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レアル・マドリードの最新情報を現地メディアから日本語で

MARCA2026年9月3日 19:35

アンチェロッティ、バルデベバスに帰還

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 カルロ・アンチェロッティがバルデベバスに戻ってきた。マドリー史上最多タイトルを持つ名将がベティス戦前日の木曜日、かつての"家"を訪れた。イタリア人指揮官は練習開始前に選手たちに挨拶し、本隊とは別メニューで回復中のエンドリッキ、ロドリゴ、ミリタオの3人のセッションを間近で見守った。 これは単なる表敬訪問ではない。3人はいずれも現在アンチェロッティが率いるブラジル代表の主力候補であり、次の代表ウィークを数週間後に控えるなか、直接その経過を確認しに来た。前回のW杯ではノルウェーに敗れてラウンド16で敗退。当時ロドリゴとミリタオは長期離脱中でエンドリッキだけが出場できた。2人の離脱はいまも尾を引いている。 ✅ モウリーニョとアンチェロッティの深い信頼関係 アンチェロッティとマドリーの絆はクラブとブラジル代表の制度的な関係にとどまらない。2週間ほど前の会見でモウリーニョはエンドリッキについて問われた際、こう言い残していた。「彼が最初のアンチェロッティ招集に間に合うかは分からない。だが、自分の選手を指導しているのが友人のカルロだというのは大きなアドバンテージだ。カルロは直接電話をくれる」。2人の友情がクラブと代表の情報共有をスムーズにしている。 ✅ ベティス戦は7人欠場、CLは中盤が崩壊状態 スポーツ面での状況は厳しい。ラ・カルトゥーハ(ベティス戦)には、チュアメニ、アセンシオ、メンディ、ティアゴの離脱に加え、ブラジル人3人が欠場して計7人を欠く。 さらに深刻なのがベティス戦翌週のCL戦だ。チュアメニの不在だけでも痛手なのに、カマヴィンガ、ギュレル、バルベルデの3人が出場停止で、中盤は最小限の戦力での臨戦を強いられる。

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MARCA2026年9月3日 17:38

モウリーニョ「アセンシオ?ミスは誰でもする。でも重ねるのは別の話だ」──ベティス戦前日会見

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 モウリーニョが第4節ベティス戦(金曜現地21時/日本時間土曜4時)の前日会見に臨み、アセンシオ問題、リーガのレベル、ペジェグリーニとの因縁などについて語った。 ✅ ベティス戦に向けて 「マドリーが最高のパフォーマンスを出さなければならない試合だ。ベティスは非常に良いチームで、勝つには自分たちの最高レベルを出し続けなければならない」 ✅ メッシのアルゼンチン代表引退について 「メッシについて語るのは難しい。言葉がない。私たちが見てきたもの、そのものだ。MLSの試合をたまに見ないといけないな、あまり得意じゃないけど。いつも恋しくなる選手というのがいる。彼がどういう意味を持つか、分かっている」 ✅ カンテラ選手の役割 「多くの選手が毎日一緒に練習している。別の選手は時々来る。彼らには大きな注意を払っている。ここ数年、素晴らしい仕事をしてくれた。その結果、ティアゴがトップに昇格し、移籍でマドリーに多くの収入をもたらした。最終的にそれは放出ではない。マドリーが取り戻したいときに取り戻せる。停職、ケガ……チャンスは来る。毎日彼らのことをよく知っていく。ラ・ファブリカとマヌとは毎日連絡を取っている。全員を使うわけではないが、希望を持っていていい」 ✅ セルヒオ・マルティネスについて 「トップチームで2日練習した。ここに上げられるかどうか意見を出した。ポテンシャルはあるし、1部での経験も少しある。まだ努力が必要だが、ここの質と強度のレベルは違う。明日はリバス、セステーロも来る。出場するかどうかはまだ分からないが、一歩前進だ」 ✅ フリアン・アルバレスの件について(アトレティコ) 「その具体的な状況はシメオネが一番よく分かっている。私が言えることは、選手が満足していないまま9月1日を迎えたなら、満足するしかないということだ。そうでなければ1月まで出場できない。昨日から少なくとも12月まで、彼はクラブにとって重要な選手になるだろう」 ✅ アセンシオ問題「ミスの蓄積は別の話だ」 「着任したとき、過去のことについて彼と話した。着任以来、課外の状況についてはもう話さないようにしている。バルデベバスでは模範的なプロだ。状態が良いとき、彼より多く、上手く練習する選手はいなかった。今は一番乗りで一番最後に帰る。だがマドリーの選手はマドリーの選手だ、24時間、週7日、年間12か月。ピッチの外でしたことも、マドリーとしての行動だ。触れてはならないクラブの威信を傷つけ続けている。満足していない。ミスは誰でもする、でもミスを重ねるのは別の話だ」 ✅ チュアメニと中盤の欠場者 「試合後に話そう。解決しなければならない大きな問題が出てきそうだ」 ✅ アセンシオを起用するか 「クラブが懲戒手続きを開始した。手続きが続く間、私は彼をマドリーの選手として見ている。ケガをしていて、あと2週間ほどかかる。それがこの問題から一歩引いた距離を置かせてくれている」 ✅ セバージョスの契約解除 「電話で3分話した。戦力外だと伝えた。選手が契約にしがみつくことも多いが、今回は簡単だった。彼が自分で将来を決めるために自由でいたいと言ってくれたからだ。2、3日でクラブと合意に至った」 ✅ リーガのレベルについて 「アトレティコは優勝候補になるだろう。同じ監督と同じメンタリティが続く安定感は、サッカーにおける大きな力だ。ベティスやビジャレアルもCLに出る強いチームで、明日対戦する。バスクのチームも全部難しい。簡単なリーガではない。他のリーグにはない圧力がここにはある。常に勝たなければならないという圧力だ。ドイツやフランスでは毎年優勝できるという安心感がある。ここでは勝利以外の結果は良い結果ではない」 ✅ ペジェグリーニとの再会 「何も責めない。過去に戻ることはできないから。サッカーには長い歴史があって、言ったこと、したことで自分がバカだったと感じることもある。間違っていたと感じることもある。私も愚かなコメントをしてきた。チェルシー優勝のことで代償を払ったと彼に言えば笑うだろう。彼はベティス対ローマの親善試合で紳士的だった。審判がベティス寄りで、我々はあの試合で7人になった。8点入れられてもおかしくなかったのに3点で済んだのは、彼が選手に言ったからだ。監督として、人間として大きな手本を見せてくれた」 ✅ モドリッチが語ってくれた「加入交渉」 「モドリッチと交渉したかった。でもトッテナム会長のダニエル・レヴィとの交渉はほぼ不可能だった。アメリカ遠征中に毎日状況が変わった。ホセ・アンヘルと話しながら、今日は移籍決定、翌日はなし、また翌日はあり、を繰り返した。マドリーが"もう無理だ"と言いかけたとき、でも本人が来たがっていた。6番、8番、10番のどこでもできた。理想の選手だった。あなたたち(メディア)には数か月間ひどい目に遭わされたけど……最終的には落ちた」

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AS2026年9月3日 16:04

代表ウィーク前に5連勝を──ダービーを制して最高潮のまま止まれ

スペイン紙『AS』が伝えた。 メトロポリターノでのマドリー・ダービーが、モウリーニョ2.0の最初の採点となる。そのダービーをどう迎え、どう終えるか──バルデベバスを覆う最大のテーマだ。モウリーニョとコーチングスタッフは数週間前からひとつの意識を選手に叩き込んでいる。「代表ウィーク前にトップ状態で止まれ。できれば最高の状態で」。 具体的にはダービーまでの残り全試合を勝ち切り、ダービー本番で一発かますこと。ラ・カルトゥーハ(ベティス戦)での試合とベルナベウでのラージョ戦を制し、リーガ5戦全勝という形で土台を固める狙いがある。マラガ戦で見せた守備組織の新システム(完封)や、まだ調整中のディオマンデのコンディション管理など、積み上げを続けている段階だ。クルトワが言う「チームの飢え」が生き続けているかどうかも問われる。 ✅ シャビ・アロンソの5-2が「警告の比較例」として生きている モウリーニョは、マドリー監督就任前に今シーズンのチームをあまり詳しく見ていないと強調する。比較を避けるためだ。ただ、メトロポリターノでのシャビ・アロンソ政権崩壊のきっかけとなった「メトロポリターノ(アトレティコ本拠地)での5-2敗戦」は強く意識しているはずだ。生まれたばかりのプロジェクトを揺るがしたあの一戦は、今のモウリーニョ体制への警告としてリアルに生きている。 ✅ 代表ウィーク中の「居残り組」 代表ウィーク明けのチーム状態は常に不確定要素だ。モウリーニョはエスパニョール戦前に皮肉を交えてこう語っていた。「3日おきに試合が続いたあと、いわゆる3週間の「お休み」が来る……どんな状態で戻ってくるかは分からない」。 ただ、バルデベバスに残れそうな主力もいる。ドイツ代表引退を表明したリュディガーはそのまま居残り調整が可能。ハウセンも今回の招集には呼ばれない可能性が高く、今シーズン序盤の好調を継続できる環境にある。トレントに関してはトゥヘルの判断次第。エンドリッキは筋肉系のトラブルから復帰途上にあり、アンチェロッティとの良好な関係をモウリーニョは強調している。 代表ウィーク中も、エスピやセルヒオ・マルティネスのように新しい白いユニフォームへの適応を続ける選手にとっては、貴重な「磨きの時間」になる。

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MARCA2026年9月3日 15:18

ラウール・アセンシオ、性的動画裁判へ──被害女性の「許し」次第で起訴取り下げの可能性

スペイン紙『MARCA』がEFE通信の報道として伝えた。 マドリーのDFラウール・アセンシオが、カンテラの元チームメイトによる性的動画拡散事件の裁判に臨む。検察は禁固2年6か月を求刑しているが、被害女性2人が法廷で「許した」と証言すれば、起訴が取り下げられる可能性がある。 ✅ 事件の概要 事件が起きたのは2023年夏、グラン・カナリア島南部アマドーレスのビーチクラブ。当時カンテラ在籍のフェラン・ルイス、フアン・ロドリゲス、アンドレス・ガルシアの3人が、17歳と18歳の女性2人と合意のうえで性的関係を持った。問題は、2人の許可を得ずに動画・写真を撮影し、その後女性側から削除を求められたにもかかわらず、WhatsAppで複数の人物に拡散したとされる点だ。 その動画の1つがアセンシオのスマートフォンに届いた。検察は、無断撮影であることを知りながら動画を視聴したとして、アセンシオを「プライバシー侵害」罪2件で起訴している。 ✅ 許しがあれば起訴取り下げ スペイン刑法上、アセンシオに問われている罪は「半公訴罪」に分類され、被害者が許した場合は刑事責任が消滅する。被害女性2人はすでに捜査段階でアセンシオへの告訴を取り下げており、金銭的補償と正式な謝罪を受けた。検察も、2人が法廷で改めて「自由意思による許し」を表明すれば起訴を取り下げる意向を示している。 ✅ 他の3人は児童ポルノ罪も フェラン・ルイス、フアン・ロドリゲス、アンドレス・ガルシアには、プライバシー侵害に加えて未成年者(17歳)の性的画像を撮影・拡散したとして児童ポルノ罪も適用されている。こちらは被害者の許しとは無関係に訴追され、有罪なら禁固4年7か月が求刑される。3人が罪を認める「協議判決」が成立すれば裁判自体が中止される可能性もある。 裁判はグラン・カナリア島ラス・パルマスの刑事裁判所で9月3日・4日・7日の3日間の予定。4被告全員がビデオ会議での出廷を認められている。

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AS2026年9月3日 11:33

リュディガー、ドイツ代表引退──「マドリーに全力を尽くす新たな章が始まる」

スペイン紙『AS』が伝えた。 アントニオ・リュディガー(33歳)がドイツ代表からの引退を表明した。12年以上にわたる代表キャリアに幕を下ろし、ユルゲン・クロップ監督体制のドイツ代表に加わる選択肢を自ら手放した。 「熟考を重ねた結果、代表でのキャリアに終止符を打ち、新世代に道を譲るときが来たと判断した。この時間は私にとってかけがえのない特別な章であり、一生忘れない」 ✅ 代表では2017年コンフェデレーションズカップを制覇 リュディガーが代表デビューを果たしたのは2014年W杯の約1か月前。本大会の招集は受けられなかったが、その後はヨアヒム・レーヴ、ハンジ・フリック、ユリアン・ナーゲルスマンの各政権で主力を担った。最大のタイトルは2017年のFIFAコンフェデレーションズカップ。チリとの決勝では先発フル出場し、ドイツの1-0優勝に貢献した。 ✅ 引退の背景にマドリーの事情 引退を決断した理由のひとつにマドリーの状況がある。昨シーズンから続く身体的なコンディション問題を抱えるリュディガーは、代表とクラブを掛け持ちするだけの試合数をこなせる状態にない。実際、今季リーガ開幕後もモウリーニョは第3節まで彼の起用を見送り、初出場でもハウセンとのコンビを組む形にとどまっている。 守備陣の競争という観点でも状況は厳しい。今夏加入したコナテがすでに有力なライバルとして台頭。ハウセンは開幕3試合すべてで先発を飾り、昨シーズンとは別人のような充実ぶりを見せている。 こうした現実を踏まえ、リュディガーは代表から退き、マドリーに集中する道を選んだ。「マドリーに全力を尽くす新たな章が始まる」という本人の言葉が、その決断の重さを物語っている。

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The Athletic2026年9月3日 10:15

モウリーニョ体制のマドリー、総額2億6000万ユーロの夏──6人の補強と変わった「補強プロセス」

英メディア『The Athletic』が伝えた。 4月末、マドリーはクラシコでバルサに敗れれば事実上タイトルを献上する状況でピッチに立っていた。仮に勝ったとしても、2年連続で主要タイトルなしという結末はほぼ避けられない見通しだった。15度の欧州王者にとって2年連続無冠は重大事。それが最後に起きたのは2009-10シーズン──そのときフロレンティーノ・ペレスが選んだのもモウリーニョだった。 今回も同じ男を選んだ。4月末にThe Athleticは、63歳のポルトガル人指揮官がアルベロア後任としてフロレンティーノの最有力候補であると報じた。6月11日に正式就任が発表されるより前から、モウリーニョ、フロレンティーノ・ペレス、ホセ・アンヘル・サンチェス強化部長、フニ・カラファット主任スカウトはすでに再建戦略を練り始めていた。 ✅ 総額2億6000万ユーロの補強 今夏マドリーが投じた金額は約2億6000万ユーロ。2019年以来最大の補強規模だ。内訳は以下の通り。 フリー移籍でリヴァプールのCBイブラヒマ・コナテとマンチェスター・シティのMFベルナルド・シウバ。チェルシーからMFマルク・ククレジャを最大6000万ユーロのパッケージで獲得。インテルからRBダンフリースを2000万ユーロで、レバンテからFWカルロス・エスピを2500万ユーロで迎え入れた。そして最大の目玉は、RBライプツィヒからWFヤン・ディオマンデをクラブ史上最高額となる最大1億4000万ユーロで獲得したことだ。さらにベンフィカへのモウリーニョ違約金として1500万ユーロも支出している。 ✅ 監督が補強に深く関与した マドリーはここ最近、監督を補強プロセスにあまり関与させない方針をとってきた。アンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルベロアはいずれも今回のモウリーニョほどは相談を受けていなかった。その変化が、フロントからモウリーニョまでが「今夏は成功だった」と共通認識を持てている大きな理由のひとつとみられる。 陣容はタイトル争いができる水準に達したという手応えがある。ただ、外部・内部双方から「まだ1つのポジションが手薄だ」との声も上がっている。試合のテンポを支配できるゲームメーカータイプのMFだ。ロドリがマドリーのアプローチにもかかわらずバルサを選んだことは、その点では痛手と言わざるを得ない。

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MARCA2026年9月3日 09:46

カンテラ売却2億1000万ユーロの立役者──マドリーを変えた男

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マヌエル・アンヘルのフラム移籍(移籍金400万ユーロ、マドリーへの取り分200万ユーロ)とチェマ・アンドレスのブライトン移籍(シュトゥットガルトから2300万ユーロ、マドリーへの取り分1150万ユーロ)をもって、ラ・ファブリカは史上最大の移籍市場を締め括った。今夏のカンテラ出身選手の売却益は合計2億1000万ユーロ。モウリーニョ政権の補強費(ディオマンデ、ククレジャ、エスピ、ダンフリース)とカスティージャの2つの補強(オスカー・ナーセイ、セルヒオ・マルティネス)をほぼ賄う額だ。 この偉業には名前がある。マヌ・フェルナンデス、通称「マヌ」。バルデベバスでそう呼ばれるこの男こそ、マドリーのカンテラを統括するラ・ファブリカの責任者であり、前例のない移籍市場の立役者だ。 ✅ カンテラが夏を制した 今シーズンのトップチームからの放出はゴンサロとフラン・ガルシアの2人のみ。一方でラ・ファブリカは大型売却を次々と成立させた。パラシオス、ハコボ・オルテガ、バルデペーニャス、マヌエル・アンヘルらバルデベバス所属選手に加え、すでにクラブを離れていながらマドリーが権利を保有していたニコ・パス、ビクトル・ムニョス、マリオ・マルティン、アルバロ・ロドリゲス、マリオ・ヒラ、チェマ・アンドレスらも高額で売却した。2億4000万ユーロの補強費に対して2億1000万ユーロを稼ぎ出した計算だ。 経済的な成果だけではない。UEFAユースリーグ制覇、3つのフベニール部門でのリーグ三冠、カスティージャの昇格プレーオフ進出とプレミアリーグ・インターナショナルカップ決勝進出。スポーツ面での成功が選手の市場価値を押し上げ、欧州全体からバルデベバスへの注目を集めた。 ✅ フロレンティーノの大きな賭け 2020年6月4日、クラブは「マヌエル・フェルナンデスがカンテラの統括責任者に就任し、スカウト部門、テクニカル部門、管理部門、トレーニング方法論部門を指揮する」と発表した。フロレンティーノ・ペレスがマネーパワーで欧州を制するシティやPSGに対抗するためにカンテラ強化を柱に据え、その要として白羽の矢を立てたのがマヌだった。方針は明快だ。トップチームへの昇格者を増やし、売却益も最大化する。 マヌ・フェルナンデスはかつてマドリーの伝説的な総務部長フェルナンデス・トリゴを父に持ち、自身も1994年から2000年にかけてカンテラでプレー。グティやアルバロ・ベニートとロッカールームをともにし、トップチームの練習に参加したこともある。プレーと並行して学業に励み、コンピュータ工学の上級学位を取得。一時は競技の現場から離れたが、サッカーへの情熱は変わらなかった。指導者ライセンスでは各課程でトップの成績を収め、最終的に指導の道に専念した。ルイス・カンポス(現PSGスポーツアドバイザー)にモナコ行きを誘われたこともある。ヘタフェのカンテラを経て2017年にマドリーへ復帰し、フベニールCとBを率いてリーグ優勝を果たした後、2020年にラ・ファブリカの頂点へと上り詰めた。 ✅ アルベロアとの黄金コンビ マヌの就任と同時期に指導者キャリアをスタートさせたアルベロアとの連携が、今夏の成果の土台となった。2人の信頼関係のもと、フォルテア、ホアン・マルティネス、ニコ・パス、パラシオス、ゴンサロ、マヌエル・アンヘル、セストレロ、ティアゴ・ピタルチ、ハコボ・ラモン、ディエゴ・アグアドといった逸材が次々と発掘された。 ✅ 止まらない「マヌ効果」 1月末にバルデベバスへやってきたアレクシス・シリアは、今やカスティージャのスターターとして定着し、モウリーニョのプレシーズンでも存在感を示した。マヌ就任から6年、その賭けはクラブに大きな配当をもたらした。

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MARCA2026年9月3日 07:52

12時間超の大規模撮影──ベリンガムをめぐるスポンサー間のもめ事も

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーがスポンサー各社との広告撮影を1日に一気にこなす前例のない大規模作業を実施した。12時間以上にわたってカメラが回り続け、バルデベバスは巨大な撮影スタジオと化した。 ✅ 全選手参加の撮影マラソン クラブはベティス戦(金曜)しかない珍しい余裕のある週を活用し、今シーズン中の広告義務をまとめて消化することを決断。BMW、Mahou、Louis Vuitton、Melitta、Adidas、Emirates、HP、Abbott、Hisense、EA Sports、Niveaなど、名だたるスポンサーが次々とバルデベバスにやってきた。制作スタッフの一部は朝9時前には機材のセッティングを始め、施設内各所に撮影セットが立ち並んだ。 モウリーニョは前日夜、通常の練習を午後5時に後ろ倒しすることを決め、午前中から午後にかけての時間帯を丸ごと撮影に充てた。物流は細部まで緻密に設計され、各選手はジム後、理学療法後、リカバリー中、または全体練習前といった個人スケジュールに合わせて順番にカメラの前に立った。例外はなく、全選手が参加した。 ✅ 終始なごやかなムードと「ベリンガムの小さなトラブル」 緊張感は皆無で、選手たちは互いのセットに冗談を言いに乱入するなど、笑いの絶えない1日となった。一方でモウリーニョは2度にわたって撮影エリアを巡回し、選手たちの様子を確認した。 唯一のアクシデントはジュード・ベリンガムをめぐるスポンサー間の小競り合いだ。Louis Vuittonのブランドアンバサダーである彼に対し、同席した他ブランドとの兼ね合いで一時的なもめ事が起きた。最終的にベリンガムはLouis Vuittonの撮影を問題なくこなし、事態は大きくなることなく収束した。 ✅ 夜まで続いた撮影 最後のカメラが止まったのは夜。選手の中で最後に撮影を終えたのは午後8時を過ぎていた。開始から12時間超が経過し、マドリーの「スタジオの日」は幕を閉じた。

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MARCA2026年9月3日 07:21

モドリッチ「マドリーは私の家。いつかまた戻りたい」

スペイン紙『MARCA』がミラネッロで行ったインタビューを伝えた。 ルカ・モドリッチがミランの練習施設ミラネッロでMARCAの取材に応じた。木々に囲まれた静かな環境の中で、40歳のクロアチア人は充実した表情を見せた。体のキレは相変わらずで、サッカーへの情熱は少しも衰えていない。「6歳から今まで、練習しない週は一度もない」と言い切る。 マドリーを離れて1年以上が経つ今も、彼の心に刻まれているのはマドリーへの愛着だ。 ✅ 「子供たちが"家に帰りたい"と言うとき、それはマドリーのこと」 「マドリーが恋しい。街も、クラブも、全部。でも今はミランで幸せに過ごしている。2年目もここにいるのがその証だ」 子供たちはスペインで育ち、自分たちをマドリードの人間だと感じている。「旅先や休暇中に子供たちが"家に帰りたい"と言うとき、それはマドリーのことなんだ」とモドリッチは語った。 ✅ 感動的だった別れの日 「あの日はものすごく誇らしかった。バスの中でも、発表をした日も、ピッチでも、ずっと胸がいっぱいだった。今もあの映像を見ることがある。スタンドで泣いていたファンの姿、届いたメッセージの数々……世界最大のクラブに何かを残せたという満足感でいっぱいになる」 「マドリーに別れを告げることと、マドリーの選手ではない日常に慣れること、どちらが辛かったか?」という問いにはこう答えた。「別れを告げる方が辛かった。慣れることは時間が解決してくれる。でも、すべてを尽くしたと分かっているから、胸を張って去ることができた」 ✅ クラブ史上最多タイトル保持者 「こんなことは夢にも思わなかった。何人の選手が、何人の伝説がこのクラブに足跡を残してきたか。それでも歴代最多タイトル保持者になれたのは、本当に信じられないことだ」 ✅ カゼミーロ、クロース、モドリッチのトリオ 「史上最高の中盤かどうかは自分が言うことじゃない。でも目をつぶっていても互いを理解し合えた。あの時代はマドリー史上最も輝かしい時代だったかもしれない。練習がいくつかの試合より激しかったこともあった」 ✅ 年齢論争に「2019年から言われ続けている」 年齢の話題が出ると、モドリッチはうんざりした様子で語った。「怒るというより、もう飽き飽きしている。2019年のW杯後、33歳のときからこの話が始まった。"もう限界だ"とか"いつまで持つんだ"とか。でもその後、チャンピオンズリーグを2度制し、W杯3位、ネーションズリーグ決勝まで行った。プレーを見てほしい。年齢は関係ない。ピッチで何ができるかだけを見てほしい」 ✅ 6歳からの習慣 「遺伝も関係するかもしれないが、努力なしでは絶対に無理だ。バカンス中も、船の上でどうしようもないとき以外は笑、毎日何かしている。テニス、バスケ、ランニング……6歳から今まで練習しない週は一度もない。このスポーツへの愛が、体を動かし続けさせる」 ✅ モウリーニョが決め手だったマドリー加入 「2012年の移籍で一番の功労者はモウリーニョだ。トッテナムとの交渉は長くて難しかった。彼があれほど粘り強く動いてくれなければ、マドリーは交渉をやめていたかもしれない。1年しか一緒に仕事ができなかったのが唯一の心残りだ」 モウリーニョのマドリー復帰については「もう間に合わないよ笑。でも彼がどこにいても、いつも最高を願っている。クラブにとって素晴らしい選択だと思う。彼は勝者で、マドリーのことをよく知っている」と語った。 ✅ 「マドリーは私の家。いつかまた戻りたい」 「隠すことは何もない。マドリーは私の家だ。いつかまた戻りたいと思っている。でも、ただそこにいるためだけに戻りたいわけじゃない。役に立ちたい、助けになりたいんだ。モウリーニョが最近言っていたように、マドリーのために働くことが大事だ。もしそういう形で貢献できるなら、それが理想だ」 「マドリードに戻って住むつもりでいる。そうなるかどうかは分からないが、そうなればいいと思っている。マドリーは今も、そしてこれからも、私の家だ」

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MARCA2026年9月3日 07:14

ディオマンデ「ヴィニシウスとエムバペがいれば、自分のレベルを上げるしかない」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーの新加入選手ヤン・ディオマンデが、レッドブルのアスリートとして初のインタビューに応じ、コートジボワールの首都アビジャンの路上からベルナベウのロッカールームに至る目まぐるしい歩みを振り返った。 ✅ アビジャンの原点 「アビジャンで育つということは、フットボールがすべてだということだ。まともなスパイクもコートもない。見つけたどんな地面でも、ただサッカーへの愛のためにボールを蹴っていた。あの飢えと喜びは今も変わらない。今の自分のプレーの根底にある」 ✅ 15歳でアメリカへ プロへの夢が具体的になったのは、英語も話せないまま15歳で渡米してからだ。「夢はずっとあったが、フロリダのDMEアカデミーに入ってヨーロッパのスカウトが目を向け始めたとき、現実として見えてきた。最初はコミュニケーションが取れず、何もかもが違った。でもサッカーが僕の言語だった。チームメイトがピッチの内外で居場所を見つける手助けをしてくれた」 ✅ ライプツィヒで開花 ブンデスリーガのRBライプツィヒでの経験が飛躍の舞台となった。「最初のフルシーズンでブンデスリーガのベストルーキー賞を獲得したこと。家族と僕が積み重ねてきたすべての犠牲が報われた証だった。ライプツィヒは毎週、最高レベルで戦う術を教えてくれた。コーチングスタッフはゲームのあらゆる細部を磨くことを求めた。あのシーズンが、マドリーで必要な自信とメンタリティを与えてくれた」 ✅ 幼い頃からの夢が現実に 「幼い頃からの夢が叶うということ。ずっとそのために働いてきた。このクラブで自分の章を書き、勝利に貢献できることが楽しみでならない」 マドリー加入の前には、コートジボワール代表として初のワールドカップも経験した。「国を代表して世界の舞台に立つことで、最大の舞台には最大の平静さが必要だと学んだ。自分の準備を信じるしかない。そしてピッチの外では、その経験を国と家族と分かち合えたことは、一生忘れない宝になった」 ✅ バルデベバスで感じる衝撃 マドリーのトレーニングセンターに合流したディオマンデが驚いているのは、ヴィニシウスとエムバペをはじめとする新しいチームメイトのレベルだ。「信じられない。毎日の練習でバーがあまりにも高く設定されているから、自分のレベルを上げるしかない。彼らの動き方、考え方、毎日の準備の仕方を見るだけで学べる」 19歳のコートジボワール代表アタッカーは、この経験を最大限に活かそうとしている。ピッチを離れれば穏やかな性格で、根付きを大切にしている。「家族や友人と過ごすこと、音楽を聴くこと、アビジャンの家に電話すること。自分がどこから来たかとのつながりを保つことが、自分を地に足のついた状態に保ってくれる」

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AS2026年9月3日 07:04

エムバペ誘拐計画で18歳が起訴──獄中から指示を出していた犯罪組織のリーダー

スペイン紙『AS』が伝えた。フランス紙『Le Parisien』の報道に基づく。 Clément L.(18歳)という人物が、8月21日にナンテールで「組織的強盗」の容疑で起訴された。同人物は共犯者とともに、4月11日から8月19日にかけてパリ近郊の高級住宅地ヌイイ=シュル=セーヌで行われた連続住居侵入・誘拐計画の主犯格とみられている。計画にはキリアン・エムバペの誘拐・襲撃も含まれていた。Clément L.は起訴後に勾留・隔離され、共犯者は条件付き釈放となった。 ✅ 犯行の経緯 最初の実行に移された犯行は4月25日、パリ近郊・高級住宅地ヌイイ=シュル=セーヌにある時計職人宅だった。偽の配達員3人が空き箱を持って訪問したが、住人が罠と気づいて通報し、犯人は逃走した。 5月4日には同じ時計職人の店舗がパリで襲われた。拳銃を持った2人組が押し入り、計150万ユーロ相当の高級時計11本を奪った。犯人の1人はその後バイク事故で逮捕された。その後の捜査で、最初の訪問時に空き箱に残された指紋が決め手となり、主犯格のClément L.が特定された。 ✅ 獄中から指示を出していた 捜査が進む中で明らかになったのは、首謀者がセーヌ=サン=ドニ県のヴィルパント拘置所に収監中であったという事実だ。強姦と売春あっせんの罪で拘留中の状態で、携帯電話を通じて外部への指示を出し続けていた。 警察が押収した携帯電話からは、歌手・サッカー選手・著名人ら26人の住所リストが発見された。その中にエムバペの名前があり、「非常に裕福な標的」として、パリ訪問時を狙った強盗・誘拐が計画されていた。 ✅ 逮捕時の状況と本人の言葉 Clément L.は売春あっせんの疑いで裁判を受ける予定だった当日に逮捕された。過去には麻薬関連と強盗の前科もある。取調べでは「自分の行為が違法であることは分かっていたが、あくまで仲介役に過ぎず、首謀者ではない」と主張した。そして「夢はコックになることだった」と述べた。予審裁判所はすべての事実が解明されるまでの間、外部との接触を遮断した状態での勾留継続を決定した。

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AS2026年9月3日 07:01

CLデビューの証──UEFAが新制度「デビューパッチ」を導入、試合後はトップスの限定カードに

スペイン紙『AS』が伝えた。 チャンピオンズリーグに革新的な新制度が導入される。CLに初出場する選手は、ユニフォームの袖に専用の識別パッチを着用することになった。「デビューパッチ(Debut Patch)」と呼ばれるこの取り組みは、2026-27シーズンから始まる、FanaticsとUEFAの共同プロジェクトだ。 ディオマンデ、ムブエモ、ヨロなど今シーズン初めてCLのピッチに立つ選手たちは、おなじみのCLボールのロゴとともに「DEBUT」の文字が入った小さなパッチを袖につけてプレーする。試合終了後、パッチは回収され、Fanatics傘下のCollectibles企業Toppsへと渡される。Toppsはその選手の限定トレーディングカードを制作し、本人直筆サイン入りで仕上げる。 ✅ 2033年まで延長された包括契約 この取り組みは、UC3とFanatics CollectiblesがUEFAクラブ大会向けに結んだ協力関係の拡張として生まれた。新たな契約は2027〜33年サイクルをカバーし、トレーディングカード、ステッカー、カードゲームを対象とする。対象大会はCL、女子CL、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグ、UEFAスーパーカップ、UEFAユースリーグ。Fanatics CollectiblesはToppsブランドで世界中のファンやコレクター向けに製品を設計・開発し続ける。 ✅ 両社トップのコメント UEFA会長アレクサンデル・チェフェリンは今回の延長を歓迎した。「Fanaticsとのパートナーシップを全UEFAクラブ大会に渡って更新できることは、私たちの協力関係の強さと、世界のファン・コレクターへ一流の製品を届けるという共通の姿勢を示している。Fanaticsは大きな瞬間を特別なものにする方法を知っている。これからに期待している」 Fanatics創業者兼CEOのマイケル・ルービンも続いた。「CLシーズンの幕開けに合わせてこの発表ができることは、私たちにとって大変意義深い。UEFA、欧州クラブ、Fanaticsが一体となって、革新的な製品をファンやコレクターへ届け続ける。デビューパッチのような新たな取り組みを通じ、サポーターを支援するクラブや選手との距離をさらに縮めていく」

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MARCA2026年9月3日 06:55

将軍1人、兵士5人、逸材1人──そして逃した「最後のピース」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 移籍市場最終日のマドリーはいたって静かだった。マヌエル・アンヘルのフラム移籍が確定し、チェマ・アンドレスのブライトン行きが1150万ユーロの追加収入をもたらした。それ以外はシティやバルサのような動きに目を向ける観客の立場だった。 実質的にマドリーの移籍市場が終わったのは8月6日、ヤン・ディオマンデのRBライプツィヒからの獲得が正式発表された時点だ。今夏最大の支出となる移籍金1億2500万ユーロ(固定分)。コートジボワール出身のアタッカーへの期待は大きいが、クラブは意図的に出場機会を調整している。高額の移籍金が選手にプレッシャーを与えないよう、慎重に扱っている。 ✅ 最初の補強はモウリーニョ この夏の補強で最初に決まったのはジョゼ・モウリーニョ自身だった。フロレンティーノ・ペレスの会長選挙キャンペーン中、ソシオ(会員)が投票所に向かう前から正式発表された。同キャンペーン中にはコナテやダンフリースの名前も挙がっており、いずれも7月に速やかに公式発表された。 7月の序盤、W杯開催期間と重なった時期に今夏の補強の大半が集中した。そのなかで最も「サプライズ」だったのがマルク・ククレジャ(5500万ユーロ)の獲得だ。ベルナルド・シウバ加入のわずか2日前の発表で、世間の注目の外から颯爽と決まった。月末にはレバンテからカルロス・エスピが2500万ユーロで加わる新たな驚きもあった。 ✅ バルサとの争奪戦 バレンシア出身のエスピ、ベルナルド・シウバ、ククレジャ、ダンフリースはいずれもバルサが一時関心を示していた(ベルナルド・シウバにはアトレティコも)。しかしマドリーがすべての交渉を制した。唯一の「敗北」がロドリだ。元シティのスペイン代表主将はマドリーの猛アプローチにもかかわらずバルサを選んだ。モウリーニョが「実現していれば市場の最後のピースになった」と表現した存在だ。クラブ内では「ロドリの決断は純粋にスポーツ的な理由によるもの。経済面ではマドリーの提示条件が強力で、バルサを上回っていた可能性もある」と語られている。 ✅ カンテラが賄った夏 結果として、マドリーが手に入れたのは1人の指揮官(モウリーニョ)、5人の兵士(ククレジャ、ベルナルド・シウバ、ダンフリース、コナテ、エスピ)、そして1人の逸材(ディオマンデ)。唯一の後悔はロドリの「ノー」だが、それでも今夏の市場は高い評価に値する。 しかも今夏の補強は事実上、カンテラ出身選手の売却益によって賄われた。チェマ・アンドレスのブライトン移籍分を含めると合計約2億1100万ユーロ。収支は健全そのものだ。ピッチ上でも、今シーズンの出足が発するシグナルはこれ以上ないほど前向きだ。市場最終日の深夜まで電話を気にするようなストレスもなく、マドリーの夏は穏やかに幕を閉じた。

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AS2026年9月2日 20:56

レヴァンドフスキ「モウリーニョを得たマドリーは手強い」──バルサとCLの行方を語る

スペイン紙『AS』が伝えた。 ロベルト・レヴァンドフスキがロサンゼルスからAS紙のインタビューに応じた。4年間のスペイン生活を終えてバルセロナからシカゴ・ファイアーへ移籍したポーランド代表FWは、かつての古巣、レアル・マドリー、そして新天地での生活について率直に語った。 ✅ バルセロナのリーグ開幕について 「最初の2試合はあまり見られなかったが、クラブの現状は把握している。少し時間が必要だ。それでもバルサが良いサッカーを続けてくれることを願っている。非常に良い選手がいるチームだ」 昨シーズンのバルサは65ゴールを記録したが、今夏はレヴァンドフスキ自身の退団に加え、ラッシュフォードのマンチェスター・ユナイテッド復帰とフェラン・トーレスのPSG移籍で得点力が落ちた。クラブはフリアン・アルバレスを後継として検討していたが、最終的にガブリエウ・ジェズスを獲得した。「バルサは最後まで動く方法を知っている」とレヴァンドフスキは言った。 ✅ CLへの期待 「チームにはW杯優勝経験者が8人いる。2〜3年前は若かった選手たちが今は経験を積んでいる。これはチームにとっても、スペインにとっても特別なことだ。最終的にバルサがCLを争い、優勝を祝えることを願っている」 「欧州では序盤の成績より、シーズンを通してレベルを維持できるかが重要だ。バルサは2〜3チームと並んで優勝候補の一角だと思う。2年間タイトルなしの後、メンタルが重要になる。今シーズンは非常に強くなれる」 ✅ マドリーについて 「マドリーは新しい補強とジョゼ(モウリーニョ)の加入でより強くなった。2年間無冠だった後、そのメンタリティは重要で、今シーズンは非常に手強い存在になり得ると感じている。ただ、私はいつもバルサの側にいる」 ✅ シカゴでの新生活 「アメリカにはポーランド人が多く、毎試合たくさんの同胞を見かける。それが特別に感じられる。最初は街だけでなく、国全体への適応に時間が必要だ。ドイツからスペインへの移籍とは違う、もっと大きな一歩だった」 「家族とともにシカゴを気に入っている。ただ、プレシーズンなしで試合を続けてきたのでトレーニングの時間が必要だ。少し立ち止まって、次の数週間でさらに良い状態を目指したい」

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AS2026年9月2日 20:49

ククレジャ、早くも存在感を示す──161分でチームとファンの心を掴む

スペイン紙『AS』が伝えた。 たった161分。それだけでククレジャはチームメイトとマドリディスタの心を掴んだ。マラガ戦での初スタメン(4-0)では、守備の連続したプレーで何度もスタンドから拍手を引き出し、チームメイトから次々と祝福を受けた。「すぐに馴染んだ」という表現では足りないくらいだ。守備の強度、攻撃での質、そしてチームに溶け込むカリスマ性で、1カ月足らずのうちにスタンドのお気に入りの一人になった。 マドリーが獲得を発表した瞬間からサポーターの期待は高まっていた。スペイン代表でのW杯優勝が、そのクオリティへの疑念を完全に払拭した。しかしククレジャの影響力は数字だけで測れるものではない。どこへ行っても良い雰囲気を作る、チームメイトとして申し分のない選手だ。マドリディスタは新たな応援すべき存在を手に入れた。 ✅ ピッチ内外の模範 マラガ戦はそのすべてを凝縮した試合だった。マラガのラルビアに激しくプレスをかけてボールを奪い取った場面(ファウルなし)でスタンドを沸かせた。またコーナーフラッグ近くでファウルを誘った直後、素早く自らボールを拾いにいってリスタートを急いだシーン──相手の陣形が整う前に攻めようとする姿勢にも、集中力の高さが現れていた。 数字にも人柄が出ている。76回のボールタッチ、51本中46本のパス成功(成功率88.2%)、チャンス創出1回。守備では4回のタックル、5回のボール奪取、空中戦1勝、シュートブロック1回。モウリーニョにとって、試合中に心配しなくていい左SBだ。どの指導者も夢見るような選手がいる。 ✅ チームメイトの人気者 この1カ月、練習でチームメイトと冗談を言い合い、エスピとはウォームアップから離れない仲になった。マラガ戦での守備プレー後、多くのチームメイトが次々とタッチしに来たシーンが印象的だった。モウリーニョが求めるチームの一体感を体現するような選手だ。ピッチの内外でマドリーの選手としてのすべての基準を満たしている。 ✅ カレーラスとの競争 マラガ戦は初スタメンだったが、最後ではない。モウリーニョはカレーラスより彼を信頼しているが、ポジション争いはあえてオープンにしている。バルデベバスで状態の良い方がベルナベウで先発する。どのポジションでも緊張感を保たせたい意図だ。マルセロの後継者と呼ぶにふさわしい選手が、マドリーに来た。ククレジャ一家も、マドリードでの最初の1カ月の過ごし方に大満足だ。

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El País2026年9月2日 20:39

プレミアリーグはリーガの5倍の移籍投資──コロナ禍を境に広がった経済格差

スペイン紙『El País』が伝えた。 4シーズン前まで3部リーグで戦っていたプレミアリーグの昇格クラブ、イプスウィッチ・タウンが今夏の移籍市場で費やした金額は2億ユーロ超。リーガのクラブ17チーム(マドリー・バルセロナ・アトレティコを除く全クラブ)の合計と変わらない規模だ。この一例が、サッカー産業のお金がどこにあるかを如実に示している。火曜深夜に閉幕した今夏の移籍市場でも、その構図は変わらなかった。英仏海峡の向こう側の購買力は圧倒的で、スペインで3桁台の移籍金を動かせるのはビッグ3だけという現実はもはや変わらない。 ✅ リーグ別投資額(Transfermarkt調べ) プレミアリーグが今夏費やした約39億ユーロはセリエAの3倍以上、リーガとブンデスリーガの5倍にあたる。6位にはチャンピオンシップ(イングランド2部)の4億3500万ユーロが入り、スペインとドイツの1部リーグより少ないが僅差だ。 ✅ 投資額上位10クラブ 上位10クラブのうち8クラブがイングランド勢で、スペインからはマドリー(8位、2億2500万ユーロ)とバルセロナ(10位、1億8400万ユーロ)のみ。スペイン勢として最上位のマドリーより上に並ぶのは、シティ(5億2600万ユーロ)、チェルシー(4億700万ユーロ)、トッテナム(3億5500万ユーロ)、ニューカッスルとアストン・ヴィラ(いずれも3億ユーロ超)、リヴァプール(2億6500万ユーロ)、アーセナル(約2億2700万ユーロ)だ。 なお、チェルシーとトッテナムは今シーズン欧州の大会への出場権を持っていない。それでも大型補強を断行した。シャビ・アロンソ監督率いるチェルシーはMFモーガン・ロジャーズ(1億3800万ユーロ)を獲得。トッテナムは前シーズン17位という苦境から再出発すべく、サンドロ・トナーリ(1億800万ユーロ)、マテウス・フェルナンデス(9900万ユーロ)、サヴィーニョ(8700万ユーロ)を補強した。 ✅ 最高額移籍と各国の差 今夏の最高額移籍はすべてイングランド絡みだ。エンソ・フェルナンデス(シティ、1億4500万ユーロ)、モーガン・ロジャーズ(チェルシー、1億3800万ユーロ)、エリオット・アンダーソン(シティ、1億3500万ユーロ)、ブラッドリー・バルコラ(リヴァプール、1億2500万ユーロ)。スペインでこの水準に達したのはマドリーのヤン・ディオマンデ(1億2500万ユーロ、ボーナス込みで最大1億4500万ユーロ)のみで、リーガで唯一の3桁台移籍となった。バルセロナのアンソニー・ゴードン(8000万ユーロ)とロドリ(6000万+1500万ユーロ)、マドリーのマルク・ククレジャ(5500万ユーロ)がそれに続く。 ✅ コロナ禍が生んだ「2019年以前」との断絶 リーガとプレミアの差は今に始まったことではないが、コロナ禍が決定的な分岐点を作った。コロナ前最後の夏(2019-20シーズン開幕前)、リーガの投資額は14億ユーロでプレミアの15億5000万ユーロとほぼ拮抗していた。それがいまや5倍の差だ。プレミアは感染症の経済的打撃をものともせず投資額を倍増以上に伸ばした一方、リーガは半減。ブンデスリーガは2019年水準に戻り、セリエAは13億から11億と小幅な減少にとどまり、リーグ・アンも大きくは落ちていない。5大リーグの中でリーガの下落幅が突出して大きい。 マドリー・バルサ・アトレティコの3クラブがリーガ全体の移籍支出の4分の3を占めており、4番目に多く投資したベティス(CLに出場)でさえ約3050万ユーロ。プレミア最下位に近いクリスタル・パレス(6000万ユーロ超)の半分にも届かない。イングランド2部の3クラブ(ミドルズブラ、ウェスト・ハム、バーンリー)でも4000万ユーロを超えており、CLに参加するビジャレアルはリーガ5番目の投資規模ながら2000万ユーロにも届かない水準だ。

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AS2026年9月2日 20:05

カマヴィンガを救え──残留決断後、クラブとチームが一丸となって支える再起の道

スペイン紙『AS』が伝えた。 全員が一人のために。共感と寄り添い、そしてサポート。レアル・マドリーの全員がカマヴィンガを支えている。この時期のキャリアは、疑いようなく難しい局面にある。移籍の可能性が取り沙汰される夏を過ごした。クラブは今も売却に完全に背を向けているわけではないが、彼を見捨ててもいない。残留の意思を明確にした後は、最大限の後押しをしている。チームメイトもスタッフも、カマヴィンガが感覚と自信を取り戻すために日々力を注いでいる。かつて発揮してきたレベルを再び示せるように。 ✅ モウリーニョの言葉 会見でのモウリーニョの言葉は、この状況で考えられる中でも特に力強いものだった。「あまり愛されていない選手が今日素晴らしい試合をした。カマヴィンガだ。彼の応答にとても満足している。強いコミットメントを感じる」。ただし直後に、行間を読む必要がある言葉も残した。「選手の幸福感を取り戻すことは難しいミッションだ。1カ月ではなく、シーズンをかけてやることだ。私はいつも選手たちに言っている──出番がない選手の不満は、監督の手より選手自身の手の中にある、と」。 つまり最終的に証明するのはカマヴィンガ自身だということだ。それでも道中には支えが待っている。マラガ戦では90分間フル出場のスタメン起用がそれを示した。パス成功数でチーム3位(64本、バルベルデの50本・ハウセンの50本を上回る)、ボール奪取数でチームトップ(9回)、ボールタッチでチーム3位(83回)。パス成功率90%という数字は優秀の域に入る。しかしマドリーが求めるのは最優秀だ。まだ足りない。ベルナベウで再び口笛が上がる場面もあった。それでも全体的には、評価をやや回復した。 ✅ 問題はメンタルだった モウリーニョが言ったように、「口笛の一つや二つは人を傷つけない、成長させてくれる」。短期的な効果がどう出るかはまだ見えないが、内部では見解が一致している。カマヴィンガの最大の問題はメンタルだった。自信の喪失は崩落に近いものがあった。昨シーズン終盤の失速、バイエルン・ミュンヘン戦での退場、ワールドカップ落選が重なり、深いダメージを受けた。そこから再建する道のり。フィジカルの問題でもフットボールの問題でもない──ボールの止め方を一夜にして忘れる選手などいない──頭の中の問題だ。 ✅ 残留の意思は揺るぎない 移籍市場での状況は数週間前から明確だ。クラブは最低7000万ユーロ以上での売却に開かれているが、カマヴィンガには最初から残留してこの状況を覆すという決意があった。その確固たる姿勢が、あらゆる交渉を頭から断ち切った。その規模のオファーがマドリーのオフィスに届くこともなかった。市場最終日に驚きが起きる気配はない。彼自身の意思がすべてだからだ。 カマヴィンガがモウリーニョのもとで練習を始めたのは7月13日。両者の関係は良好だ。バルベルデが不動のレギュラーである以上、もう1枠はチュアメニとベルナルド・シウバが激しく争う。スタメンへの道は決して平坦ではない。それでもカマヴィンガは現実を直視した上でなお、挑戦することを選んだ。疑問符を知っている。パフォーマンスの落下を認識している。打ちのめされていたことも。それでも立ち上がろうとしている。そして一人でやっているわけでも、決してない。バルデベバスでは全員が一人のために動いている。ミッションは続いている──カマヴィンガを救え。

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MARCA2026年9月2日 18:55

ラウール・アセンシオ、飲酒運転で有罪──法定値の約4倍、罰金1万4400ユーロと免許停止8カ月

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーのDFラウール・アセンシオが、グラン・カナリア島南部での飲酒運転により有罪判決を受けた。地元メディア『Atlántico Hoy』が先に報じた。 ✅ 飲酒運転の詳細 8月16日、負傷を抱えながらも7月13日からプレシーズンに合流していたアセンシオは、グラン・カナリア南部の繁華街で乗用車(ポルシェ)を運転中に警察の定期検問に引っかかった。事故や危険運転はなかった。検査の結果、呼気アルコール濃度は0.90mg/l──法定上限0.25mg/lの約4倍に達しており、交通安全に対する犯罪行為(0.60mg/l超で行政違反から刑事犯罪へ)と認定された。 アセンシオは判決を受け入れ、3日後の8月19日にサン・バルトロメ・デ・ティラハナで行われた略式裁判で有罪が確定。罰金1万4400ユーロ(1日120ユーロ×120日分の4カ月相当)と、8カ月間の免許停止が言い渡された。 ✅ 別件の裁判も控える アセンシオはさらに別の法廷を抱えている。9月3日・4日・7日の3日間、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアで行われる裁判に、元カンテラ仲間のフェラン・ルイス、フアン・ロドリゲス、アンドレス・ガルシアとともに出廷する。プライバシー侵害(秘密暴露)2件と、児童ポルノ頒布1件の計3件の訴因で、検察は懲役2年6カ月と1日の実刑および罰金を求刑している。 アセンシオは動画の撮影・出演には関与していないが、画像の頒布に関与した疑いが持たれている。検察は裁判中に被害者への謝罪があれば訴追取り下げを検討する姿勢を示しており、被害者2人は公証人立会いのもとで謝罪を受け入れ、賠償金も受け取っている。ただし半公訴罪という性格上、正式裁判を経ずに起訴を取り下げることができないため、証拠調べは公判で行われることになった。

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MARCA2026年9月2日 06:25

マルティネス=アルメイダ市長「問題はマドリーが得るかではなく、街が得るか」──バルデベバス用途変更を擁護

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリード市長のホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダが、バルデベバスにあるレアル・マドリーのトレーニングセンター用地の都市計画変更を擁護した。土地価値が上昇する可能性への批判に対し、市長はこの計画によって緑地の整備、新たな市有スペースの確保、そして街の経済活性化が実現すると強調した。 アルメイダ市長は、この計画は昨年にマドリード州のイサベル・ディアス・アジュソ州知事とともに発表したものであり、目新しい話ではないと述べた。用途変更によって地価が上昇することも、20年以上前に策定された現行の都市計画をいまの実態に合わせて見直す以上、「驚くべきことではない」との立場だ。 ✅ 「マドリーの利益ではなく、街の利益」 市長は「これはマドリーが何を得るかという問題ではなく、街が何を得るかという問題だ」と明言した。計画変更により、現在は存在しない緑地と市有用地が新たに生まれ、バルデベバスの住民が活用できるようになると説明した。また、これまで不可能だった経済活動が可能となり、優秀な人材の誘致や雇用創出、街への「付加価値」の創造につながるとも述べた。 ✅ 新たな用途 市が主導する今回の計画変更では、スポーツ用途の建築可能面積を縮小する一方、オフィス、ホテル、商業施設、民間病院、私立大学などの新用途を認める方針だ。

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El País2026年9月2日 05:43

クラシコは10月25日(日)──13年ぶりにモウリーニョが宿敵バルセロナと対峙

スペイン紙『El País』が伝えた。 今シーズン初のバルセロナ対レアル・マドリーは、10月25日(日)にカンプ・ノウで行われる。キックオフは現地時間21時(日本時間10月26日午前5時)。リーガ第10節に組まれたこの一戦は、モウリーニョが13年ぶりにクラシコのベンチに立つことでも注目を集める。前回は2013年にマドリーでの第1次政権が終了した時が最後だった。 ✅ フリック体制以降のバルサ優勢 ハンジ・フリックがバルセロナに就任して以降、クラシコでのバルサの成績は3勝1敗と優勢だ。昨シーズンは第35節のクラシコでバルサが勝利し、リーガ連覇を決定づけた。同時にそれはマドリーにとって2年連続でタイトルなしに終わることを意味した。モウリーニョが最初に跳ね返すべき壁の一つが、この流れだ。 ✅ CL日程との関係 クラシコの直前にはCLが控えている。バルセロナは10月20日にPSGと、マドリーは10月21日にRBライプツィヒとそれぞれ対戦する。中3〜4日でクラシコを迎える両チームの状態も、試合の行方を左右しそうだ。リーガではともに3戦全勝の完璧なスタートを切っており、首位争いを早くも象徴する一戦となる。 折り返しの第36節(5月9日か10日)のホームゲームと合わせ、今シーズンのクラシコは2試合。まずは10月25日の深夜が、新たな時代の幕開けとなる。

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MARCA2026年9月2日 05:38

モウリーニョ復帰で変わった7つのこと

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 過去2シーズンのマドリーを上回るのが難しくなかったのは事実だ。しかし変革を求められるチームで、時間は常に味方とは限らない。それでもモウリーニョ復帰後のマドリーはリーガ3連勝でスタート。9ポイント獲得という数字以上に、直近の過去と比べて根本的な変化の兆しが随所に見て取れる。 ✅ 1. クルトワが落ち着いて守れている 昨シーズン開幕節はアウェーのオビエド戦、試合開始数秒でクルトワが必死にコースを消しに出る場面があった。今シーズンはここまで3試合でエスパニョール戦2セーブ、レアル・ソシエダ戦2セーブ、マラガ戦1セーブの計5セーブ。ごく普通の数字だ。奇跡的なビッグセーブで救われる場面はまだない。ベルギー人GKにとって、穏やかな開幕となっている。 ✅ 2. 圧巻のベリンガム マラガ戦ではベルナベウ全体がスタンディングオベーションで送り出した。昨シーズンはシャビ・アロンソ解任後、同じスタジアムでサポーターから容赦ない批判を浴びた。モウリーニョの就任が、3年前にスペインへ来た当初の「何でもできる選手」としてのベリンガムを取り戻した。2ゴールという数字を超えて、ジュードが発するメッセージは明確だ──他の誰よりも高い回転数で動き続けている。 ✅ 3. 姿勢がまるで違う リードしているときも、試合が思い通りにいかない時間帯も、マドリーが見せる姿勢は昨シーズンとはまるで別物だ。勝っていても漂うことが多かった倦怠感はもうない。マラガ戦の終盤、チームのレベルが落ちたことにベリンガムが怒りを見せた。あの一幕こそ、エースが求める水準の高さを物語っていた。 ✅ 4. 全員が戦力として機能している モウリーニョの言葉は明快だ。「ベンチがスイッチを入れていれば加点になる。切れていれば問題だ」。2024年のリーグ・CL二冠を支えた一因は控え選手層の充実にあった──ルニン、ナチョ、ホセル、ルーカス、ブラヒム、カマヴィンガ。今季モウリーニョは開幕から全員を戦力として扱っている。ルニン以外の負傷者を除く全員がすでに出場機会を得ており、ベンチからもゴールが生まれた。エスパニョール戦での決勝点を決めたエスピ、マラガ戦でダメ押しを刻んだギュレル。後者は力関係が変わりつつあることを象徴する選手の一人だ。 ✅ 5. バルベルデが再び飛んでいる 昨シーズンの最大の不在のひとつだった。シャビ・アロンソとSB起用を巡って対立し、ベルナベウでのマンチェスター・シティ戦3-0でハットトリックを決めた日だけが本来のバルベルデだった。今シーズンの立ち上がりは、ウルグアイ人MFの支配力ある姿を取り戻している。ベルナルド・シウバが組み立てを担い、カマヴィンガがより自由に動ける配置の中で、キャプテンが復活した。マドリーにとって最大の朗報だ。 ✅ 6. SBが再び力を持っている ダンフリースはパワーと走力で、トレントはクオリティで存在感を発揮している。昨シーズンの右SBは苦境の連続だった──バルベルデはそこから外れることを望み、カルバハルはほとんど出場できないまま引退し、トレントは影を潜めていた。逆サイドも同様だった。しかし今季2試合のプレーでククレジャはすでに示している。ワールドカップ優勝者のスペイン代表が、左サイドの問題を消し去ってくれることを。 ✅ 7. スタジアムとの一体感 ソシエダ戦でベルナベウはすでに警告を発していた──この2シーズンで我慢の限界だ、と。モウリーニョはその空気を受け止め(「野次の一つや二つは誰も傷つけない」)、選手たちも同じく受け取った。開幕3試合を経て、ひとつのことがはっきりした。マドリーのサポーターは、このポルトガル人監督こそチームを再び勝たせる人間だと信じている。

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AS2026年9月2日 05:31

マドリーのカンテラがまた稼ぐ

スペイン紙『AS』が伝えた。 マドリーのカンテラ出身選手による移籍収入の記録が、またひとつ積み上がろうとしている。今回マドリーは直接の売り手ではないにもかかわらずだ。ブライトンが元マドリーのユース出身MFチェマ・アンドレスを現所属のシュトゥットガルトから獲得する手続きを進めており、この移籍によってマドリーには1150万ユーロが入る見込みだ。昨シーズン、マドリーがシュトゥットガルトに売却した際に保有権の50%を保持していた。 ✅ 最終日の駆け込み交渉 スカイ・ドイツが報じ、ASも確認した。移籍市場最終日のこの日に交渉が動き出したが、ボーナス条項の詳細はまだ詰め切れていない。合意の枠組みは存在するものの、両クラブはタイムリミットと闘いながら最終確認に向けて作業を続けている。 ✅ 移籍金わずか37分のキャリアで合計1450万ユーロ 移籍総額が当初テーブルに上がっている2300万ユーロで成立すれば、マドリーにとってはほぼ完璧な計算式になる。昨夏のシュトゥットガルト売却時の300万ユーロと合わせ、トップチームでの公式出場時間わずか37分の選手から合計1450万ユーロを回収することになる。 最終日の動きはチェマ・アンドレスのブライトン行きだけではない。マヌエル・アンヘルのフラム移籍に続き、セルヒオ・アリバスのベンフィカ行きも注目を集めている。

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AS2026年9月2日 05:27

リュディガー、ドイツ代表引退を発表──「マドリーに全力を注ぐ」

スペイン紙『AS』が伝えた。 アントニオ・リュディガー(33歳)がドイツ代表引退を発表した。W杯でのドイツのパラグアイ戦ラウンド16敗退を受け、約2カ月間、国際舞台での将来を熟考した末に下した決断だ。9月17日に予定されるユルゲン・クロップ監督就任後初のマンシャフト招集の16日前に、SNSを通じて自ら意思を表明した。2014年5月13日のポーランド戦デビューから実に12年以上にわたる代表キャリアに幕を引いた。通算86キャップ。W杯4度制覇の誇りを持つドイツ代表での積み重ねだ。 ✅ リュディガーの声明 「熟考の末、代表キャリアに区切りをつけ、若い世代にバトンを渡す時が来たと判断しました。2014年に初めてドイツ代表のユニフォームを着た時、最終的に86キャップに達するとは夢にも思っていませんでした。 近年の大会では大きなタイトルには届かず、つらい敗戦も経験しました。それでもこの時間は、私のキャリアを形作った、かけがえない特別な章です。 感謝を伝えたい方々がいます。 チームメイトへ──ともに戦い、ロッカールームや合宿で生まれた結束、そしてフットボールを超えて続く友情に感謝します。 コーチングスタッフ、サポートスタッフの皆さんへ──長年にわたる信頼と、裏方での献身的な仕事に感謝します。特にヨアヒム・レーヴ、ハンジ・フリック、ユリアン・ナーゲルスマンの各監督、そして育成年代でお世話になったホルスト・ルベッシュコーチには、特別な感謝を伝えたいと思います。 そしてサポーターの皆さんへ──熱い声援をありがとうございました。とりわけ2024年の自国開催ユーロで体感した唯一無二の雰囲気は、生涯忘れません。」 タイトルなき歩みではあったが、リュディガーにとってドイツ代表はキャリアの礎となる存在だった。これからは古巣チェルシーを離れて辿り着いたマドリーに、すべてを注ぐ。

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AS2026年9月1日 21:29

ラウール・アセンシオ、訴追取り下げへ──性的動画拡散事件、被害者の許しで決着か

スペイン紙『AS』が伝えた。 今シーズン序盤の負傷から回復中のラウール・アセンシオに、ピッチ外で明るい兆しが見えてきた。予定通りに進めば、今週木曜日の午前9時(現地時間)に故郷グラン・カナリア島のサン・バルトロメ・デ・ティラハナ裁判所に出廷し、プライバシー侵害罪の訴追が取り下げられる見通しだ。 ✅ 事件の経緯 2023年夏、グラン・カナリア南部のビーチクラブでの出来事が発端だ。マドリーのカンテラ(下部組織)の選手たちが休暇を過ごしていた際、当時未成年だった女性と成人女性が映る性的動画が撮影された。アセンシオは撮影にも映像にも関与していなかったが、その動画を第三者に見せたとして告訴された。 ✅ 被害者の「許し」による訴追消滅 スペインの法律では、プライバシー侵害罪は「半公訴罪」に分類され、被害者が正式に許しを与えた場合、検察が訴追を取り下げることができる。今回、動画に映っていた2人の被害者が正式に許しを表明しており、アセンシオへの刑事責任は消滅する方向だ。3年越しの法的な荷物が、ようやく下りようとしている。 ✅ 元カンテラ仲間3人は別問題 一方、同じカンテラ出身のフェラン・ルイス、アンドレス・ガルシア、フアン・ロドリゲスの3人は事情が異なる。彼らへの容疑は「児童ポルノの頒布」であり、こちらは被害者の許しが適用されないとして検察は訴追を維持する方針だ。成人として映像に映っていた女性はAS紙のインタビューでこう語っている。「誰も私に罪悪感を抱かせることはできない。悪いのは彼らだ」。

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MARCA2026年9月1日 21:18

ロナウド🇧🇷とロベルト・カルロスがブラジル3部クラブを買収──8年以内のセリエA昇格を目標に

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 ブラジル3部リーグ(セリエC)のインテル・デ・リメイラの取締役会が、ロナウド🇧🇷とロベルト・カルロスが参加する投資グループによるクラブSAF(フットボール株式会社)の経営権取得を承認した。臨時株主総会では定款が定める3分の2以上の賛成が必要だったが、53票の賛成に対して反対はわずか1票。会場の外で試合経過を見守っていたサポーターは、花火を打ち上げて結果を祝った。 ✅ 買収の概要 今回の合意では、SAF株式の80%を取得し、10年間で最大7540万ユーロを投資する計画だ。ファンドを率いるのは、かつてクルゼイロとレアル・バジャドリードでロナウド🇧🇷とともに働いたエグゼクティブのエンリコ・アンブロジーニで、元マドリーの2人に加え、サウジアラビアのアブドゥラ・ビン・サード・ビン・アブドゥルアジズ・アル・サウド王子も出資者として名を連ねる。 ✅ 112年の歴史を持つクラブ インテル・デ・リメイラは創立112年の老舗クラブだ。サンパウロ州内陸部出身のクラブとして初めて州選手権を制した1986年の栄光と、1988年のセリエB優勝という2つのタイトルを誇る。投資グループの掲げる目標は最大8シーズン以内のセリエA(ブラジル1部)昇格だ。

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MARCA2026年9月1日 21:12

アルベロアのマドリートリオ完成──マヌエル・アンヘルがフラムへ

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マヌエル・アンヘルがフラムとの契約を結ぶためロンドン入りした。MARCAが8月28日に報じた通りになった。アルバロ・アルベロア監督は、カスティージャの元主将をゴンサロ、パラシオスに続く3人目のマドリー出身選手としてフラムに迎え入れ、自身の「マドリートリオ」を完成させた。移籍金は選手の保有権70%に対して約400万ユーロとなった。 ✅ ティアゴ断念からマヌエル・アンヘルへ 当初アルベロアが狙っていたのはティアゴ・ピタルチだった。しかしモウリーニョとクラブが退団交渉のテーブルにすら着かなかったことで、その移籍は実現不可能となった。標的が変わった。アルベロアが次に目を向けたのが、カスティージャ時代に自らが主将として信頼していたマヌエル・アンヘルだった。 MFは昨シーズン、トップチームの練習に長期間参加し存在感を示したが、モウリーニョのプレシーズンには帯同できず、カスティージャからも切り離されたまま夏を過ごしていた。去就の行き先が定まらない不安定な状況が続いていたが、恩師アルベロアが動いた。プレミアリーグという新たな舞台での挑戦が、その長い夏に終止符を打つことになった。

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AS2026年9月1日 20:37

移籍市場最終日──計26名でシーズンへ

スペイン紙『AS』が伝えた。 補強はない。ただし先に誰かが出ていけば話は別だ。それも見込みは薄い。だからベルナベウのオフィスには穏やかな空気が漂うだろう。それでも待機は続く。移籍市場の最終日とは、そういうものだ。土壇場では隠し札が出てくることがある。「今しかない」という状況が生まれると、何かが動く。想定外の動きが起きる可能性もゼロではない。そうなれば計画は変わる。だが変わらなければ、静かな1日となる。もっとも可能性が高いシナリオは現状維持だ。アセンシオもカマヴィンガも残留の意思を示しており、市場の扉はほぼ閉じている。完全に施錠されているわけではないが。深夜0時まで電話が鳴る可能性はある。スタンバイのまま、最後まで目を光らせる。 ✅ アセンシオとカマヴィンガ 視線は自然とこの2人の名前に集まる。背景は異なるが、共通点がある──どちらもバルデベバスを見据えている。ラウール・アセンシオに関しては、クラブはレンタル移籍の選択肢も検討したが、最終的には残留の方向だ。カマヴィンガの場合、放出は経済的な大きな収入源として常に念頭に置かれてきた。売却益で資金を調達し、次の補強に備えるためだ。だからこそ「最低でも7000万ユーロ以上の移籍金がない限り手放さない」という方針が何週間も続いている。その規模のオファーは届いていない。 ✅ その他の状況 市場を動かしうる要因があるとすれば、その条件を満たすオファーが1日のうちに届き、選手との交渉が再び動き出し、姿勢が変わるという流れだ。しかし現実的にはそのような連鎖は考えにくい。メンディについても、クラブは動きを完全には否定していないが、負傷が続いている以上オファーは来ないとみている。エンドリッキについては残留が濃厚だ。モウリーニョが直接「必要としている」「戦力として数えている」と伝えており、本人も残る方向に気持ちが固まっている。 ✅ 「理想は21〜22人」──でも26人になった 新規加入がなければ、モウリーニョのスカッドは26名となる。ファーストチーム登録25名にBチームからのティアゴを加えた人数で、セルヒオ・マルティネスは含まれない。内訳はGK2名、右SB2名、CB5名、左SB3名、MF7名、WG4名、FW3名。モウリーニョが語ってきた理想像──「21〜22人、多くても22人」「コンパクトなスカッド」──とは開きがある。ただ、状況がそうさせた。 ✅ 26人のスカッド(2026年版) ✅ 総額2億2500万ユーロの夏 今夏の加入は6名。ダンフリース(2000万ユーロ、カルバハルの後継)、コナテ(フリー移籍、アラバの後継)、ククレジャ(5500万ユーロ、フラン・ガルシアの後継)、ベルナルド・シウバ(フリー移籍、セバージョスの後継)、ディオマンデ(1億2500万ユーロ、クラブ史上最高額、マスタントゥオーノの後継)、エスピ(2500万ユーロ、ゴンサロの後継)。合計2億2500万ユーロで、そのうち56%がディオマンデ1人に費やされた。MF補強の枠はロドリ獲得断念で事実上閉じ、CB補強の枠はアセンシオが出ない限り開かない。 最後の数時間、オフィスの電話が鳴る可能性は捨てられない。ただ前提は変わらない──出ていく選手が出ない限り、補強はない。マドリーにとってのこの移籍市場は、事実上ここで幕を引く。あとはスタンバイあるのみだ。

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AS2026年9月1日 20:29

トレントは諦めない──解き放たれたプレーを見せる

スペイン紙『AS』が伝えた。 キックオフからわずか1分、ボールが右サイドの攻撃ゾーンにこぼれた。今季リーグ初スタメンのトレント・アレクサンダー=アーノルドが即座にシュートを狙ったが、わずかに枠を外れた。白い鼓動が高まっていた午後の、最初の大きな決定機だった。 ✅ 苦しかった昨シーズンと夏 昨シーズンは怪我が続き、チームもベンチ交代という激動を経験した厳しい1年だった。出場は56試合中30試合にとどまり、内訳はリーグ21試合、CL9試合。カップ戦もスーペルコパも出番なし。ジローナ戦とアスレティック戦はメンバー外、バルセロナ・バレンシア・エルチェ戦はベンチスタートだった。 夏もポジティブな材料に乏しかった。イングランドは3位でワールドカップを終えたが、そのメンバーにも選ばれなかった。加えてデンゼル・ダンフリースが加入し、リーグ開幕の2試合はエスパニョール戦・レアル・ソシエダ戦ともにダンフリースがスタメンを張った。 ✅ モウリーニョの信頼が転換点に それでもトレントは折れなかった。右SBの定位置をめぐる競争に加え、チーム内での立ち位置が安定してきたことと、モウリーニョが与えた信頼が落ち着きをもたらした。トレントは7月中旬からポルトガル人指揮官のもとで始動した8人のファーストチーム選手のうちの1人だった。マラガ戦では、かつてクロップのリヴァプールで光っていたポジショニングが戻ってきた。ペナルティエリアに積極的に侵入し、判断が早く、関与度が高い。昨シーズンとは別人のようだった。 ✅ マラガ戦の数字 ククレジャの存在と、ハウセン・リュディガーが守備ラインを高く保ったことで、トレントは守備の心配なく前に出られた。それが数字に表れた。 チーム最多の117回のボールタッチ、96本中87本のパス成功率(最終サードでは21本中16本)、シュート2本(1本は枠外、もう1本はGKアルフォンソ・エレーロがセーブ)、3点目となったエムバペへのアシスト、チーム2位の3チャンス創出(ヴィニシウスが4)、クロス12本。さらに6回のボール奪取でチーム3位に入り、そのうちの1回は左サイドでの奪取でベリンガムから拍手を受けた。 積極性。気迫。別次元のトレント。諦めないトレントが、そこにいた。

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MARCA2026年9月1日 20:25

6度目の挑戦──モウリーニョの信頼を武器に再起を図る

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 カマヴィンガにはまだ言うべきことがある。フランス人MFは証明すべきものを多く抱えてマドリーでの6シーズン目に臨んでいる。今夏は去就さえ問われた選手が、だ。振るわなかった昨季の後、クラブの資金繰りのために放出候補として名前が挙がったが、本人は荷物をまとめるつもりなど一切なかった。モウリーニョの就任がすべての疑念を払拭した。指揮官はスカッドに残す判断を下し、その信頼が今のカマヴィンガの出発点となっている。 夏の幕開けは苦いものだった。ディディエ・デシャン監督がフランスの4位終わりのワールドカップのメンバーに選ばなかったのだ。ただこの落選が、プレシーズンへの早期合流を可能にした。中盤に人材難を抱えるモウリーニョのもとで優等生のひとりとなり、4試合の親善試合のうち3試合でスタメン出場、最後の1試合のみベンチスタートだった。 感触は一定ではなかった。同じ試合の中でも良い時間帯と気落ちするような時間帯が交互に訪れ、パフォーマンスへの疑問符はくすぶり続けた。その流れが変わったのがマラガ戦だ。数えるほどのミスしか犯さない充実した内容で、ようやく求められてきたレベルを発揮した。待ち望んでいた転換点だった。 その復活にはモウリーニョの力が大きい。監督はマラガ戦後に公の場で背中を押した。「カマヴィンガ、あまり愛されていない選手が今日素晴らしい試合をした。彼の応答にとても満足している」と会見で語った。 ほぼ現状維持のスカッドにおいて、フランス人は昨季末に誰もが予想したより多くのチャンスを得られる立場にある。夏の補強は一対一の入れ替え──ベルナルド・シウバがセバージョスの後釜として加入──にとどまり、中盤の人数は増えていない。出場時間の配分は全員に余地を残している。 そうした状況でカマヴィンガが最大化すべきは、他の選手と異なる特性だ。広いカバー範囲、ボール奪取、そのままドリブルで前進する能力は、唯一無二のプロフィールを形成する。マラガ戦で見せた姿を維持できれば、カマヴィンガには脇役からモウリーニョの「兵士」として再生する道がある。こうした選手を最大限に活かすことは、いつもポルトガル人指揮官の得意とするところだ。

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The Athletic2026年9月1日 05:32

モウリーニョが必要とするスカッドは揃っているか

The Athleticのレアル・マドリー担当記者ギジェルモ・ライが伝えた。 レアル・マドリーは日曜日にマラガを4-0で下し、モウリーニョ復帰後の新シーズンで開幕3連勝を達成した。 第2次政権はまだ始まったばかりで、国内外でより大きな試練が待ち受けているが、大きな夏の再建を経たチームの明確な進歩の兆しがベルナベウ中で祝われている。 ✅ 夏の補強6名 2025-26シーズン終了以降、主要タイトルなしで2年連続のシーズンを終えたマドリーは6人を獲得した。チェルシーから左SBのマルク・ククレジャ(6000万ユーロ)、アンフィールドでの契約満了に伴いリヴァプールから自由契約でCBのイブラヒマ・コナテ、インテルから右SBのデンゼル・ダンフリース(2000万ユーロ)、マンチェスター・シティとの契約終了後に自由契約でMFのベルナルド・シウバ、RBライプツィヒから最大クラブ記録となる1億4000万ユーロでウインガーのヤン・ディオマンデ、そしてレバンテからFWのカルロス・エスピ(2500万ユーロ)。 モウリーニョの側近によれば、これらの補強はすべて指揮官の承認を得たものだという。ただし彼らは、CBとMFをもう1名ずつ補強したかったとも明かしている。後者の主要ターゲットはシティのロドリだったが、30歳のスペイン代表キャプテンはバルセロナ移籍を選択した。マドリーの上層部は今移籍ウィンドウでの追加補強はないと明言しており、大規模な売却がない限りその方針は変わらない。DFラウル・アセンシオとMFカマヴィンガの放出は模索されたが、両選手ともチームに残ってポジションを争う意志を示した。 ✅ 「20人のコンパクトなスカッド」 追加補強の可能性についてモウリーニョは公の場で繰り返し満足の意を示している。今月上旬の会見では「ミリタオ、メンディ、ロドリゴといった長期負傷者を除いて、約20人のコンパクトなスカッドが好ましい」と語った。 マラガ戦で圧巻のソロゴールを決めたベリンガムはクラブメディアにこう語った。「非常に強いスカッドがある。全ポジションに質を持つ素晴らしいチームだ。監督が交代を使う時、前の試合で出なかった選手が賢くて良いプレーをする理由がわかる」 ✅ 固定された6つの軸 開幕3試合を経て、モウリーニョは6人の不動のレギュラーを確立した。GKはティボー・クルトワ、CBにディーン・ハウセン、アンカーにフェデリコ・バルベルデ、トップ下にベリンガム、左ウイングにヴィニシウス・ジュニオール、1トップにキリアン・エムバペ。残りのポジションは競争で決まる。 昨夜のマラガ戦では5つの変更でその層の厚さを示した。トレント・アレクサンダー=アーノルドが今季初スタメンでダンフリースに代わって右SBに入り、アントニオ・リュディガーがコナテの代わりに右CBへ。ククレジャが左SBで初先発(カレーラスがベンチへ)、中盤ではカマヴィンガがベルナルドに代わり、ブラヒムがギュレルの代わりに入った。連続性や連携への懸念は即座に払拭された。むしろターンオーバーがマドリーのレベルを引き上げた。 ✅ 守備陣の現状と負傷者の影響 モウリーニョは守備陣で定期的にローテーションを行う見通しだが、負傷者の存在がその選択肢を狭めている。ミリタオは9〜10月中にハムストリングの負傷から復帰予定で、アセンシオも同じ箇所の怪我からやや遅れて戻る見込みだ。 ✅ 中盤の課題──クロースとモドリッチの穴 中盤のパフォーマンスはここまで好調で、カマヴィンガはマラガ戦でフル出場し監督からの称賛を受けた。しかしチュアメニが鼠径部の問題から間もなく復帰するとはいえ、2024年夏のトニ・クロース退団、その1年後のルカ・モドリッチの退団以来、ピッチ中央でゲームをコントロールするプロフィールが補強されていないという指摘は続いている。 一方、ベルナルド・シウバはダイナミックで多様な役割をこなせる選手として既にその価値を示しており、特にレアル・ソシエダ戦(4-1)でのビルドアップへの関与が光った。ギュレルも開幕好調で、マラガ戦ではわずか5分の出場で91分にカウンターを自ら起点にしてゴールを決めた。ただしモウリーニョは21歳のトルコ代表をアンカー的な役割を担う準備がまだできていないと評価しており、成長過程にあると位置づけている。 ベリンガムはより攻撃的なポジションからではあるが、マドリーの多くの局面で軸となりそうだ。彼が欠場するような事態になれば、同様の解決策を見つけることは難しいかもしれない。 ✅ 攻撃陣──選択肢が多すぎる贅沢 攻撃陣の計画については疑問が少ない。純粋な才能の集中度という点では、これ以上を想像しがたい水準だ。ただし選択肢が多すぎる問題もある。1月にリヨンへの期限付き移籍から帰還したエンドリッキも加えると、エムバペ、ヴィニシウス、ディオマンデ、ブラヒム、エスピ、エンドリッキ、そして復帰後のロドリゴの7人が3つのポジションを争う。 期待される最強ラインナップ──左にヴィニシウス、1トップにエムバペ、右にディオマンデ、中央にベリンガム──はまだ本来の高みに達していないが、開幕3試合でのリーグ10ゴールがその可能性を示している。 ベリンガムとエムバペはすでに際立っている。ヴィニシウスは1ゴール2アシストと貢献しているが、精度やスペースの見つけ方に課題も見られる。ディオマンデはまだスタメン出場がなく、ベンチからの60分間も比較的静かだ。 ✅ カンテラ選手の存在 モウリーニョはカンテラ選手も必要に応じてメンバーに含める意向を明らかにしている。CBのマリオ・リバス(19歳)、MFのホルヘ・セステーロ(20歳)、ウインガーのアレクシス・シリア(18歳)は3試合すべてでメンバー入りしているが、まだ出場機会はない。 これらをまとめると、マドリーのスカッドは昨季末より改善されている。しかし完全にバランスが取れているかどうかは、今後数カ月が明らかにするだろう。

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