰──レアル・マドリードのフベニールAで今季初出場へ

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーOBマルセロの息子で、17歳のFWエンツォ・アウヴェスが負傷から回復し、日曜日にマドリーのフベニールA(U-19)のメンバーに戻る。 ✅ 1か月遅れのシーズンイン エンツォは、スペインU-18代表の合宿から戻った後に負傷し、シーズン序盤を棒に振っていた。 負傷はすでに癒え、アルバロ・ロペス監督率いるフベニールAで数日間通常どおり練習をこなし、試合に出られる状態になった。 日曜日のラージョ・アルコベンダス戦(17時)で、今季初の公式戦出場を果たす見込みだ。 ✅ FW不足のチームを救う復帰 ラ・ファブリカ(マドリーの育成組織)の大きな宝の一人であるエンツォの復帰は、アルバロ・ロペス監督にとって大きい。 チームは今、FWが足りない状況にある。イェレマイア・ラモスはU-18代表に招集され、現在のチーム得点王フラン・サンタマリアは再びマドリーC(3軍)に呼ばれる予定だからだ。 エンツォにとっても、1か月の離脱で失った出場時間と実戦経験を取り戻すチャンスになる。 ✅ U-17W杯出場も視野 エンツォにとって今季は重要なシーズンだ。昨季すでにフベニールAに昇格しており、今季は育成組織の中でも戦略的に重要なこのチームで定着を目指す。 UEFAユースリーグという大舞台に加え、スペイン代表でも、今後数週間が順調なら、11月末に始まるカタールでのU-17W杯に出場する見込みだ。

続きを読む →
MARCA2026年10月2日 20:13

レアル・マドリードがカスティージャのセステーロへの処分を解除、ダービーでメンバー復帰

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーは、カスティージャのMFホルヘ・セステーロへの処分を解除した。セステーロは、金曜日にアルフレッド・ディ・ステファノで行われるアトレティコとの「ミニダービー」でメンバーに戻る。 ✅ 監督との衝突から1週間 発端は先週。セステーロは、サン・アンドレウ戦で控えに回されたことをめぐり、フリアン・ロペス・デ・レルマ監督と衝突した。 クラブが介入するほどの事態になり、決着した後、セステーロはアルコルコン戦のメンバーから外された。 ロペス・デ・レルマ監督は当時、理由は明かさなかったものの、「ホルヘは今季、私たちにとってとても重要な選手になる」と、セステーロへの評価を強調していた。 ✅ ピッチでも「決着」 問題は数日前に内部で話し合われ、すでに解決していた。残っていたのはピッチ上での対応だけで、その答えがメンバー復帰になった。 ✅ 勝ち点3が必要なダービー セステーロの復帰は、これ以上ないタイミングだ。カスティージャはサン・アンドレウ戦で引き分け、アルコルコン戦で敗れており、ダービーではどうしても勝ち点3が欲しい。 巻き返しが急務のチームにとって、ホームのファンの前で、特別なライバルであるアトレティコを相手にした一戦は、セステーロが存在感を示す絶好の機会になる。 ✅ プレシーズンはトップチームに帯同 この一件を除けば、セステーロは今季すでにゴールも決めるなど好調で、カスティージャに欠かせない選手になっている。 プレシーズンにはモウリーニョ監督のもとでトップチームに帯同し、カンテラ出身の選手の中でも特に存在感を示した。準備期間の親善試合4試合すべてに出場している。

続きを読む →
MARCA2026年10月2日 05:37

元レアル・マドリードのマスタントゥオーノ「W杯メンバー落ちはつらかった」、フィオレンティーナで復活

スペイン紙『MARCA』が伝えた。今夏マドリーからフィオレンティーナに移ったフランコ・マスタントゥオーノが、アルゼンチン代表のボリビア戦(4-0)で存在感を示した。試合後には、W杯メンバーから外れたつらさを率直に語った。 ✅ 「W杯メンバー落ちはつらかった」 リーベル・プレート出身のマスタントゥオーノは、昨季最もつらかった出来事として、スカローニ監督のW杯メンバー26人から外れたことを挙げ、落胆を隠さなかった。 「W杯のメンバーから外れるのはつらいことだ。でも、ずっと仲間とアルゼンチンを応援していた。みんな素晴らしいW杯を戦って、アルゼンチン人全員を誇らしい気持ちにしてくれた」 ✅ 「新しいプロセスが始まる」 それでも、若き才能は前を向いている。アルゼンチン代表は新たなサイクルに入り、マスタントゥオーノは以前よりはるかに成熟し、代表に定着する準備ができた状態で臨んでいると感じている。 「新しいプロセスが始まる。調子はいいし、チャンスをもらえるかもしれない。でも何より、代表のために努力したい」 ✅ 「イタリアに行って人生が少し変わった」 フィオレンティーナに移ってからは、気持ちが晴れたという。 「イタリアに行って、生活が少し変わってから、とても調子がいい。すごく楽しめた」 ✅ スカローニ監督が与える自由 最近の成長の大きな要因の一つは、スカローニ監督の信頼だ。マスタントゥオーノはピッチ上で与えられている自由に感謝を示した。 「監督は僕に自由にプレーさせてくれる。本当に感謝している」 一方でスカローニ監督は、アルゼンチンが期待を寄せる若い世代への過度な熱狂にブレーキをかけた。マスタントゥオーノ、レオネル・フローレス、ニコ・パスといった才能を、過度なプレッシャーを受けずに成長させるべき選手たちだとして、「フランコと同じように、大事に育てなければならない才能だ」と、若手が力を発揮するまで辛抱強く見守るよう求めた。

続きを読む →
MARCA2026年10月2日 05:35

レアル・マドリードのエムバペ、W杯の得点王トロフィーをSNSで披露──バロンドール投票締め切り直後に

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのキリアン・エムバペが、W杯で獲得したゴールデンブーツ(得点王)とブロンズボール(大会3位の最優秀選手賞)の写真をSNSに投稿した。バロンドールの投票が締め切られてから、わずか3日後のことだった。 ✅ W杯の2つのトロフィーを披露 エムバペは木曜日、自身のSNSに、夏のW杯で受賞したゴールデンブーツとブロンズボールの写真を何枚も投稿した。大会の得点王、そして大会で3番目に優れた選手として認められた証だ。 ✅ 投票締め切り直後のタイミング この投稿は偶然ではない、と同紙は見ている。バロンドールの投票は3日前に締め切られ、授賞式は10月26日に予定されている。 エムバペは、ラミン・ヤマル、ハリー・ケイン、前回受賞者のウスマン・デンベレと並ぶ有力候補の一人。フランス代表を引っ張り、負傷がない時期はマドリーもけん引したシーズンの実績を、あらゆる機会を使ってアピールしている。 ✅ 「今年は獲るのにいい年」 エムバペはここ数週間、積極的に自らをアピールしてきた。バロンドールを主催するFrance Football誌には「今年は獲るのにいい年だ」と自信を見せ、デンベレとの不仲説についても「もう話したよ。何の問題もない。友達だ」と否定した。 チームメイトのクルトワも、最近のインタビューでエムバペの受賞を公に求めている。 ✅ 気がかりは膝の状態 ただし、良いニュースばかりではない。エムバペは前回の代表ウィークで負傷して戻り、マドリーのメディカルスタッフは左膝後方関節包の過伸展と診断した。クラブは経過を見ながら判断するとしている。

続きを読む →
MARCA2026年10月2日 05:34

レアル・マドリードのモウリーニョ監督、C・ロナウド騒動の「発言」を否定「フェイクニュースだ」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのモウリーニョ監督が、クリスティアーノ・ロナウドのポルトガル代表離脱騒動について自分が語ったとされる発言を、SNSで「フェイクニュース」と否定した。 ✅ ブラジル発の「発言」を否定 主にブラジルで、C・ロナウドの件についてモウリーニョ監督が発言したとする情報が出回っていた。 モウリーニョ監督はSNSに「フェイクニュース」と強い調子で投稿し、この件について話したことはないと否定。自分とは縁遠い問題であり、「ノーコメント」だとした。 ✅ 関係者すべてに敬意 モウリーニョ監督は、ポルトガルサッカー連盟、ジョルジェ・ジェズス代表監督、そしてC・ロナウドに最大限の敬意を払っており、この件には一切踏み込みたくないという。 ましてや、自分の口から出ていない言葉を自分のものとされるのは論外だ。 ✅ 練習の後はアセンシオの見舞いに この日、モウリーニョ監督はバルデベバスで選手たちとの練習に一日を費やした。 その後、右脛の疲労骨折の手術を受けたラウール・アセンシオを見舞うため、病院を訪れた。

続きを読む →